Vol.18 アルゼンチン共和国
戦いを挑んだ相手は雲
[解説]この国で常に気がかりだったのは雲でした。パタゴニアでのキャンプ、氷河トレッキング、イグアスの滝など、広大な大自然を楽しむために、常に雲の行く手を睨みながらの旅。その戦いに勝った日もあれば、無念にも大雨と強風で行く手を憚れた日もありました。
■1回目/08年12月20日〜31日 ■2回目/09年1月6日〜12日 ■3回目/09年3月14日〜25日 68A$[アルゼンチンペソ](約1768円)/2人 ●パタゴニア地方はとっても高い。 ●物価が高いのでほぼドミトリー。キッチンのある宿がほとんどなので便利。 ●全体的に観光しやすい国で、外人向けのパッカー宿やYHなどが多い。ただ安すぎるホテルはラエリー宿。ウルサイ。 [オススメ]バリローチェのLa Bolsa del Deporte 1日あたりの食事代平均62A$[アルゼンチンペソ](約1736円)/2人 ※食費の平均は飲み物、酒、カフェ、おやつも含む。 ●牛肉が美味しいと有名だけれど、実際は切り売りしているちょっと高めの肉じゃないと美味しくないと思う。 ●自炊が出来る宿がほとんどなのでアルゼンチン料理はほとんど食べていないけれど、町中はビュッフェが多い。 ●スーパーに野菜が少ない!!肉ばっかの国なんだなぁ。 ●アルゼンチンは肉ばかりなので特に野菜不足になりやすいのでマテ茶でビタミン補給。 ●毎日のようにワインと生ハム・肉を買っていたので、外食をあまりしていないのに食費がかかった。 日本にはないような大自然だらけ ●どこまでも続く荒野、かっこいいフィッツロイ山、氷河、イグアスの滝など、驚異の大自然だらけ。天気に左右されるけれど、ビックリすることが多かった。ブエノスアイレスや、チリのバルパライソから出航する豪華南極ツアーも大人気。 ちなみに09年はドルやユーロの大暴落で客が一気に減った為か、南極ツアーが安いときに700USD(14日間)だった。 飽きない国 ●大自然だけではなく、ブエノスアイレスの都会も楽しめる。タンゴやサッカーなど文化も満喫できるので、結構飽きない国。また来たい国のひとつ。 一気に物価が上がる ●私達が滞在中に、国立公園の入場料や他観光費などが倍近く上がったり、ホテルや移動費もどんどん上がっていった。一気に上がりすぎでしょう!!ちっ。 南米の白人の国 ●南米で一番白人が多い気がした。まるで南米のヨーロッパのようなブエノスアイレスに、南米のスイスと言われているバリローチェなど、アンデスの国々とは一転全然文化の違う国。でもその分キレイな感じがした。 エルチャルテン(フィッツロイトレッキング) ●2泊3日テントや食料を背負ってトレッキングをした。天気がころころ変わりベストではなかったけれど、パタゴニアの大自然を体感できた3日。パタゴニアの天気は手強い!!他にも氷河をトレッキングしたりと良い思い出になった。 バス ●チリよりも若干レベルは下がるけれど、それでもかなり優雅なバスの旅。ただパタゴニアをバスだけで移動するとなると30時間以上乗ったりする。軽食は毎回チーズハムサンドイッチ。パンが固かったりとあまりおいしくない。そして毎回食べるととても飽きてくる。 飛行機 ●ウシュアイアからブエノスアイレスまで国内線を利用。年末年始はかなり込み合うらしく、早めに予約しなくてはウシュアイアで出られなくなる。私達はLAN航空で1月8日発を12月20日くらいに予約してギリギリだった。しかも一番安いというラデ航空は既に予約できない状況だった。パタゴニアのシーズン中は早めの予約を。 バリローチェ、エル・カラファテ、エル・チャルテン、ウシュワイア ●私達が訪れたのは12月下旬〜1月上旬。夏季とはいえパタゴニアの風はとても強く、ジェケットやダウンが必須だった。風がない昼間は長袖Tシャツでも大丈夫だけれど、日が暮れると一気に寒くなる。エル・チャルテンのトレッキングは朝方に雪が降ったほど寒かった。 ブエノスアイレス、プエルトイグアス ●私達が訪れたのは1月上旬と3月上旬の夏季。とにかく日差しが強くてパタゴニアと全く違う気候にびっくり。特にイグアスの滝はジャングルにあるので蒸し暑い。夜もノースリーブだった。 おしゃれな人が多い。 ●南米を旅しているアルゼンチン人は民族系の服や小物をうまく着こなしてておしゃれな人が多いと思う。ブエノスで歩いている人達はとにかくオシャレだった。南米一かな。さすが南米のヨーロッパと言われているだけあってか、見た目をばっちり決めている人が多いように感じた。 旅日記/バリローチェ エル・カラファテ&エル・チャルテン[フィッツロイトレッキング] ペリトモレノ氷河 ウシュアイア イグアスの滝 ブエノスアイレス 旅情報/アルゼンチンホテル情報 パタゴニア地方交通ルート ウシュアイアから北東の交通ルート 西部からブエノスアイレスまでの交通ルート |