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2008

ヒマを楽しむ町、急いではいけない町

国/ラオス【6カ国目】 滞在地/バンビエン【22ヶ所目】 ホテル情報

■オンボロバスに乗って北上

バンビエン写真ビエンチャンからバンビエンにやってきました。ローカルバスに乗ってみたらエアコンなし(一番後ろの席は窓を開けられないので本当に暑い!)、座席は壊れている上、上り坂では今にも止まってしまうくらいのスピードになり、しかもたまにずるずる滑り落ちてしまってちょっとおもしろい4時間でした。
地元の人と荷物でギュウギュウになりながら、バスの中で流れるカラオケムービーを見たり、道が悪いと座りながら飛んだり。途中バスが留まって一斉に窓に物売りが寄ってきてワクワクしました。

バンビエンは西側にドラゴンボールに出ているような山々と、東側に緩やかな山々に囲まれた小さな町。見どころはあまりないけれど、大自然とゆる〜い雰囲気が人気で、旅人には居心地が良い町だそうです。

3泊しか滞在しなかったけれど、久々に一人旅中の女の子と仲良くなって旅話やら世間話をしたり、ご飯を食べに行ったりして楽しみました。 バンビエン写真

《アユミ》

■ゆるりバンビエン滞在

バンビエンの朝はまずニワトリの鳴き声で始まります。
「コケコッコー」とどこかの1匹が鳴きだすと、ほかのニワトリも連鎖してどんどん鳴きだす!
もう朝?と思って時計を見るとまだ3時半!!
「まだ夜中じゃんっ」ともう一度眠っても、何度もニワトリの鳴き声で起こされてしまう。そして珍しく早起き。
バンビエン写真
バンビエン昼間はとにかく暑い!4月に入って暑期の季節になってきたので、真夏の暑さが毎日続いています。
現地の人はまだ比較的涼しい午前中から動き出しているけれど、旅人はお寝坊さんが多いので起きた時には既に太陽がギラギラ!見所は洞窟とチューブ下りくらいなので、数日経つと昼間はやる事がなく、外にいるのが辛いわけです。
確かに町散策に出かけたけれど、暑さで汗がダラダラ。
そしてレストランは『どうぞ、こちらでダラダラしてください』といわんばかりにクッション付きのお座席が多く、昼間の暑い時間はそこで昼寝やTVを観ながらだらけている旅人ばかり。地元の人も猫も昼間はお昼寝をしたり、のんびりしていて暇そうでした。

この4ヶ月間でのんびりとした場所は何箇所か訪れたけれど、このバンビエンのゆるい雰囲気は断トツ!
例えばタイのタオ島はのんびりしているといっても、ダイビングや島散策やプールがあって何かとすることはあったけれど、ここバンビエンの場合、地球の歩き方にも『この町では思い切りだらけてみよう』と書いていあるくらいで確かにやることがない。でもそのゆる〜い雰囲気がイイみたいです。
夕方になると徐々に人が動き始め、屋台が出てきたり、町を歩く人が増えてきてなんだか活気がでてきます。 西の山々に沈む夕日はとてもきれいですが、日が沈むとメインロード以外は暗!!
バンビエンバンビエン写真そして夜になるとメインロードのレストランではどこから湧いてきた?と思うくらい旅人がビールを飲みながらサッカー中継を観ています。テンションがおかしな外人はあのメニューのせいかなぁ。
ちなみに元々ラオスはドラッグを楽しむヒッピーが多かったらしく(今も多いけど)、レストランでは『ハッピー』『キノコ』だの危ない系のメニューが堂々とあります。(もちろん違法)
バンビエンは『大自然に囲まれながらのドラッグは最高に気持ちイイよ!どうせ見つからないし!』って感じで人気になったのかなぁ。
危ない危ない。

とはいえ5日間くらいのツアー旅行で訪れるには刺激があまりないけれど、長期で旅をするなら休憩地としてリラックスできそう。宿は安いし、大自然に囲まれて気持ちが良いし、ドラッグ目当てじゃなくても長く滞在してしまう人が多いのも頷けるなぁ。

《アユミ》

■ラオス式マッサージ

バンビエンでは特にやることもなくって、他の外国人旅行者の様にレストランでダラダラとテレビを観ているのは退屈だったのでマッサージに行ってきました。

日本にいる時はもちろん東南アジアに入ってからもちょくちょくマッサージ屋を見ましたが、多少興味はあったものの特に肩や腰がということもなかったので、僕はマッサージ初体験でした。

行く決め手はここで会った旅人さんに薦められたのと安かったから。確かタイだと道路の簡易マッサージで1h 200〜250B(700円〜)くらいそれでも日本に比べればとても安いけど、ここバンビエンではなんと1h 30000kip(約360円)!しかもちゃんとお部屋の中で1時間。

僕らの考えだとラオスは物や食べ物はタイからの輸入が多くてタイに比べると少し高い、しかしマッサージみたいな人件費だけのものは安いのかもしれない。
マッサージ
マッサージの方は他でやったことがないので良いか悪いかは解らなかったけど、なかなか気持ちよかったです。
慣れてないので多少くすぐったいと思うところもあったけど、いつも重いリュックを背負っていた体がリフレッシュしたみたいでした。

終わったあとは、なんだか血行が良くなったのか体がポカポカしてました。

《マサヒロ》
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