■年越しパーティ

あけましておめでとうございます。日本より12時間遅く、エル・カラファテの藤旅館で年越しをしました。
出し撒き卵、煮物、パタゴニア名物パリージャ（子羊のソテー）、野菜のピリ辛炒め、から揚げ（鳥三羽分！）とそのガラで作った年越しそばなど、豪華な料理を皆で作って総勢12名で騒ぎまくった大晦日。クイズ大会も始まって盛り上がりました。
昨年はベトナムのハノイでかなりひっそりと年越しをしたので、今年はワイワイと楽しい大晦日を過ごせて良い思い出となりました。本当に楽しかったなぁ。

0時になるとクリスマス同様に町の至るところから花火。結構大きい打ち上げ花火なのに、家からドンドンと打ち上げられているからビックリです。
町はしばらくの間花火が続き、こんなに大きな花火を素人が上げて大丈夫なの？って感じでした。さすが南米！日本じゃ考えられないことが当たり前。そんなラテンノリがやっぱり大好きです。

さて、09年度が始まりました。
昨年西回りを東回りに変更したことで南米の夏を旅することができましたが、思っていたよりも進んでおらず、今年はどんどん進まなくてはなりません。（何度も言っているけれど）南米編もあと2ヶ月で多分終わりかな。
その後･･･？どうしましょう。
相変わらずスケジュールを立てているようで、いつも適当です。
でも年内に日本へ帰国。最後まで思う存分世界を楽しんでやります！
それでは今年も宜しくお願いします。

■氷は青かった。

ロス・グラシアレス国立公園内のペリト・モレノ氷河ツアーに行ってきました。
僕らの泊まっているエル・カラファテの宿から1時間半くらいで行くことが出来る比較的近くにある世界遺産なのですが、シーズンということで常に予約がいっぱいで1週間待ちました。
ここの氷河の特徴は世界にいくつかある中で最も動きが活発らしく、崩れていく氷河を見ることが出来るということでした。
僕らはまずその氷河がどどーんと真正面から湖を挟んで見える展望台へ行きました。氷河は期待通り迫力があって崖が迫ってきているようで立派でした。眺めながら氷はここまででかくなると青く見えるんだなーなんて思いながら崩れるのを期待しながら見てました。しかしツアーで行ったので、展望台で見ていられる時間が限られていて氷河が崩れていく様子をほとんど見れませんでした。それでも氷河の崩れるときはすごい音がして小さな氷河が崩れたときでもドドドーンと結構迫力のある音を立ててました。

その後アイゼンという氷の上を歩く用の金属のトゲトゲの危険な金具を履き、氷河トレッキングに向かいました。
履き心地はなかなか良くてトゲトゲが氷に刺さりザックザックいいながら歩く感じが本格的でした。
氷河の上はツルツルしてるのを期待してたのですが、そういう感じではなくて夏だからなのか表面が融けてボコボコジャリジャリしてました。風が強いせいで砂が舞い込んできていて、氷の表面が茶色かったのがちょっと残念。
地盤が氷なので冷凍庫の中を歩いてるような感じでめちゃくちゃ寒かったです。
ところどころ氷が融けてちいさな川となって流れているところや、穴が開いて水が溜まっているところがあり、混じりっけのない融けたての水が青い氷の隙間を流れていくのがキレイでした。
手ですくって飲んでみましたが、水は水という感じで味は普通、単純に冷たくておいしかったです。それより何万年もの前の氷が融けて出来た水を飲んだんだなぁ、という満足感の方がありました。冷た過ぎて手が痛かったのでコップでも持っていけばよかったです。
氷河の上の方まで行くとまた雰囲気が変わって青白い砂漠といった感じがかっこよかったです。
ツアーの最後にウイスキーが用意されていて氷河ロックで飲ませてもらいました。なんだかとっても美味しかったです。
今回は最初怪しい天気でしたが、最終的に青空が見えたのでなかなか良かったです。

	★★★★★ 今年こそ日本一に！
	★★★★★ ユニコーン復活。今年帰国する楽しみができた。

■エル･カラファテ
【治安】のんびりしている感じ。日が長いのもあって安全
【物価】やっぱパタゴニアは高い。
【市内交通】町は徒歩圏
【食】藤旅館で自炊生活。でも物資が全体的に高い。シェア飯が楽しかった。

【氷河トレッキング】
ペリトモレノ氷河トレッキングにはBig ice(530ペソ）とMini Trekking（400ペソ）の2種類ある。
私達はトレッキング時間が2時間のMiniで十分だろうと思ったけれど、実際もっと氷河の奥まで行ってみたかった。Bigにすれば良かったと思う。
現地でトレッキングシューズと軍手をレンタルできる（シューズは早い者勝ち）。

ちなみにトレッキングツアーだと展望台の時間が1時間くらいしかない。なので改めて展望台だけ見に行く人も多いみたい。