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番号日本人は中国人[2008年8月 グアテマラにて]

シェラで市場に行ったときのこと。
突然古着屋のおばちゃんに「チーノ(中国人)、あんたの国の言葉で『ブエナスタルデス』は何て言うの?」と言われました。
とりあえず「私は日本人だよ。でね、中国は『ニーハオ』で日本は『こんにちは』だよ」と教えてあげたら、なーんとそのおばちゃんと隣にいたおじちゃんに目を真ん丸くして「えっ!?違うのか」とびっくりされました。
その時は「中米は国が変わってもほとんどスペイン語なわけだから、ビックリされてもしょうがないよね」と話していたら、更にビックリ、ここではゴキブリ及び昆虫類はみーんな「インセクト(虫)」、どんな種類の魚も「ペスカド(魚)」と呼んでいるそう。
えーそれは大げさでしょうと思っていたのに、ダニ、蚊、ハエはみーんな「モスキート(蚊)」と言ってました。
ということは要するに、アジア人はみーんなチーノ。日本人であろうが、韓国人であろうが関係ない!
もはやアジア人がチーノなわけだ!!
(よく考えると日本人もその昔、白人見ればアメリカ人と思っていたのと同じかしら。)
ある人は「スペイン語辞書で『CHINO』ってひいたら『アジア人全般を指す』って書いてあったよ。」とのこと。

みんなとっても大雑把です。

番号やる気のないイミグレ[2008年8月 中米]

陸路国境をするといつも思うこと。
イミグレーションの係員はやる気がない!!
ワイロを請求してきたり、出国税を多く請求してきたり、適当にパスポートを開いた場所にスタンプ押したりと、話で聞くとおり結構腐っている。
「ここは本当に国境かしら。」と思ったところといえば、メキシコのティファナ。ここのイミグレのおっさんはずーっとテレビを観ていてこっちを見ようとしない。ツーリストカードの記入について聞いても「ああん?」と感じが悪い。
それとラオス。ここなんてスタンプを押すお姉さんはモニターを見ていると思ったらなんとDVDを観ながら笑っていました。もちろんこちらの顔をほとんど見ないでスタンプ。

しかーし、それを逆手に取ると都合が良い時もたくさんある。
まず中米の国境で荷物検査のとき。
彼らは基本的にやる気がないので、一応国の規定を守る”ふり”をする。バックパックを開くのがめんどくさいなーと突っ立っていたら「OK!」でした。3カ国とも一度も見ず。ええええ、本当にー??ラッキー
パナマ入国では税関の申告書について何か言われたけれど、スペイン語で言われたので理解できず「ええええ?」と戸惑っていたらパスポート見せるだけで「OK!」でした。
スタンプをすんなり押してくれるのはなんと言ってもあり難い。
でも今まですんなり入れたのは、私達の風貌が幼稚でビンボーそうなバックパッカーに見えたからでしょうか。
まーいっか、何よりもこの先、ワイロを請求されずにすんなり国境越え出来ますように。

番号宿で自炊生活[2008年8月 パナマにて]

アメリカ大陸に渡ってからキッチンつきの宿が増えました。
毎日レストランやファーストフードでは野菜不足になりがちだし、飽きてしまうので自炊が出来る宿はとっても嬉しい。節約になるしね。
しかもスーパーや市場散策はおもしろい。現地の食材を自分で調理できるのは旅の楽しみかもしれないな。万歳キッチン付きの宿。
この間は9ヶ月ぶりに肉じゃがを食べました。豚バラがなかったので塊だったけれど。久々の主婦の見せ所。あぁ日本食万歳!
しかしながら作り始めると、「この調味料が欲しい。こういうの食べたい」とどんどん欲が出てきてしまってしょうがない。最近どんどん増えている調味料。使い切らなかった食材(米とか)も持っているので重い・・・。

それと外人の料理を見ているとパスタやリゾットを手際よくさっさと作ってしまうから不思議。さすが本場の国です。どんな風に作っているのかちょっと覗いてみたり、たまに味見させてもらったり。 おいしいー
キッチンを使った後も片付けず、散らかったままの状態が多いのもさすがです。今日はキッチンにおきっぱの腐ったレタスを見つけました。

番号コロンビア(南米)旅のルール?[2008年9月 コロンビアにて]

コロンビアを旅するならこれを気をつけてね、といわれたこと。
1、夜行バスは利用しない。
2、土日の移動はしない。土日に遊びまわらない

なんと夜と土日はバス強盗が多いんですって。
というのも平日はお勤めをしている人たちが、土日や夜にバス強盗になるっていうことらしい。本当かいな・・・。
でもどっかのバス会社がゲリラだか強盗に賄賂を渡しているから安全だとかいう話もある。(そのバス会社はわからないけど)
そんなわけでルール?だかわからないけど、やっぱトラブルは避けたいのでまずはこのコロンビアルールに従うとしましょう。

※後で聞いた話によるとコロンビアだけではなくて南米全体同様とのこと・・・。

番号安宿の鍵は信用しちゃいけない[2008年9月  エクアドルにて]

安宿の部屋鍵っていうのは信用しちゃいけません。
例えば、この間部屋鍵が南京錠だったときのこと。マサが部屋に鍵を置いたまま南京錠を閉めてしまい、どうしようと南京錠をぐいっと引っ張ったら、なーんと簡単に鍵が開きました。
超ビックリ。鍵じゃないじゃん!!しかも話に聞くと、他の鍵でも開いちゃうこともあるらしく油断は禁物。実際鍵をかけたのに部屋に侵入されてお金などを盗まれたという人もいるし・・・。合鍵もあるしね。
そんなわけで私達は部屋鍵+ダイヤル式のがっちりした鍵をかけます。(MY鍵を掛けられない場合のみ)。更に出かけるときは盗まれたくないもを必ずバックパックにしまいパックセーフをかけて鍵をして出来る限り防御。
安宿はとてつもなく安く滞在できるけれども、自分で気をつけなきゃいけないことも多いのです。
それでも安宿の魅力は偉大!!だって今日は1部屋4ドル。

番号旅に出て体が弱くなる[2008年9月エクアドルにて]

日本では2人とも健康そのものでしたが、旅に出て風邪を引くことが多くなりました。
マサはお腹の調子が悪いことはしょっちゅうだし、私は月に1度くらい熱がでます。しかも一時は1週間に1度熱を出していたこともありました。さすが除菌大国出身の体。思っている以上に貧弱です。

この間マサが真っ青な顔して朝からずっと吐きまくり。しかも2ヶ月以上結構ひどい下痢だったしでついにダウンしました。
その時思ったのです。
そういえば、出発前に払った海外旅行保険2年で38万円(2人分)、ほぼ活用したことがなーいじゃないですか。
安心だけ買った状態じゃもったいなーいじゃないですかー。
というわけで速攻保険会社に電話。「緊急なので至急ドクターを手配してください」と言ったら、なんと電話から2時間後には私達が泊まっている激安ホテルにドクターが来てくれました。しかも通訳付きで。
結果お尻に大きな注射を2本打たれて、『バクテリア性胃腸炎』と診断されましたが、数日後には回復しました。

今まで長期の旅をしたことがなかったし、保険関係もとりあえず加入していただけで無知でしたが、保険はやっぱ入っていると安心。幸い今まで大きな事故や病気がなかったから良かったけれど、いざという時に迅速に動けるからありがたいものです。これからも安心だー。どんどん使うぞー。

そしてー、あとはマサのやる気だけ。

番号お湯が出ない宿[2008年9月エクアドル]

標高が高くて寒い場所では宿探しの優先順位が少し変わってきます。
それは『シャワーのお湯が出るか出ないか』
東南アジアや中米のように暑い場所であれば水シャワーでOKだけれど、さすがにお山の上で水シャワーになんか入れない。
だから宿を探すときは必ず「お湯は出るの?」と要確認しなくてはなりません。
というのも、安宿は安い分設備が微妙。宿のおっちゃんは「もちろんお湯さ」と言ってもぬるかったりします。そんなわけで初めてシャワーに入るときは、まるでロシアンルーレットかのような気分でちょっとドキドキ。シャワールームから「冷たい!!!」という声が聞こえることもしばしばです。
そんな宿に多いのが『電気シャワー』。日本の『オール電化〜』とは異なり、熱いお湯はあまり期待できなかったり、熱いお湯が出ても水量がとても少ない。 しかもシャワールームなのにとんでもないところにコンセントやスイッチがあるのでたまにビビビっと感電してびっくり。こっちはシャワー後で濡れているのに危ないったらありゃしない。安宿は(海外は)電気配線もとっても適当です。

そういったわけでこれから更に標高が高くなっていくので、アンデスの旅はお湯シャワー探しが大変そうです。

番号虫と闘う夫婦[2008年10月ペルー]

日々ひったくりやスリなどに遭わないように用心しているわけですが、この数ヶ月間用心している敵がいます。
それは虫!!!
東南アジアや中国で、もっと汚そうな寝台バスや宿でもダニや南京虫に悩むことはありませんでしたが、グアテマラ辺りから何度かやられています。
とにかく敵は見えないので厄介。気がつくと体に赤いぶつぶつができていてとっても痒い!しかもどんどん増えていくので気がついたらわき腹がブツブツだらけでした。
そんなわけでグアテマラでダニにやられて以来、ちょっとベットに神経質になってしまって殺虫スプレーがかかせません。
考えられるのは、宿のベットやソファやバス。宿に入ったらとりあえずベットに殺虫剤をシューッ。 臭いし冷静に考えるとその殺虫剤を撒いたベットで寝ることになるけれど、刺されるのはもっと嫌なのでしょうがない。
また外で着た服でベットの中に入らない、寝る服で動き回らない、ソファに座らないなど、最近虫対策も欠かせません。洋服に虫が付いてしまう可能性があるので、マメに洗濯するようにしています。
ちなみに以前聞いた話によると現地人はダニに刺されないとのこと。なぜ!?
自然と共存しているのでしょうか。
だとしたら私達もいちいち虫に騒がず、共存すればそのうち刺されなくなるってこと?

うーん、でも無理だなぁと、殺虫スプレーを撒きまくっている最近の虫事情でした。

番号ペルーは偽札が多い[2008年10月]

どの世界も偽札はありますが、ここペルーは偽札がとっても多いと有名です。
気をつけなきゃね、と言っていたのに、タクシーでお金を払おうとしたら「これは偽物だ」と言われ、初めて気づきました。
でも銀行で両替したばかりなので考えられるのは銀行しかない!!!
ペルーでは銀行でも平気で偽札を渡してくるらしく、ATMにも紛れていることがあるそう。
持っているお金をチェックしてみるとなんと怪しいお札を2枚発見。よく見ると明らかに違う。本物と比べてみると透かしの場所、印刷のにじみ、文字の潰れ具合、紙質が違う。実際水に濡らしてみたら、簡単に折り目から2つに破れてしまう始末。しかもよく見たら寸法2mmくらい違う。なんて初歩的なミスのある偽札なんでしょう。惜しいなーってか、こんなに精巧に作りこんでいるなら寸法くらいちゃんと作りなさいよ!!
と思いながら、ふ、ふと、つ、ついうっかりマクドナルドでその偽札を出してしまったら

すんなーり使えてしまいました・・・。

番号美味しいコーヒー[2008年10月]

中南米はコーヒーの生産地として有名なので最近コーヒーにはまっています。
日本でみたことがなかったので、最初はなんだコレ?と思っていた布フィルター。輪にした針金に目の粗い布を被せてあるだけで超簡素だけど、かさばらないし使える便利グッズとして大活躍中です。
ガリレオのように合理的なインスタント派でしたが、地元のコーヒーはとても美味しく感じます。ちょっと寒い朝と夜に、ホテルのテラスで熱いコーヒーをゆっくり味わう、これも旅心だ。

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