中国の良いところを知った再入国
国/中国【再】 滞在地/景洪【24ヶ所目】
麗江【25ヶ所目】
■入国1日目にバスが故障してヒッチハイク
ラオスのルアンパバーンから昆明までの国際バスに乗りましたが、出発直前から2人してお腹がゆるく、ちょっと心配。途中何度も休憩しながら北上し、イミグレを通過して中国に再入国しました。
またまた停車かーとウトウトしながら出発を待ち、その後爆睡。
そーしーてー3時間後に目覚めてビックリ!まだ出発してない。しかも外の様子がおかしい。だんだか中国人が騒がしいぞ。ジェスチャーで運転手のおっさんに事情を聞くと、故障して何度も停車した挙句、ついにお手上げ状態になってしまったとのことでした。
場所は景洪から約70km北の最近開通した高速道路の山間。車の通行量が少なく、気が付いたら日が沈んできました。
乗務員からの説明等もなく、「われ先にー」とせっかちな中国人はさっさとヒッチハイクで、どこかへ消えていきました。はやい!私とマサはあっけにとられて、とりあえずどうするか考えましたが、とりあえずお腹の調子がやっぱ悪い!
代わりのバスは来ないようなので中国人が続けてまた5人、また5人と適当に高速道路でヒッチハイクして消えていきました。
すると、中国人に呼びかけられ、見ると弁当の支給。おべんとうー?どーこーかーらー?WHY?
状況はよくわかららないけど、代わりのバスではなく、やってきたのはお弁当でした。
「飯が来たぞ」「飯食ったか」「飯だ飯だ」「早く食べろ」といろんな中国人にせかされ、残った中国人は暗闇で車のライトつけて黙々とお食事ターイム!もーなんか笑っちゃいました。
私たちはその間におっちゃんが車を捕まえてくれて声をかけてくれたので便乗。とりあえず2人して体調が悪い上、マサは口数が減ってフラフラしてきたので、お金を返金してもらって近場の景洪へ行くことにしました。
夜10時に町に着き、ホテルに向かったら満室。先ほどのおっちゃんが安い宿を見つけてくれて大助かりでした。
バスに乗ったときは中国人団体のカーッペッを見て「もーなんなのあのマナーは。あーやっぱりチベットに行けないなら中国には行きたくない!」と思っていたけれど、親切なおじさんやおねえさんに助けられ感謝感謝の中国再入国。
ギャーギャーとでかい声でしゃべっている様子も慣れたし(自分も負けじとでかい声でしゃべるしかない)、私たちを日本人と知っても何かと声をかけてくれたし、親切な人もいるもんだ、と感じた中国1日目になりました。
そしてお腹の調子が良くなってきたようなので、昆明はやめて世界遺産の町麗江へ。
このバスも約21時間の長時間移動でした。この日は事故渋滞で4時間停車。
そしてひとりのおっさんがバスの中で「カーッペッ」と痰吐きが始まると、他の乗客も連鎖して「カーッペッ」!!
おばさんは夜中に隣でゲーゲー、カーッペッとゲロと痰を吐きまくるし。お願い、バスの中は本当に勘弁です。
あー、やっぱり痰吐きだけはどうしても耐えられん。
《アユミ》