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番号アジアを離れてわかったこと[2008年6月 メキシコにて]

旅を始めて約半年間思っていたことの一つに『なぜ外人(白人たち)は海外に来てまで毎日のようにヨーロピアンフード&アメリカンフードばっか食べているのか』ということでした。
町を歩けば激安のアジアンフードばかり。こんなに安くて美味しいのに、朝はサンドウィッチ、昼はピザ、パスタなど食のスタイルを変えない外人がたくさんいました。
確かに自分の国の料理が一番だけれど、せっかく旅に出ているのになんだか変なの〜っと思っていたら海を越えアメリカに来てその理由がわかりました。

やっぱ私たちにはアジア料理が1番だー!!

ロスでは日本人町にいたので毎日のように納豆を食べていましたが、その後ファーストフード・パン・デカイ肉を食べ続けてすぐに飽きてしまいました。
食も旅の楽しみの一つだけれど、長く旅をすると自分たちが普段食べていた料理がとーっても恋しくなります。
ユーロ圏の人たちにとって、アジアでは高めのヨーロピアン料理は激安感覚だったのかも。だから毎日食べていたのでしょう。
そりゃ私たちも、今ここでアジアン料理が安く食べられるんだったら行っちゃうな。けど、この周辺のアジア料理はちょっとお高いので私たちの場合は当分我慢するしかないようです。

番号スーパーマーケット万歳[2008年6月 メキシコにて]

スーパーマーケットや市場に行くとその国、地域の人々の食生活や物価を知ることができるので結構おもしろい。
例えば、日本ではちょっと高めのマンゴーやブドウがこっちでは激安で売っていてリンゴよりも安い。また日本ではあまり売っていない野菜が所狭しと並んでいたり、日本の野菜よりも大きかったり、小さかったり・・・。
そうそう、日記でも書いたけどアメリカ、メキシコは品物のサイズがなんでも大きくて笑える!!ヨーグルトは1kg、アイスはバケツに入っているし、スナックも日本の倍以上。しかもジュースは3リットルボトルだし、そりゃぁ人もでっかくなっちゃうわけだ!!

最近マイブームなのがサンドウィッチ作り。スーパーや市場で野菜とチーズとハムを買ってきて、美味しそうなパン屋でバゲットを買い地元の味(?)を楽しむのだ。当初節約のために始めたんだけど、最近はサンドウィッチの具が豪華になってきて贅沢サンドに・・・。たくさん作ったら公園のベンチでお昼にします。
ね、その場所を楽しんでいるでしょ。スーパーマーケット万歳。

番号営業時間が短い[2008年6月 メキシコにて]

メキシコは日本に比べてお店の営業時間が短い!
例えばレストランは11時頃にのーんびり開店し、19時過ぎ(まだこっちでは明るい)にはさっさと閉店、もしくは昼過ぎに開店し21時頃に閉店。そーんなところが結構あります。日曜日なんて日本や中国だったら町が賑やかになるのに、こちらでは14時で閉店だったり、お休みのところが多くて閑散としています。
そんなメキシコでも中華料理屋は午前中から夜まで延々と営業を続けていて頑張っているので、仕事に対しての考え方の違いかな。
ラテンの国でダンスや音楽など、娯楽文化が発展しているのは『自分の時間を大切にする』文化だからじゃないでしょうか。

番号壁を見ると絵が描きたくなる[2008年6月 メキシコにて]

メキシコは観光スポットを歩いていても、バスから町を眺めていてもそこら辺が落書きだらけ。
治安の悪い場所に描かれたような落書きとはちょっと違う感じで、人通りが多い場所でも落書きばっかです。
たまに「おっこれはすごい」と思える落書き(壁画?)もあるんだけど、正直メキシコシティのルイス・パラガンという建築家の家やグアナフォトなど、世界遺産の落書きを見たときは「えーっこれはひどいでしょー」って感じでした。
なぜでしょうメキシコ人。壁を見るとついキャンパスと勘違いしてしまう人種なのでしょうか。壁画文化は今もメキシコ人に深く残っているのかもしれないなと思ったメキシコ散策でした。

番号夫婦似てくる[2008年6月]

私達はこの7ヶ月間、出入国の時などパスポートを見せると必ず「兄妹か」と言われる。あっ「新婚旅行か」と言われたことがないじゃないか!
そういえば昨年10月で仕事を辞めてから8ヶ月間、ほぼ24時間半径1M〜10Mの場所で同じものを食べて見ているので、要するに似てきたのでしょうか。
『夫婦は似てくる』というけれど、私達は普通の夫婦よりも数倍の速さで似てきているようです。

番号オンボロ飛行機[2008年6月 キューバにて]

クバナ航空キューバ国営航空会社のクバナ航空はとにかくすごかったー!!
まず、機体は見た目だけでも他の航空会社よりもはるかに古く、時代を感じるシートは席によってリクライニングができない!!でもなぜか前には倒れます。私達は一番後ろから2番目の席だったのですが、ただでさえ席の間隔が狭いのに一番後ろは異常に狭く、体の大きな外人さんはすごく窮屈そうでした。
しかもエアコンがあまり効いてないので、ほぼ満員の機内はとっても暑い。高度が上がれば自然と寒くなるという節約方法かー?
いざ動き出すとなんと通路の下の方からモクモクとドライアイスのような白い煙が。これがエアコンか?そしてスッチーは何食わぬ顔で飛び立つ直前にキャンディー(1個)のサービス。煙の中を歩くスッチーはまるで昔のアイドル歌手のようでした。
加速が始まると、機内は異臭が充満。スッチーが通路を歩きながら芳香スプレーを撒いているという、これまた何とも不思議な光景を目にしました。
天気はすこぶる良かったのに、何度も揺れながらの1時間半。
最近壊れそうな乗り物が多いです。

番号キューバ人のお宅の冷蔵庫[2008年7月 キューバにて]

キューバではほとんどCASAという政府認定の民宿に泊まりました。
ふと水を冷やそうと冷蔵庫の中を開けたらびっくり。
冷蔵庫の中はバターと朝食用の卵、他にフルーツ数個くらい。
野菜も、嗜好品もないがらーんとした冷蔵庫。その代わり冷凍庫には肉の塊が入っていたけれど、改めて物資が少ないんだと実感しました。

そして一度夕食をお願いした時のこと。
出てきたのはチキン、サラダ、ポテトフライ、ご飯2種類。
多分お客様用のメニューなので普段は野菜はないんじゃないのかな。肉とご飯だけとか結構質素なんだろうな。
そう思いながらキューバ人の家庭料理を頂きました。

外人向けのレストランでは決して分からない、キューバの本当の食事情。
いつかこの国にまた来るならCASAで夕食をお願いしてみたいなぁ。キューバの食事情の変化を実感できそう。

番号やってくれましたクバナ航空[2008年7月 キューバにて]

カンクンへ戻る日、空港でチェックインした時は「On Time」だったのに搭乗時間になっても飛行機が来ない。そしてしばらくすると搭乗ゲート前の椅子に座っていた人がいなくなり、インフォメーションカウンターに人だかりが!
何かあったのか聞いてみるとなーんと7時間以上遅れそうとのこと。エーッ!
機体の故障で到着が遅れているだとか。さすがクバナ航空。最後まで期待を裏切らないというかなんというか。

028 係員に詰め寄る外人たち、そして話が決着したらしくカンクン行きの私達乗客一行は空港のレストランへ連れて行かれました。しかもそれがまーためんどくさくて一度出国したのに再度入国手続き。レストランで3時間待機。そして再び搭乗券を発行してもらい、もう一度出国手続きして2時間待ち。外人たちは事あるごとにクレームをつけていました。
結局、12時55分発のはずだったカンクン行きは20時発に出発。
相変わらず機内は白い煙でモクモクになり、スッチーは芳香剤を巻きながら歩きその光景をオオウケしている外人もしばしば。そしてカンクンに到着すると機内に大きな拍手でいっぱいなりました。それは「やっと着いたぞー!」という意味と「この機体で無事にカンクンに来れたぞー」の二つの意味が込められているんだと思うな。

後で聞くところによるとクバナ航空は機体の故障などで時間が大幅に遅れることがしばしばあるそう。
もーさすが飛んでいる化石です。しかも出発2日前から2人して激ゲリになった上マサは熱を出し、最後まで大満喫のキューバとなりました。

番号世界を旅する日本人[2008年7月 グアテマラにて]

中米突破と南米に入る前に、いろいろ情報を集めておきたいなと日本人宿に泊まる日が続いています。南米から北上してきた旅人やこれから南米入りするする人たちとお互い持っている情報を交換したりと毎日井戸端会議。皆オモシロイ旅ネタを持っていて大笑いの日々です。なんか林間学校かのよう。
びーっくりするぐらい世界中を旅する日本人は多く、特に中米に来てから同年代(27〜32歳くらい)が多いー!!更に同年代の夫婦&カップルもとーっても多くて今泊まっている小さな宿に夫婦が4組!南米に行くと更に年齢層が上がるそうで、日本人もいろんな人がいるんだなぁと実感です。
旅に出る前は夫婦で旅をすることを不思議がられていたけれど、同じような人たちが多いことに目からうろこ。日本にいたら皆それぞれ住んでいる場所も働いている場所も違うのできっと出会うことはないけれど、こうやって『旅人』という同じ肩書きでどこかの国で出会えるって最高の一期一会だなと思う、今日この頃です。

番号モバイルパッカー多し[2008年8月 グアテマラにて]

パソコンや外付けハードディスクなどを持ち歩きながら旅をする、いわゆる『モバイルバックパッカー』は以外に多く、長旅の人ほど所持率がかなり高い。
デジカメの写真データを保存するのもラクだし、WIFIがつながっているカフェや宿が結構多いので、自分のパソコンを使ったほうが絶対便利。外付けハードディスクに音楽、漫画、ゲーム、映画やドラマをたーくさん入れておけば、天気が悪い日やヒマな夜の暇つぶしグッズになるのだー!パソコンはヒマグッズとしても大活躍してくれる。
パソコン広げてデータ交換
そしてモバイルパッカーが集まるとデータ交換大会がスタート。
「この映画ちょうだいー」「この曲ちょうだいー」「この漫画ちょうだいー!!」みたいな。
みんなで夜な夜なデータ交換とかする。
ハハハ。傍から見ていたらちょっとおかしいけど、面白そうなデータはもらわなきゃ!

ただ便利な分リスクもかなり大きいので要注意。まず盗まれたら終わり。保険に入っていればまだ良いけれど、データを失ったショックは計り知れない。
そしてもう一つ。
WIFIのある宿にいると「この宿にいる間にいろいろダウンロードしておこう」「今のうちに友人にメールしておこう」なんて言っちゃって便利で長居してしてしまう。パソコンに頼りすぎてしまうことが多々ある。それはダメねーとつくづく思うんですが。

旅の先輩達からしたら「全く今時の旅人ってパソコンなんて持ち歩いちゃってだめねー」なんて言うかも知れない。
いや、きっと言うでしょう。
でーもやっぱ私はモバイルパッカー推進派。だって世界はネットでつながっているから。

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