Vol.05 ラオス人民民主共和国
雄大なメコン川と激流ばかりの日本の川。
それはまるで時間の流れを対比しているかのよう。 [解説]タイに比べて何があるわけではないけれど、旅人をひきつけるラオス。あまりにも時の流れがゆっくりしているのでメコンを眺めながら思わず日本を思い出した。
08年3月27日〜4月17日
1日あたりの食費平均8万2000kip(約960円)/2人 ※食費の平均は飲み物、酒、カフェ、おやつも含む。 ●ラオスは基本的に外食費がやや高い。その為、屋台のサンドウィッチや麺類で安く抑えたり、お惣菜とカオニャオを買ってホテルのテーブルで食べたりして、1日の食費を抑えた。 ●ラオス料理ベスト3!1位→ラープ+カオニャオ(香草とお肉の炒め物ともち米)、2位フランスパンのサンドウィッチ、3位カオピヤック(コシのある米麺) ●甘味屋台が多い。安いし美味しいので食べ過ぎた。 ●ラオ・ビール美味しい。1日平均2本は飲んでいた。 ●ルアンパバーンのメイン通りのサンドウィッチ激ウマ。具の多さが半端じゃない。 ○屋台のお惣菜で2人してお腹を壊したので要注意。 ゆるーい雰囲気 ●タイと正反対でラオスは田舎。首都のビエンチャンでさえ、タイの国境の町ノーンカーイよりものんびりしている。中国、タイ、ベトナムと騒がしい国に隣接しているのに、こののんびり感には驚き。観光スポットは大分外人好みになっているけれど、少し離れると昔ながらのラオスの住居や舗装されていない道路に。山間の段々畑はなんだか日本の田舎に似ていて懐かしく思えた。ついでにイミグレの人たちは適当に入出国のハンコを押しながらDVDを見ている。ゆるいな。 お土産がカワイイ ●ルアンパバーンのナイトマーケットは民族系の小物が多く、刺繍の雑貨やかばんなどカワイイものばかり。それと日本でも使えそうなパッチワークの雑貨が多くてオススメ。当初ラオスのお土産は期待していなかったけれど、ルアンパバーンのナイトマーケットが私の中で一番ヒットした。手作り感のあるお土産ばかりで見ているだけでも楽しい。ちなみにビエンチャンでお土産のマーケットはない! お腹壊すことが多かった ●2人の体調にもよると思うけど3週間の滞在中、お腹のゆる〜い日が続いた。一度あまりの腹痛に道端でうずくまって歩けなくなった。昼間からやっているお惣菜屋は暑いのに常温でほったらかしなので要注意。夕方から始まる屋台の方が安全。それか私たちの食べすぎ。だってラオス料理は美味しいんだもん。 僧侶が多い ●派手なオレンジ色の僧侶がよく歩いている。僧侶はまずしい家から出家することが多いが、ルアンパバーンで出家するにはコネなどがないと難しいらしい。しかもルアンパバーンの僧侶は英語を学べるらしく、僧侶を辞めた後に外国人相手の仕事に就く人が多いらしい。タイに比べてラオスの僧侶は肉も魚も食べちゃうらしく、ちょっと修行がぬるーい。そんなところもラオスだからかな。 ルアンパバーン ●ラオスのお正月、 水掛祭りに参加。水以外にもお鍋の底に付いた炭を顔に塗りたくられたり(なかなか落ちない!)、小麦粉を掛けてきたりと大盛り上がり。タイに比べるとゆるーい祭りらしい。でも十分楽しめた。 バス ●ローカルバスは安いけれどボロイ。山道を必死に進んでいた。壊れそう・・・。VIPバスは乗っていないけれど、タイの2等バスみたいな感じだったと思う。MINIバスは高いのにエアコンなし! ●ラオスから中国雲南省行きの国際バスもある。もちろんバスは中国人だらけ。ラオスなのにカーッぺするおっさんだらけ。あーやだ ラオス全土 ●私たちが訪れた4月は、暑期。日に日に暑くなって午後の日差しはとても強いので、町散策しているどころじゃなかった。午前中は涼しいので早起きするしかなかった。 それとスコールが増えてきた。2.3日に1度は夜になると雷と大雨になる。そして停電になると町が暗闇になる。月明かりのない真っ暗な暗闇を初めて体験した。 おばちゃんは柄の入ったロングまきスカート。若者には最近、タイファッションが広がっているらしい。まっすぐできれいな黒髪の女性が多く、肌が白いほど美しいとされ、日傘をさしている人が多かった。男性は細くて優しそうな人人が多い。中国やベトナムに比べて商売っ気があまりないのか、すぐに半額くらいにしてくれる。おばちゃん、ありがとね。 ゲストハウスなどを経営している家族はラオスでも金持ちの部類に入るらしい。山間の家は裸足でボロボロの服を着た子供が多かった。 旅日記/ ビエンチャン バンビエン ルアンパバーン 旅情報/ ラオスホテル情報 ラオス交通ルート |