大道芸で1日200ユーロ[2009年5月]
バルセロナのランブラ通りには、とにかく大道芸人が多い。
でも聞くところによると、バルセロナの大道芸の規則はとても厳しいそうで、人だかりが出来てしまうような芸(例えば手品、ライブなど)はスリが横行してしまうのでやってはいけないのだとか。
警察に捕まってしまうと、一度目はパスポートのチェック、2度目は罰金200ユーロと大道芸グッズの没収という、とても厳しい罰があります。
なのでほとんどの大道芸は奇妙な恰好をして、芸というよりもじっと立ち止まって写真を撮ってもらって稼いでいるみたいです。
ところで気になる1日の収入ですが、週末にもなるとなんと1日200ユーロくらい稼げちゃうそうです。
1euro=130円で計算すると2万6000円!1euro=170円だった頃なんて3万4000円です。スゴイー!!
金曜日にその通りを歩いてみましたが、とにかくちょっと観察しているだけでもどんどんお金を缶にいれていくので、やはり結構稼げるのかも。
さすがヨーロッパ。一大観光地のバルセロナ!
2人でやろうかな、なんて。
ヨーロッパを安く賢く乗り切るには、予約が必要だ![2009年5月]
自由気ままに旅をしたこれまでの旅とは打って変わって、ヨーロッパの旅は大変です。
夏のバケーション前とはいえ、徐々に航空券や宿代は高くなってきているし、既に人気の宿などは予約が埋まりやすくなっています。
それまでは「明日出る?」「やっぱ明後日出よう」みたいな感じだったし、宿の予約もほとんど必要なかったけれど、滞在だけでもべらぼうにお金のかかるヨーロッパで、そんなのんきなことはできません。
バックパックを背負いながら宿の金額を聞いてホテルを周るなんてあほらしいし、移動もネットで事前に予約した方が安いし、
念入りな計画と夫婦の協力が勝因となるヨーロッパ旅行!
別名、時は金なりツアーです。
それにしても、最近は何から何までネットで予約できるので便利な世の中です。
しかし毎回計画して動き回ることに不慣れなので、早速少々お疲れ気味です。
バゲットをかじりながら歩くフランス人[2009年6月]
フランス人は食べ歩きをしている人が多いと感じます。
また公園のベンチや教会の階段だったり、地下鉄でムシャムシャ食べています。
しかも食べているものが、ハムやチーズも何もはさんでいないただのバゲット!長いバゲットをムシャムシャと食べているところを何度も見ました。物足りなくないのかな。最初はなんだか不思議な光景でした。
あぁそうだ、ここはフランスだ!フランスパンだ!と気付き、私達もバゲットを1つ買ってみました。
中はしっとり、外はややかっちりしていて、すごい美味しい!
さすが本場のフランス。1Euroのバゲットで感動しました。
パリに住む日本人[2009年6月]
ワーキングホリデーを利用して、パリで働きながら滞在している友人に会いました。パリに住むなんてお洒落だ!
しかも私達ととても近い職種なので、ヨーロッパのデザインをたくさん吸収できてなんとも羨ましい。
それにここはヨーロッパ。週末はロンドンに行って・・・この間は北欧に行って・・・など旅行自由度もはるかに高い。
お洒落すぎです。
やはり旅行で訪れた人が見たパリと、住んでいる人が見たパリは視点が違い、滞在の話やフランスの移住者の話、ガイドブックには載っていない現地人に人気のお店に行ったり、ローカルフランス料理のレストランを教えてもらったり。
その後町歩きしながらパリジャン&パリジェンヌたちの見方も変わってきました。パリのつよーい見方、ケイコちゃんありがと!
それにしても、宿で出会った日本人は旅行者よりも滞在者の方が多かったです。
のだめカンタービレのようにピアノ留学している人、3ヶ月間だけパリでアパートを借りて住む人、同じくワーホリで来たばかりの人など。私達が滞在した宿は、アパートが決まるまでという人ばかりで、しかも圧倒的に女性でした。
ちなみに日本食レストランが集まるオペラ通り近くで賃貸情報を調べてみました。パリのアパートは非常に高い。多分東京並みかそれ以上です。なのでルームシェア募集の張り紙もたくさんありました。必要な家具や設備も揃っているし、短期間でも借りられるところもあったので、お金に余裕があったら1ヶ月くらい住んでも良かったなぁ。
それと納豆は4パックで3Euro。のだめが納豆を大切そうに食べていたわけです。
滞在者と旅行者とで話題が全く違うので、いろいろ聞けたパリ5日間。ヨーロッパはいろいろな日本人がいて面白いです。
ヨーロッパは小型車が人気[2009年6月]
ヨーロッパでは小型車をかなり良く見かけます。
人気の順で言えば、BenzのSmart、Fiat500、Roverのminiなど。小さいんだけれど存在感があってスタイリッシュな小型車をよく見ます。
それもそのはず、ヨーロッパでは昔ながらの街並みが残っている道ほどとても狭い。それに日本に比べて駐車場が少なく、ほとんど路上駐車です。なので小型車がスイスイ〜と縦列駐車している光景をよく見かけます。
これなら私にも縦列駐車できそう。
ここ1年半ほど日本の状況は分からないけれど、ヨーロッパではスペイン、イギリス、フランス、イタリア4カ国とも小型車ばかりで、ヨーロピアンのニーズは小型でエコなんだなぁと実感しました。
ヨーロピアンは日焼けが大好き[2009年6月]
アフリカにいた頃は、周りが皆黒人だったので自分が黒いとは思わなかったのですが、以前日記に書いたようにヨーロッパで日本人旅行者やハネムーンっぽいカップルを見かけると、皆とっても色白なのでびっくりしています。
もう既に半分諦めているのですが、ボリビアで買った日焼け止めがいけないんだ、と新しい日焼け止めクリームを買いに行きました。
しかし、日本の薬局だったら間違いなくこの時期、いろいろな種類の日焼け止めがずらりと並んでいるのに、あれ・・・?あれ・・・?日本と違う。
サンオイルの方ががずらり。これだ!と間違えて白いボトルのサンオイルを買ってしまいそうになりました。余計黒くなっちゃうよ。一番下に置いてある日焼け止めはたった1種類でした。
こういった感じで、大抵どのお店もサンオイルが優先に置いてあります。
本当にヨーロピアンは日焼けが大好き。どうも肌が黒いことがステイタスのようで、公園や教会の広場では水着になって焼いているオネエサンたちだらけです。
「まぁ、こんなに焼いてバケーションはどこへ行ったの?」「ニースよ」って感じでしょうか。
実際イタリアは日差しが強くて毎日暑いのですが、帽子を被っている人や日傘を差している人はあまりいません。ヴェネチアなんてもはや「バケーションはヴェネチアだったのよ。」と言いたくなりますもんね。たしかに色黒のオネエサンはカッコイイですけど。国が変われば日焼けの考え方も違うんだなぁ。
余談ですが、先日ドミ部屋に日本人が入ってきたときに、「こんにちは」と言ったら、「わっフィリピン人かと思った」と言われました。日本に帰国したら日本人と思われるかなぁ。
たびばあちゃんに出会う[2009年6月 クロアチア・ザグレブ]
先日パッカー宿で1人の年配の日本人女性に会いました。
「孫2人と一緒に1ヶ月間旅をしているんです」
えっ!?孫!?
2人の孫は確か中学生くらいの年齢だったのですが、そうすると年齢は・・・65〜70歳くらいでしょうか。
そのおばあちゃんは昔から旅が好きだそうで、見た目は想定年齢からしたら若く、その上おしゃべり好きで超元気。
「孫が毎日疲れたー疲れたーばっかり言っていて困っているの」と言っていたのですが、おばあちゃんの元気にはとにかく驚きでした。しかもインターネットで情報を探したり、次の宿もネットでサクサク予約しているし!!すごい。
世界中で日本の年配ツアー旅行者に会いましたが、こんな自由旅行をしている年配の日本人は初めて。
尊敬するなぁ、私達も老後もずっと自由旅行派だろうねぇ、とマサに言ったら
「いや、僕は老後にお金があったら旅行じゃなくて車とか時計とか買うよ。」とあっさり言われました。
粒胡椒、岩塩、オリーブオイル[2009年6月]
この旅ではまっているものがあります。
粒胡椒、岩塩、オリーブオイルの3点セット。
南米の頃だか、レストランでサラダを頼むといつもこの3点セットが出てきて、以来サラダにオリーブオイルと塩と胡椒をかけて食べるのにはまり、ガリガリと削って振る粒胡椒と岩塩を持ち歩いています。最近はオリーブオイルも持ち歩き、常にサラダはこの3点セット。
こういうのを持ち歩いているから余計重くなるのですが、これがシンプルで美味しい!
旅に出て海外の食生活をいろいろ体験しました。日本に帰っても岩塩と粒胡椒とオリーブオイル3点セットは続きそうです。
世界のマクドナルドを食らう[2009年7月]
この旅ではまっているものPart2は世界のマクドナルド。
その国に世界的文明の味マクドナルドがあるなら必ず行きます。まずご当地マックメニュー。各国でいろんな味のハンバーガーがあり、その国のオリジナリティが楽しめます。
普通のカフェと劣らないくらい内装がお洒落だったり、サービスも様々で、各国の食べ比べ&見比べは結構面白いです。
また、国によって金額も全然違います。
これまでで一番安かった国はパナマか南アフリカで、たしか日本円で250円くらいでBigマックセットが食べられました。スゴイ!!
そして一番高かったのはスイス。セットを頼んだら1000円越しました。ひぇっ。フランスも高かったなぁ。
面白いのが各国の物価で比べた場合なのですが、先進国ではマクドナルドは安い食べ物なのに比べ、中南米・中国・東南アジアではマクドナルドは物価に比べちょっとたか〜い高級な食べ物でした。物価が安い=マックが安いというわけでもないのです。
しかし何よりも一番すごいのは日本!
世界で有数の物価高を誇る日本で500円でセットが食べられるのは、これは世界的脅威です。接客も世界でNo1な気がします。日本マクドナルドの努力の賜物です。すばらしい!!
ということで、これからも更なるマクドナルド研究を続けます。
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