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〜25
2009

タンゴ、ストリップ、動物園、肉、ワイン・・・

国/アルゼンチン【3度目】 滞在地/ブエノスアイレス【再】

■大都会だ。遊ぶところ満載だ。

フフイから23時間、やっとブエノスアイレスに着きました。1月に1泊だけ来たときは真夏でかなり暑かったのですが、3月中旬にもなるとその頃よりもやや涼しくなって、もう秋は目の前という感じです。
ブエノスアイレスはやはり大都会なので、他の町に比べて洗練されているというか、オシャレな若者が多い!余談ですが個人的にブラジルギャルよりもアルゼンチンギャルの方がキャピキャピしていて可愛い気がします。
町歩きも良いけれど、夜遊びスポットも満載のブエノスアイレス。楽しいー!
物欲が沸々と沸いてくるー!さすが南米のヨーロッパ。楽しいー!
チリの魚介と白ワインも良かったけれど、アルゼンチンの肉と赤ワインも美味しい。楽しいー!
そんなわけで南米最後の地ブエノスアイレスを、思う存分楽しみました。

《アユミ》

■アルゼンチンタンゴへ行く

ブエノスアイレスといえばタンゴ!私達が行ったタンゴはいわゆるディナーショーで、大人の雰囲気がプンプンするレストランでした。
ダンサーの人たちは姿勢をぴんっと立てて気品があり、男女が頬を寄せて絡み合って踊るセクシーダンスなのに、いやらしさを全く感じさせない。さすが、芸術です。テンポの良いステップは、一言でまとめるのもなんですがとにかくカッコイイ!長身で黒髪の女性ダンサーのドレス姿には圧巻という感じでした。
この日は南極クルーズへ行ったひろみさん[コイタビブログ]にドレスを借り、1年以上ぶりにヒールの靴を履いて出向いたのですが、やはりドレスというのはこういう人たちが着るもんだ、とつくづく思いました。とほほ・・・。
タンゴにはストーリーがあり、1920年代から50年代のアルゼンチンの男女を描いたお話でした。音楽はその昔南米へ移住してきた黒人のアフリカ系音楽のリズムと、白人のヨーロッパ系クラシックが混じった感じでしょうか。やっぱ生演奏はいいネェ。

哀愁漂うリズムもあり、はつらつとしたリズムもあり。もともとミュージカルや演劇やコンサートが好きな私は、生演奏つきのダンスに見とれてしまった約1時間でした。本場のタンゴを見られたのはかなり良い思い出となりました。
ちょっとやってみようかとマサを相手に見よう見まねでタンゴをやってみたけれど、まったくダメ。
時間があったらちょっとレッスンに通ってみたかったなぁ。

《アユミ》

■猛獣を触り放題の動物園

入口動物園に行ってきました。
といってもここの動物園は普通の動物園と違い、ライオンやトラなどの猛獣をさわれるという変わった動物園。
ブエノスアイレス市から約2時間半という離れたところにあり、平日だったからか客がほとんどいなくて一見寂れた感じの動物園でした。
お客がいなくて動物園のシステムが分からなかったのですが、早速猛獣に会う為に檻の中へ。まず入ったのはライオンのメスのところでした。普通じゃない状況なので少し入るのに戸惑いましたが、みんなでゾロゾロ入って行くとライオンは3匹いて、鎖とかで繋がれている訳でもなくゴロゴロ寝転がっていて、なぜか犬が檻の中で見張りをしてました。入るとすぐに係員が「触ってみろ」と1人ずつ触らせてくれました。なんだかあっけなく触ってしまい、ライオンもゴロゴロ寝てるだけで、触れて嬉しかったのですが不思議な感じでした。
大猫仔猫そんなノリで次にピューマの子供のいる檻へ。ここも完全放し飼いでここにもなぜか犬が見張りをしてました。ここは子供ということもあり、犬とピューマがじゃれあっていてなかなか可愛かったです。やはり猫科ということもあり、デカイ猫という感じでした。ただ猫とは違い力があるし、子供なので暴れまくっていて係員も犬も大変そうでした。僕達は気にせずデカイ猫をたわむれましたが、たまに噛まれる人もいるようです。
その後、小熊の檻に入りました。熊はさすがに子供でもデカくて危険な感じで、途中2匹いたうちの1匹が突然暴れだして、係員に隔離部屋に引っ張り出されてました。
熊隔離部屋からは小熊の奇声が聞こえたので、安全ではないこともあるのだと思いました。
熊は人の腕を舐めるという芸をしました。熊に舐められるなんて絶対ありえない出来事なのでやってみても良かったのですが、舐められたあと腕がベトベトヌルヌルするらし、く気持ち悪そうだったので僕はやりませんでした。
ここの猛獣たちは謎の白い液体を飲まされていて、それがここの猛獣たちを大人しくさせているようで、ほんとに危険な猛獣のいるところに入るときは係員が常にその謎の液体を飲ましていました。猛獣が暴れだすのも恐いけど、謎の液体も同じくらい危険な臭いがしました。
そのほかにトラに触れたり、ラクダやゾウに乗れたりと、猛獣や動物に触れられる不思議で微妙に胡散臭い動物園でした。
乗る白い液楽しかったけれど動物たちはあの白い液体を飲んで、体などに影響は無いのかとか、法律上いいのかとか、白い液体の正体が気になりました。しかも嫌がるわけでもなく、むしろ喜んで喰らい付くようにチュパチュパやってるもんだから、更に怪しさを強調してました。絶対飲みたくない液体でした。

《マサヒロ》

■Buenos airesのトゥナイト調査団 ストリップへGO!

宿は繁華街のど真ん中にあるので、夜遊びスポットもすぐ近くにあります。「この近くにラテン系男子ストリップショーがあるそうなんですよ。行ってみません?オホホホホ」と宿で一緒だった主婦3人で盛り上がり、いわゆる主婦の会というものが開催されました。
ショーは22時からスタートなのですが、お店の前には何時から待っていたの?という感じでアルゼンチンギャルズがずらりと待っていて、既に外で大盛り上がり。楽屋入りするダンサーが通ると黄色い声と笛。
ギャルズは露出たっぷりのコスプレを着て、気合たっぷりでした。コスプレ似合い過ぎ!可愛すぎ!なぜか主婦3人はギャルズの写真を撮って楽しむのでありました。
やっと中へ入ると北斗の拳に出てきそうな超マッチョのオニイサンが席へ誘導。なんか人間に見えない!!なんだこのマッチョは!!なんで同じ人間でこんなに違うんでしょう。オニイサンの写真を撮って主婦3人は再び盛り上がるのでした。
とにかくショーが始まる前から大盛り上がり。男子禁制の地の女性のパワーはすごいです。
ショーは結局23:30ころから開始。音楽に合わせてなんとなーくのストーリーがあり、徐々に脱いでいくという感じ。ジャニーズのコンサートのように、人気のダンサーが舞台に上がると女性客からキャー!!という黄色い歓声が沸きます。
で今回調査しなくてはならないのは『ストリッパーのアレは本物か』。どうも宿の噂によるとアレはつけ物だという話があり、今回調査をお願いされたわけです。さぁ、仕事です。と奥様1人のカバンから出てきたのはなんと双眼鏡!ペンギンを見るために買った双眼鏡が、今回こんな形で使われるとは。
がしかし、席が後ろ過ぎてなんだかよく見えない。と主婦3人は普段は好奇心旺盛なバックパッカーなので、一番前の方へ移動しました。やはり一番前はギャルズの勢いを更に感じられる場所で、とにかく面白い。みんな踊っているし、コスプレしているギャルなんて「私が一番可愛い」と言わんばかりにお尻フリフリして歩いている感じだし。

しかも一番びっくりしたのが、ショーが終わるとなぜかお客さんの素人ストリップコンテストが始まったということでした。ふとめのギャル、細めのギャル、ぶるんぶるんのおばちゃんが舞台に上がり、1人ずつ音楽に合わせて脱いでいくのでありました。
日本では考えられないこのシチュエーションですが、さすがラテン。脱ぐ方はどうしてそんなにうまいの?という感じで完全になりきっていて、観客も大盛り上がり。結果お肉とおっぱいをぶるんぶるんに揺らしていたで3人目のおばちゃんが優勝。素人なのでなんかこっちもドキドキしちゃいました。圧巻。

で、問題のアレなんですが、検証の結果偽物!!つけ物の付け根が見えました。
ある意味偽物で良かったというか、あんなの本物だったら化けモンだ!!ショーはエンターテイメント的な感じで、以外にも結構健全じゃんって感じました。それよりも素人ストリップの方が強烈・・・。
さて夜も更けて深夜2時頃にショーが終わって外に出ると、アルゼンチンギャル男が外にたむろしていました。ショーが終わると男子禁制が解け、中はクラブ化するそうです。ストリップショーで盛り上がった女子をお持ち帰りしやすいだとか。

で私達は2時半頃にご帰宅。「きっと寝ないで待っているだろうね」と話していたら、やっぱり夫たちはワイン飲みながら待っていました。
やっぱり私には細身の日本人の方がいいな。

《アユミ》
ホテル情報 交通情報
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ポイント
masa テンション
★★★★★
サムライジャパン!
ayumi テンション
★★★★★
食べた肉が体に付いた。
【治安】昼間は普通に歩けるけれど、場所によってはケチャップ、唾かけ泥棒などの被害があるようで要注意。それとバスターミナルは置き引きが結構多いので貴重品の入ったバックは必ず身に付けるように。
【物価】首都なので高い。でもお手軽な価格でタンゴなどを観られる。
【市内交通】市内は市バス、地下鉄などが網羅していて便利。
【食】1人20ペソくらいでビュッフェが食べられる。中華系のレストランが多いのでたまに行った。宿にキッチンがあるのでほとんど自炊。肉とワインが安い!しかもとても美味しい!万歳。自炊できる宿では毎日誰かがデカイ肉を食べている。
メモ
【タンゴショー】
Florida通りに交差しているLavalle通りにあるチケット屋[Paseo Lazalle]で購入。繁華街にはチケット屋が何件かあるらしい。チケット屋で予約する方が安い。
El Querandi/ ドリンクと軽食付きで1人80ペソ(約2100円)
他にも時期によって公共の演劇会場で15ペソでタンゴが見られたりする。

【お触りつきの動物園】
地下鉄を乗り継いでPlaza Italia駅まで行き、地上にでてロータリー沿いの57番バスの乗り場へ。乗り場の手間にバスのチケットオフィスがある。往復で20ペソ。バスは所要1時間半。57番でもRapidやExpressと書かれた57番バスは動物園には行かないそうなので注意。乗ったら運転手にZoo LUjanに停めてもらうように伝える。
Zoo Lujan/1人30ペソ
http://www.zoolujan.com/

【ラテン系マッチョのストリップショー GOLDEN】
上野旅館別館から徒歩5分。かなり近いので夜道も安心。夜22:00にお店に入れるけれど、実際ショーが始まるのは23:30くらいだった。チケットはタンゴショーと同じくチケット屋で購入。私達が購入したチケット屋では25ペソだったけれど、他のチケット屋では10ペソだった。ちなみにピザ食べ放題。でもドリンクは別。男子禁制。クラブに行くような気分で行きましょう。かなり楽しめます。
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