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2008

ラオスのお正月 水掛祭りに参加!

国/ラオス【6カ国目】 滞在地/ルアンバパーン【23ヶ所目】 ホテル情報

■参加型のお祭りは本当に楽しい!

山をいくつも越え、クネクネの山道を通ること約6時間、世界遺産の町ルアンパバーンにやってきました。
この町で一番の楽しみはなんといってもラオスのお正月『水掛祭り』に参加すること!
もとはお正月に僧侶の頭を水で清めたことから始まったらしいけれど、水掛祭りとしてタイや中国雲南省をはじめ、ラオスでもお祭り騒ぎが3日間続きます。 (どこから始まったかは知らない)

ルアンパバーンお正月5日も前に到着したのに、道路脇からバケツを持った少年少女(以下水掛けギャング)に水をバシャバシャ掛けられゲストハウスに着くまでにビッショビショ。既に水掛祭りの序章は始まっていて、旅人みーんなでルアンパバーンの水の洗礼を受けました。とにかく近づいくるとニヤニヤしながら水を掛けられます。バイクに乗っていようがトゥクトゥクだろうが容赦なし。ちょっと早いっての!!
午後になると、学校から帰ってきた水掛ギャングが笑いながらいたる場所でバシャバシャやっているので、ゆっくり町中で写真撮影もできません。困った!でも最近午後になるとフラフラになるくらい暑い上、水は掛けられるので毎日朝起きて午前中に観光でした。あー健康的。

ルアンパバーン 【ピマーイ1日目 4/13】
大晦日にミス・ルアンパバーンコンテストが開催され、やってきましたお正月。
そして水掛け本番!!ゲストハウスの皆と水鉄砲を持っていざ出陣!!しかーし水掛ギャングたちは「Happy New Year!」「サバディ ピマーイ」と言いながら水をバシャバシャ掛けてきます。出発10分後には既にビショビショ。暑いからとっても気持ちがイイ!
でも小麦粉や、なべ底の炭を顔に塗りたくってくるやっかいな強敵も多く必死。チームTシャツを着た水掛ギャングから何度も逃れ、やっとのことでメコン川へ到着しました。
皆でボートに乗ると今度はメコン川の水攻撃!あぁ、汚いからうれしくない。着くと巨大イベント会場があり、そこではラオスのギャルとギャル男たちが小麦粉の塗りあいやダンスをやって楽しんでいます。歩いているだけで容赦なく小麦粉を掛けられ、何を楽しむのか解らないけど、とにかくワイワイガヤガヤ。もはや水掛祭りでなく、『粉掛け祭り』状態。この後ゲストハウスに戻るときも水掛の戦場を通るので、着いた時にはぐったりの1日でした。
ルアンパバーン
【ピマーイ2日目 4/14】
この日はパレード往路。(パレードはメインストリートを往復する)
1日目同様、トラックから水掛ギャングに水を掛けられたり、顔に炭を塗られながらメインストリートへ行きました。既にメインストリートは大盛り上がりでパレードが始まると民族衣装を着たチームや僧侶やミスルアンパバーンが登場。
ちなみに聞くところによるとミス・ルアンパバーンの評価基準は『肌の白さ』が重要らしい。そして家柄(金持ち)だとか。今年のミスルアンパバーンも金持ちだからよ、とラオス人が言っていたけれど、どこ国もそんなもんなのかしら。
ルアンパバーン
さすがにミスルアンパバーンは水を掛けられないけれど、他は観客から水をガンガンに掛けられ、ビショビショにされながら歩いていました。 もちろん僧侶も。そしてメインストリートは水の戦場と化します。
子供だけではなく、水鉄砲を持ったでっかい子供たちも敵めがけて総力戦開始!!男の人って万国共通、いつになってもでかい子供だわ、とつくづく思いました。 子供も大人も外人もみーんなビショビショ!!白人のオネエチャン、Tバック透けているってば!
遊びたい盛りの僧侶たちもお寺の壁に隠れながら下にいる人に向かって思い切り水を掛けてきます。すごい笑顔!思わず手を振ると僧侶も「バイバーイ」と手を振ってきて、僧侶も少年なんだな、と思った瞬間でした。
ゲストハウスに戻ると町中が水道を使いまくっているので、水が出ない!!シャワーに浴びれない!そんなわけで皆でゲストハウス前の川で真っ黒になった顔を洗って水遊び。少年のような1日でした。
【ピマーイ3日目 4/15】
パレードの復路(内容は2日目と同じ)。私は写真撮影オンリーでしたが、 マサ達男性陣は相変わらず水鉄砲持って戦いの続き。元気だなぁ。でもラオス人もさすがに疲れてきているためか復路の盛り上がりはイマイチでした。さすがにこんなに連日水掛やっていたら飽きるし疲れるようなぁ、と思ってゲストハウスに戻ると、夕方に最後の締めの水掛大会が開催され、実況中継で流れていると聞きビックリ!その頃私はもう疲れて「いやー正月が終わった!」とのんびりしていたのに、ラオス人元気良すぎ!
こうして水掛祭りは終わるのでした。
ルアンパバーン
水掛祭りはもちろん楽しかったけれど、家族経営のゲストハウスに泊まっていたのでラオスのお正月を垣間見れたこともすごく面白かったです。『悪いことを川に流す』という意味を込めて、家族全員で川で灯籠流しをするのを見れたり(その後なぜか川で家族全員シャンプーをしていた)、年に1度の家族の托鉢を見れたり。お坊さんにあげるお菓子の準備はなかなか大変そうでした。
ルアンパバーン ちなみにチェンマイやバンコクの水掛祭りは連日24時間ひっきりなしに開催していると聞いたけれど、ラオスで一番盛り上がるルアンパバーンの水掛祭りは、大体スタート11時〜17時。お腹が空く頃にはもう終わりです。このゆるーさが疲れすぎず、なんだかラオスののんびり感がでていて最高でした。

《アユミ》

■寺と滝

観光は正月の始まる前に急いで回りました。
その辺をウロウロしてるとそこらじゅうから水を掛けられるサバイバルな状態になっていたので、大事なカメラを守りながらの観光でした。
ルアンパバーン寺まず世界遺産にもなっている町の散策にいって有名なワットプーシーとワットシェんトーンを見て後はどうしようかなぁなんて思っていたら、何やらすごい滝があるということで行ってみることにしました。
クワンシーの滝というらしく町から車とかで一時間くら行いったところにありました。
滝は10分くらい歩いたところにあって、川に沿って登っていくと途中でたくさんの観光客が川に飛び込んで遊んでいました。
一番奥まで行くとそこにはとても立派な滝が待っていました。ラオス人曰く「アジアで一番の滝だ」なんて言う人もいるらしく確かにきれいなところで感動しました。
僕らもマイナスイオンを浴びながらゆっくりしました。最高でした。
帰りに観光客で賑わう飛び込みスポットへ。
滝1
滝2そこは木の上からターザンジャンプで水に飛び込む遊び場になっていて僕たちもはしゃいで何度も飛び込んで遊びました。
滝もきれいだし遊び場もあるし最高の観光ポイントでした。

こんな場所が僕らの持っていたガイドブックに載っていなかったのが不思議なくらいなところでした。
ルアンパバーンに来たら絶対行く価値のあるところです。



《マサヒロ》

■ルアンパバーンで日本人だらけのゲストハウスに滞在

バンビエンで仲良くなったともこちゃんと共に、向かったゲストハウスはなんと日本人率90% !!時期的に大学生がいなかったためか、なぜか同世代の旅人が多くて久々に日本人とワイワイ楽しい日々を送りました。
そういえばこんなにワイワイするのは1ヵ月半ぶり。旅先の出会いはやっぱり面白いです。
まず日本人が多いGHの良さといえば、旅の情報が新鮮ナマもの。旅人が書き残していった情報ノートも時に大助かり。
それと食事は人数が多い方が美味しい!マサはビールを飲む相手ができて意気揚々の毎日で、久々に目がキラキラしていました。そしてどこかの町で偶然再会したときの感動と、その後ネットでつながる旅人ネットワーク!重要です。
ちなみに最近日本人といえば旅をしている人としか会っていないので、「はて、日本は旅人が結構多いのね」と感覚が狂ってます。
ルアンパバーン
東南アジア最後の町ルアンパバーンでいろんな旅人たちとはしゃいで楽しみました。寂しいけれど、さらば東南アジア!そして次は渦中の中国。一気に雲南省の昆明に北上します。

《アユミ》
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