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2008

首都に思えないけど、のんびり感がラオスの良いところ

国/ラオス【6カ国目】 滞在地/ビエンチャン【21ヶ所目】 ホテル情報

■首都ビエンチャンはこじんまりしていてタイとは大違い。

チェンマイからタイの東北部の町ウドーン・ターニを経由し、国際バスに乗り換えてラオスの首都ビエンチャンにやって来ました。
思い起こせばタイは沼でした。見所は多いし、食べ物は安いし美味しいし、居心地の良さにはまってなんとまぁ長々と1カ国で45日。2年で世界一周する予定なのに。タイに沈没してしまう人の気持ちがわかりました。気を抜いたらどんだけいたか・・・。
タイ”沼”にカメラを落としてしまったものの、やっとの思いで這い上がり、メコン川を渡って国境を越え!さらば、タイ。また来るから。
ビエンチャン写真
さて、国際バスに乗ること2時間で着いたビエンチャンは首都に思えないほど本当にのんびりしています。
見所はチャリンコで見て回れるくらいで、大きなビルは特になし。
今まで出会った旅人さんの多くが「東南アジアの中でラオスがのんびりしていて一番良かった!」と言っていたけれど、散々タイでのんびりしていた私たちが今度は”ラオスの沼”にはまったらどうしましょう。あぶないあぶない。
ビエンチャン写真

《アユミ》

■首都ビエンチャン観光。

ビエンチャン観光は、いつものように自転車で。

まず一番目立っている凱旋門のようなパトゥーサイというところへ。
門の周りは公園のように整備されていてなかなかキレイ。
門は上に登れるようになっていたので早速登ってみました。
中には土産物屋が入っていたりとなんだかゴチャゴチャしてましたが、上まで行くとビエンチャンの町がぐるり見渡せる景色。
高いビルがなくこれでも首都なんだなぁ、なんて思いゆったりしたラオスを感じました。

それから名所をちょこちょこ回り最後にワット・ホー・パケオへ。
ビエンチャン4
すると隣の迎賓館の周りがお巡りさんだらけ、おっ何かあるみたいだぞと思いカメラを向けるとお巡りさんに「撮っちゃダメだ」と言われました。なんか偉いお客さんが来てるようで、走っていた車も止められたりで警備もしっかり。
目だったビルやそれらしい施設がなくてもここは首都なんだと実感しました。

後でニュースで見たら『メコン流域6カ国会談』なんていう結構なことをやっていて、ホントビックな方々がいらっしゃっていたことに驚きました。
そういえば前の日、特に何もないホテルの前の道を白バイ先導でVIPカーが走り抜けていったのを思い出し、あんな道を首相クラスが通って行くのは何とも不思議な感じに思いました。
ビエンチャン5

《マサヒロ》

■ラオス美味しいもの探し

2人して食べ物の好き嫌いがないので、何でもペロリと平らげてしまうこの旅食生活。
おいしい料理は元気の源だからね。ラオスでも満腹絶好調な2人です。

まず、ラオスで主食として食べられている『カオニャオ』。ラオスではもち米を食べる習慣があり、モチモチ好きの日本人2人にはちょっとうれしい懐かしの食感。籠に入っていて、手でコネコネしながらおかずと一緒に食べます。もち米なので腹持ち良し!おかずはタイとあまり変わらないかな。

それとビエンチャンでは歩いていると甘味屋台が多いことに気づきました。
屋台で夕飯を食べたら次は夜のおやつだ!と2人して自然と甘味屋台へ吸い寄せられ、ほぼ毎日通いました。お腹いっぱいなのに、1個1000Kip(12円弱)だからついつい何個も買ってしまい、ホテルに帰って毎夜試食会。今日も食べまくりだぁ!
その中で一番おいしかったのはバナナの皮で包まれた日本でいう『おはぎ』みたいなもち米のお菓子!モチモチの食感の中にバナナが入っていて、甘すぎずグッド!
他にも『ういろう』に似たお菓子や、プリン系のお菓子、なんだか得体の知れないお菓子など様々あったけれど、その屋台のお菓子は全部制覇しました。
ドーナツはベトナムで売っていた揚げ饅頭とほぼ同じ。オススメはもち米の中に甘いサツマイモが入っている揚げ団子!でもカロリーは多分高い。
ビエンチャン
ビエンチャン写真麺類は日本のうどんに近い『カオピヤック』が美味しい。ちょうど映画『UDON』をテレビで観たばかりだったのでうどんが食べたくてしょうがなかったし。 野菜がたくさん入っているちゃんぽん風味や、日本でいうカレー南蛮のカオピヤックなど、コシのあるモチモチの太麺に結構はまりました。ラオス料理もなんだか美味しいものが多いぞ。

また、ラオスは昔フランスに統治されていたので、ベトナム同様フランスパンの食文化が残っていてこれがまた美味しいのなんのって!!外はカチカチ、中はもっちり系のおいしいパンが売っています。
フランスパンのサンドウィッチの屋台ではハムや、チーズなどを挟んでもらってがぶりと食らう。SUBWAYに負けないくらいぎっしり具が入っていて、あぁ美味しい。

そんな感じでビエンチャンでも美味しいものを探して歩き回りました。
このまま世界のフードハンターになろうかな。(大昔世界ふしぎ発見のミステリーハンターになりたかった)
そういえば旅を始めたばかりのときは屋台料理が続いて熱を出したり、お腹を壊してばかりで「私って結構か弱いんだわ」と思っていたけれど、それでも毎日のように通っていたので大分胃袋が強くなりました。
マサは日本にいた時よりもなんだか食欲旺盛で、食べてばっかりじゃだめだ!と最近毎日筋トレ。 更に「アユミも筋トレやった方がいいよ」と言われ、夫婦揃って筋トレをしています。
やっぱ体が資本だなぁ!

《アユミ》
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