パタゴニアの天気はきまぐれだ!
国/チリ【再入国】 滞在地/プエルトナタレス【70ヶ所目】
■天候に恵まれない
1月1日お正月早々、エル・カラファテからチリのプエルト・ナタレスに移動しました。
パタゴニアはオンシーズンなので、お正月だというのに朝からバスターミナルは観光客で混雑していました。
プエルトナタレスは世界中のトレッカーたちが憧れるという、有名なパイネ国立公園の起点となる町です。今回は1日目に車でパイネ公園の見どころを回るツアーに参加し、その後トレッキングをしてテントで1泊。翌日早朝にTorres del Paineを見に行って下山という1泊2日の予定。お正月早々登るぞ!!と意気込んで、食料などの調達しにスーパーへ行きました。
すると!お正月でスーパーお休み・・・。ガーン
しかも翌日のツアーは予約がいっぱいで明後日・・・。ガーンガーン
天気予報を見ると大きな雲がかかっていて雨。ガーンガーンガーン
それでも私はどうにかして登ろうと半分ヤケになっていましたが、マサが「天気悪いのにわざわざテントで1泊2日したって楽しくないんじゃないの?この間もキャンプしたし、いいじゃん。山なら長野にたくさんあるよ。」という、よく分からないけどごもっとも(?)なことを言い、よーく考えてトレッキング断念。
1月11日にとある場所にたどり着く為に、天気待ちをしている余裕もないので結局1日ツアーだけに参加することにしました。
ツアー当日、朝から雨+強風。パイネは私達に味方してはくれませんでした。ツイテいないなぁ。悔しいなぁ。
となると車からの景色なんて全く楽しいわけがなく、ツアー客全員移動中は爆睡でした。
でも少しだけ晴れて、お目当てのTorres del PaineとCuermos del Paineを見ることができました。南米サイズの大きな虹も見れました。もう何も見れないと思っていたので感動。今のうちに!!と写真を撮りまくりました。
水色の湖や湖に浮かぶ氷河も素敵で、地球の驚異を感じました。パタゴニアの大自然は地球の偉大さを再認識されられます。それと天気の気まぐれさを何度も実感しました。でもパイネはちょっと残念な1日になってしまいました。
「天気もパタゴニアの一部だからしょうがないよね。多分パタゴニアがまたここに来いっていうことなんだよ。」と私が言うとマサは「長野の山から出直して来いってことだよ」とつぶやきました。
《アユミ》