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2009

ビック5全部制覇のサファリツアー!

国/ケニア【30ヶ国目】 滞在地/マサイマラ国立公園【103ヶ所目】

■サファリへGO!

忘れてはいけない!アフリカのメインイベントのサファリへ行ってきました。
東アフリカの3〜5月は、大雨期の季節なので天候が心配でしたが、私達が訪れた時はまだ雨があまり降っていないようで、3日間天気がよく、最高のサファリ日和となりました。しかもこの日はきれいな満月でした。
マサイマラ国立公園は大阪府くらいの大きさの国立公園で、タンザニア側のセレンゲティとンゴロンゴ国立公園に比べて小さいのですが、動物の種類が多く、ライオンなどの肉食動物に遭遇する確率が多いそうです。

サファリはキャンプ滞在2泊3日で265USD。2人で530USD・・・。
日本人の感覚でも安くはないでしょ?これまでツアーといえば2泊3日で60ドルくらいだったので、日本社会から脱走して約1年半経つパッカーの私達からしたら正直ばか高い!!アフリカはどのツアー料金も高いです。
でもしょうがない、だってライオンとチーターと豹が見たいのですから。
ナイロビから悪路を経て約6時間半でマサイマラNPに到着。
アフリカの旅、これにてコンプリートです。

《アユミ》

■ビック5を求めて

草食動物たちマサイマラに到着して早速夕方のゲームドライブへ。キリン、シマウマ、インパラなどの草食動物が見ることが出来ました。
さすがここはサファリ。動物たちは南米アマゾン地帯のワニやカピパラのようにそこら中にゴロゴロいました。
そうなるとやっぱり見たいのがBIG5といわれるゾウ、バッファロー、ライオン、豹、サイでした。
国立公園内をしばらく回っていると、ゾウとバッファローの群れに遭遇。さすがにこいつらはBIG5なだけあり、存在感と迫力が格好良かったです。しかも子ゾウを連れて歩いている群れもいて、動物園とは違う感動がありました。
人の群れ夕暮れ時に他のツアーの車が集まっている場所があり、僕達の車も急いで近くに寄ってみると、動物の王様ライオンがゴロゴロしてました。ガイドによるとライオンは狩りが下手らしく、多くのオスライオンは狩りをやらないでメスに任せっきりでハイエナなんかが捕まえた獲物を横取りして生きているとのことでした。ちょっと恰好悪いな、なんて思いましたが、実際見ていると体はでかいし、ツアー客が周りを囲んでいても堂々としていて王様の貫禄たっぷりでした。
ガイドの話を聴いていたらライオンはスワヒリ語でシンバというらしく、ライオンキングの主人公は単純にスワヒリ語のライオンという呼び名だったのを知りました。ちなみにイボイノシシはフンバ、ゾウはダンボとのことです。

2日目は朝から夕方まで丸1日ゲームサファリ。ガイドがやる気のある人でどうしてもBIG5を全部見せたいらしく、必死に探してくれました。
すると、BIG5ではないけれどチーターの親子を発見。チーターは獲物を求めて走っているイメージがあったのですが、獲物を探すとき以外はゴロゴロして迫力はなく、子供同士でじゃれ合っている様子はまさしく猫そのものでした。
チーター動物が行動をするのは朝と夕方が多いらしく、昼間はしばらく何も見つからず車の中で少し眠くなりグダグダしていると、急に藪の中からサイが顔を出しました。
サイはこの国立公園で遭遇する確率が低く、僕達ツアー客よりもガイドが興奮してました。他の動物に比べて警戒心が強く、しかも今回は子供がいたので逃げるのに大急ぎ。可哀相だし危険なのでそれ以上は近づけず、ゆっくり見られなく少し残念だったけれど、ガイドが「今日はラッキーだ!」とテンション上がっているし、なんだか貴重なものを見れて嬉しくなりました。
ビッグ4その後、また何も見つからずに時間だけが過ぎたところで、今度は襲われたばかりの動物を発見したという無線連絡。その場所へ行ってみると、ついさっき1匹だけ木陰でくつろいでいた小動物!ガイドが近くに何かがいるかもしれない、とゆっくり移動を始めると何かが逃げていくのが見えました。草の丈が高くて何者か分からず、とりあえず近寄って様子を見ているといきなり「グアオッ」という雄叫びと共に、豹がすごい速さで草むらへ走っていきました。。一瞬で驚いたのもあり、写真には収めることが出来ませんでしたが確かに豹を見ることが出来ました。
サイと豹は少しでしたが、これでBIG5を制覇。ガイド曰く、サイと豹は発見するのが難しいので、僕達は運が良いと言ってくれました。
ライオンの食事次の日は早朝からゲームドライブ。帰る直前にはライオンがキリンを食べているという、大自然ならではの弱肉強食の現場まで見ることが出来ました。
日本のサファリパークには行ったことないのですが、動物園とは違う自然な動物たちの姿は圧巻。途中マサイ族が牛を連れウロウロしている風景なんかは、人と自然が一体化していて驚かされました。ツアーの車でガンガン踏み込んでおいてなんですが、こういう場所がずっと残っていて欲しいと思いました。
アフリカのサファリツアーは各国色んな場所にあり、ここまで来る途中も行きたいところがあったのですが、ここまで我慢した分まとめてたくさん見れた気がしました。良かったです。

《マサヒロ》
ホテル情報
交通情報
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ポイント
masa テンション
★★★★☆
アフリカ脱出!
ayumi テンション
★★★★★
ビック5が見られてラッキー!
【治安】良い。
【物価】ビールは1本200Ksh。キャンプ場なのでしょうがないか。
【交通】天井が開く快適な4WD。しかしナイロビ⇒マサイマラまでの道が悪いので酔いやすい人は要注意。
【食】ビュッフェ形式。キャンプ場での食事は量も質も○だった。
メモ
【サファリについて】
《サファリの日程》
1日目・・・9:30頃にピックアップ。ランチはマサイマラNPへ行く途中で。16:00頃に到着し、休憩後に早速ゲームサファリ。夕暮れ時の動物を観察する。
2日目・・・7:00に朝食、7:30にゲームサファリへ出発。ランチはヒッポプールの近くの休憩所で持ってきたお弁当を食べる。その後16:00まで再びゲームサファリ。結構疲れる。
3日目・・・6:30に朝方のゲームサファリへ出発。8:30頃に戻ってきてから朝食、その後支度をしてナイロビへ戻る。

豹とサイは発見が難しく、時期によっては稀だそう。通常大雨期は草木が伸びてしまって、動物の発見が難しいようで、やっぱ乾期の方がいろいろ見つかるみたい。
他にもマサイ族の村へ訪問するオプションもあるようです。私達はマサイ族の村へ行けるものだと思っていたら、行かなかった。
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