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2009

スケジュール通りの進行は疲れる。

国/アルゼンチン【再入国】 滞在地/ウシュアイア【72ヶ所目】

■パタゴニアのオンシーズンを侮るな!

世界の最南端の町ウシュアイアに到着。
プンタ・アレーナスではウシュアイア行きのバスチケットを買うのにとても苦戦しました。どこのバス会社も次のウシュアイア行きは満席。フライト前にウシュアイアにたどり着けるか焦りました。
さすがパタゴニア。風は強いし、天気は変わりやすいし、物価は高いし、土地は広いし、しかもシーズン中はとても混んでいるし、どこまでも手強い場所です。パタゴニアを侮っていました。
でも最後のパタゴニアバス移動はとても素敵でした。マゼラン海峡をフェリーで渡っていると、野生のイルカがピョンピョンとフェリーを追いかけてきたり、雪山や湖がきれいだったり。。着いたときは「遂に最南端の町に到着だー!」とほっとしました。
ロサンゼルスから南下すること約7ヵ月半。思わば遠くに来たもんだ〜(武田鉄也風)です。
たった1日のウシュアイア観光は町を博物館に行ったりのんびり散策。パタゴニアはもう終わりです。何よりも世界の果て日本人旅館『上野山荘』に行けたからまぁ、いいかな。
忙しかったけれど楽しかったパタゴニア地方。見たことのない大自然だらけでした。大変だったけれど本当に素敵な場所でした。

がしかし、「あとはブエノスに飛ぶだけだね」」と話していたら、「ウシュアイアの空港は管制塔のシステムが壊れて閉鎖だよ」と聞いて唖然。一難去ってまた一難・・・。やっぱパタゴニアは最後まで手強い。ちゃんとブエノスに行けるのか!?と最後まで不安な日々でした。
ラパスから念入りにスケジュールを立てて動き回った約1ヶ月。もうほんっと慣れない『スケジュール通りの進行』は、精神的に疲れます。

《アユミ》

■極寒で裸の民族

世界には首がすごく長かったり、唇にお皿をはめていたり、その他色々不思議な民族がたくさんいます。このさむーい地球の果てにも不思議な民族がかつて住んでいたそうな。その名も『オナ族』。
そして何よりも「!!!」なのがこの写真。
決してウルトラマンの怪獣じゃありません。本当にこの民族が存在していました。セレモニーなどにこうやって体中にペイントして仮装していたそうです。
頭の素材が気になります。シンプル且つ、大胆なそのデザインに圧巻です。
ちなみに普段は毛皮のマント1枚で生活をしていてらしく、ペンギンのように油を体に塗って海に潜っていたらしい。なんとすごい人間力。
彼らは既に絶滅してしまっので残念ながら会えませんでしたが、その代わりポストカードもたくさん買いました。

ホテル情報交通情報
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ポイント
masa テンション
★★★☆☆
もう少し長くいたかったな。
ayumi テンション
★★★☆☆
あっという間のパタゴニアだった。
【治安】ここ数年少し悪くなったという話だけど、他のパタゴニアの町同様安全だった。
【物価】パタゴニア地方なので全体的に高め。でもエル・カラファテよりは安く感じた。
【市内交通】Bのミニバスで上野山荘に行ける。
【食】毎年1月1日に蟹が解禁される。

メモ
【ウシュアイア→ブエノスアイレスエア情報】
夏のシーズン中はラデ航空が一番安く運行しているが、年末年始は1ヵ月後の予約さえできなかった。しかもネットで買えない。
私達はフライトの約2週間前にLADE航空のウシュワイア→ブエノスアイレスをネットで購入。特に年末年始は大変ですぐに席がなくなってしまうので、早めに予約した方が良い。
それかリオ・ガジェゴス→ブエノスアイレスの方が比較的予約できるみたいだった。
どちらにしてもバスのチケットさえも取りにくい状況が続くので年明け・シーズン中は事前の計画が必要みたい。
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