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番号 ケータイ代は高い。 [2008年3月24日 タイ/チェンマイにて]

緊急用にとケータイを持ってきました。
ところがどっこい維持するだけでも結構な出費な上、電話を受けた方にも通話料がかかるという便利でやっかいな奴。
ついついすぐに使えるケータイをちょこちょこ使用してしまい、「最近結構使っちゃっているな、気をつけなきゃね」とネットで通話料を調べたらなんと今月の通話料1万円ー!
毎日数百円を節約しながら生活しているのになんてこったい、ビックリ仰天。あのとき約40バーツ(約140円)を我慢したのに!あの時80バーツ(280円)を値切ったのに。ガーン!!毎月こんな状態だったら2年で24万円の出費。デカイ!!アホだ!
世の中は便利になったけれど、まだまだ旅人にはケータイは高級なグッズみたいです。
数年後にはもっと海外ケータイが普及して、海外にいてももっと気楽に連絡が取れるんだろうなぁ。みんなスカイプにしようよ。

番号 王室を称える国、タイ [2008年3月27日 タイ/チェンマイにて]

チェンマイ到着&出発の際にバスターミナルにいたときの事。突然朝8時に音楽が鳴り響いた。すると歩いていた人も仕事をしていた人も座っていた人も一同に起立し、音楽が終わるまで直立不動。
夕方6時にも音楽が鳴り、朝と同じようにみ〜んな揃って起立し、その間は音楽だけが鳴り響いて一切話し声が聞こえない状態になった。ジュース片手に歩いていたタイのギャルもギャル男も直立不動。お菓子を食べていた私たちも思わず一緒に起立した。
なんとも不思議だけれど、さすが王国!タイの王室は称えられているんだなぁと実感。

タイにはあちらこちらで王様の写真が飾られている。町中だけではなく、ホテル、レストラン、お店の中にも必ずと言っていいほど王様のカレンダーが飾られている。聞くところによると福祉に力を入れているプミポン王は国民からとても人気らしい。
ところが、王様の長男はしょっちゅうパタヤで遊び歩いているらしい。タオ島にある私有地の小島が欲しいと、わざわざ飛行機で上空を視察に来たりと結構な遊びっぷりで国民からは人気がないとのこと。私利私欲で遊びまわる王子様・・・。
この王子様がいつか王様になったら王室人気はどうなるのかなぁ。

番号 ラオスのカラオケムービー [2008年4月4日 ラオス/ビエンチャンにて]

こちら東南アジアでは結構『KARAOKE』が流行っていて、レストランやバスでカラオケムービーをテレビで流しているところが多い。(音楽に合わせて歌詞が字幕ででてくるプロモーションビデオみたいなやつ)
ムービーの物語は大体三角関係や片思いなどの恋愛ものが多く、言葉はわからなくても観ていておもしろい。
というのも舞台が田んぼや畑の真ん中だったり、時には牛に乗って人が登場したりとさすが東南アジア的カラオケムービー!しかもほのぼのとした舞台なのに、男女間は結構シリアスで、山間の青空の下で泣いている女性や嫉妬に焦がれながら田畑を耕す男性、同棲している彼と別れ原チャリで新しい彼と逃げるシーンなど、ムービーはなんだか昼の連ドラ系だ。
この間ぎょっとしたのは、ビエンチャンで乗ったバスで見たカラオケムービーで、なんと首吊りをしようとするシーン。
歌はほのぼのとしたメロディーでムービーの舞台は緑豊かな林の中。そこでなぜか木に吊るした紐の輪に首をかけようとする女性。女性には涙。なぜ泣いているのかは解らないけど、多分恋愛系の悩みだ。
そして全てを捨てて死のうとした瞬間、山の中なのになぜか偶然愛しい彼が通りかかり寸前のところで止められる。
『何をやっているんだ』
『いや!死なせて』
『バカヤロウ!!死ぬなんて言うもんじゃない』
『だって、だってあなたは振り向いてくれないじゃない』
(セリフはないけど多分こんな感じ)
そして2人にはなぜか愛が芽生えてめでたしめでたし。

なんかよく解らないけど、メロディーとストーリーにギャップがあるような・・・。緑豊かでのんびりとした国でも男女関係は結構シリアスなのかしら。 言葉がわからないからHot PepparのCMのようにアテレコするとすごい楽しい。

番号 東南アジアのネット環境

ベトナム、カンボジア、タイ、ラオスを3ヵ月半旅をして思ったことの一つは、WIFI環境が想像していた以上に良いということ。
私たちのサイトはFree WIFIのホテルかカフェからMyパソコンで更新しています。多少遅くて更新作業に手間取ったこともあったけれど、問題なく更新していました。東南アジアでは、外人が多く集まるような場所に大抵Free WIFIのカフェがあるとわかったので、町に着いたら外人が集まるオシャレスポットを歩いてパソコンを広げている外人や、Free WIFIのカフェを探しました。
結構マメに更新できたくらいなので、よほど辺鄙な場所じゃない限り、WIFIフリーのカフェはあるみたい。ちなみにベトナムはロックのかかっていないWIFIがビュンビュン通っていて、危ないけど使えました。
外人バックパッカーのモバイル所有率は結構高く、カフェでYou cube見ながらだらけている人やスカイプで話している人などが数時間陣取っています。 とにかく『外人集まりゃ、ネットが使える』って感じです。あー便利。
しかーし、WIFI Freeのカフェは高い!飲み物1つでも普段の食事代以上することがあるので、更新日は贅沢日です。Free WIFIのホテルは更に高いのでベトナム以降泊まれませんでした。
HOT SPOTもたくさんありました。でも高いので利用せず。ネットカフェとFree WIFIのカフェをうまく使いながら、今日も世界とつながっています。
この数年でかなりネット環境が進化したみたいなので、また数年後にはもーっと便利になっていそう。さらに日本が近く感じるなぁ。

番号中国人のステイタス [2008年4月 中国]

レストランでのこと。中国人はとにかく食べきれないほどのメニューをオーダーします。肉料理や野菜料理などテーブルにはお皿がずらり 。当然ながら食べきれず、テーブルにはもったいないほどの料理が残っています。(しかも汚い!)
当初私たちはそれを見て、「中国人はなんてもったいないことをするんだ!!」と思っていました。日本ではもったいない精神と料理人に対して料理を残しては失礼と考えるけど、なんと中国では全く違う!料理をたーくさんテーブルに並べることが中国流のステイタスであり、たーくさんオーダーしてあげることがレストランに対して良いとされているみたいです。
そういえば、2人で食べる時は2品+ご飯なのでウエイトレスに「あぁん、こんだけ?スープは?野菜は?」と言われたことが何度もあったけれど、そういうことか!
しかも、ビックリ!中国を何度も旅している人の話だと中国にはワリカンという概念がないそう。
誰か1人が全額払うという太っ腹社会。
もちろん順番で奢りあうんだけど、結構な額でもどーんと払っちゃうみたいで、「ありがとう」を言うと、「親しい仲なのに何でそんなこと言うんだ」て感じだそうです。
他にもタバコを吸うときは友人全員にも配る習慣があり、中国人の気前の良さにビックリ。
今いろいろと話題になっている中国だけど、再び訪れると興味深い国です。

番号タビカゾクに会う [2008年4月 中国/香格里拉]

シャングリラの松賛林寺で観光をしていたときの事。
「日本人の方ですか?」と話しかけられ、振り向くとこんなところで家族連れの日本人。4歳と旅中に2歳になったばかりの元気な男の子を連れて20日間中国内を回っている『タビカゾク』でした。
ちょこまか動き回り、やんちゃな男の子を2人も連れてパパもママも大変そうではあったけれど、『子供ができたら海外へ旅には行けない』と、今旅をしている私たちには目からうろこ状態。
しかもテンポよく移動していて、たくましくも思えました。
もちろん子供は体が弱いので親がしっかりしていなきゃいけないけれど、ツアー旅行では味わえない楽しさを子供の頃から体験できるって良いかも。そういえば外人の子連れのパッカーは何度も見かけたなぁ。
いつになるかはわからないけど、タビゴコローズメンバー増員がなんだか楽しみになった1日でした。

番号日本そんなに嫌いかい。[2008年5月 中国/麗江]

バス移動の休憩中に、ふと捨てられた紙袋を見つけました。
ん?よく見ると今年行われる北京オリンピックがらみの紙袋ではありませんか!
それはいろいろな国旗が入った結構派手な紙袋。
私たちはそれをなんとなく眺めているとあることに気がつきました。
「あ!この紙袋、日本の国旗がない!」
写真そう、世界各国の国旗が入ったその紙袋には見事に日本が入っていなかったのです。しかーも、この紙袋をよく見てみると、なんて政治的情勢がよくわかるデザインなんでしょう。

ここまで日本嫌いなのか〜と改めて感じたのと同時に、お国の事情を拝見させていただいた感じがしました。
そういえば、中国で国旗が並んでいるような場所に日本の国旗を見たことがないかも。

日本=戦争=日本国旗というイメージがまだ拭いきれていないような気がするので、この際『新しい日本』っていうコンセプトで日本の国旗デザインを変えてみたらどうでしょう!?
電通か博報堂あたりの企画で。目に見えるところから始めれば、少しは日中関係も良くなるのかもしれないでしょ。
でも、中国基準で日本が動くのもアホらしいと言ったら確かにそうなんだけど・・・。

番号成都で地震にあう[2008年5月12日 中国/四川省 成都]

パンダを見に成都動物園へ行った帰りのこと。
バスに乗っていたら何やら外が騒がしい。ビルの中から人が一目散が逃げてきて、車道は人!人!人!
もしや暴動!?と思いましたが、『ガシャン!!』という何かが落ちる音と、バスがグラグラ揺れているのに気づき、地震とわかりました。
バスの中にいた為、揺れがよくわからず「多分中国人は地震に慣れていないからびっくりしているんだろうね。」と窓の外を見ながらその渋滞の中をバスで通りました。しかし地震はしばらく続き、結構な揺れ。町の中心部に向かうに連れて渋滞がひどくなり、バスは全く動かないので歩いて宿に戻ることにしました。
外に出てみるとびっくり、道中が人だらけ。
店舗はどこも閉まっているうえ、道は一時停電となり信号が使えず大渋滞。完全に町がマヒしていました。
道路には子供や犬を必死に抱きかかえている人、裸足の人、慌てて外に出たらしくなんとブリーフ1枚の人も。
営業している商店を見つけ、飲み物などを買いに行くと今度はレジの列でした。
列に並ばないし、レジのおばちゃんは忙しくてご機嫌斜めでいつも以上に声がでかい。もう飲み物を買うだけでも疲れました。
日が暮れて夜になると、人々は歩道に布団を持ってきて、そこで寝始める人が。
それと交通網はストップ。特に成都から北へ向かうバスや列車は復旧の見通しがわかりません。

震源地ではたくさんの人が亡くなっているようなので、どうか被害がこれ以上拡大しませんように。
オリンピックを目前に、今中国は大きな試練ばかりです。

番号四川の女性は細い人が多い[2008年5月 中国/四川省 成都]

成都の町を歩いていると、細くすらりとした体系の女性が多いことに気づきました。 本場の中華料理はとにかく油が多い!!野菜や肉が油に浸っていることなんて当たり前だし、この間火鍋に行った時はゴマ油にニンニクをいれたタレで食べました。最近はようやくこの油ぎっしゅな味わいにも慣れてきましたが、当初は油が合わないんだかで常に胃もたれ状態。
しかし、四川の女性は毎日油ギトギトの中華料理を食べてどうしてあんなに細いんでしょうか?
わかりました。多分、その理由は四川料理の『辛さ』です。
ほんっとに四川料理と言われる料理は辛い。山椒、唐辛子たっぷりの料理ばかりで、食べると体が熱くなり汗が吹き出してきます。食べ終わる頃には汗びっしょり。
そうか、これか!確かに新陳代謝がよくなりそう。

ついでにおっさんの熱いトークも、でかい声も、パワーも、油ぎっしゅな中華料理というガソリンが毎日注入されているからでしょうか!?

番号列に並ぼうよ。きれいに使おうよ。トイレに行こうよ。[2008年5月 中国/成都]

『中国人は列に並ばない』はもはや超有名。しかーし、ちゃんと並んでいる人もいるし、それよりも不思議だったのは、『なぜ中国人は列に割り込みされても誰も注意しないのか。』ということでした。当たり前のように割り込みしてきても誰も何も言わない。なぜ?
しかしこの間の成都空港は違いました。
地震のせいか、空港は大混雑でチェックインカウンターもセキュリティチェックも長蛇の列。私たちも搭乗時間ギリギリになってしまい、あぁ大丈夫かな・・・と思っていたらなーんと私たちの列と隣の列の間に、人がダダダダーと割り込んでもう一列できてしまいました。空港の係員は何も言わないし、押し合い圧し合いで大混乱。すると、一人の女性が割り込んできた列に怒鳴りだし、すると次々と怒鳴る声が。
おおお!割り込んだ人にキレテル!!
しかし、割り込んできた方も負けじと「うるさい!!搭乗時間なんだよ!(多分こう言ってる)」と怒鳴り返し、もうセキュリティチェック周辺の列は大騒動。前にいたおばちゃんが腕を引っ張ってきて「人が割り込んでくるから私に離れちゃダメよ!」とセキュリティチェックが終わるまで戦いでした。
でもね、最後にわかったよ、中国人もやっぱ割り込まれるとムカついているんだね。

続いてー、成都から乗った国際線。たった2時間で深センへ到着。あーなんて飛行機ってすばらしいの、といざ出口へ向かうとビックリ。席はゴミ、食べ散らかし、もうグッチャグチャ。なぜ機内でこんなに食べ散らかす!?
なぜたった2時間でこーんなに散らかるんだ?

そして空港の出口へ歩いていると、なにやらお母さんが子供を抱えている。
おや、あのご開帳スタイルは・・・!!あーやっぱり、空港の通路でおしっこさせてる!!勘弁してよー。

最後まで中国文化を体験した私たち。
常にビックリ仰天だけど、案外旅ってこういう方が思い出に残るというか、・・・。
再見中国。また来年。

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