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〜24
2009

やっと落ち着けた場所

国/マラウイ【28ヶ国目】 滞在地/ンカタベイ【97ヶ所目】

■湖畔の町でのんびり

首都リロングウェで2泊した後再び移動です。 再び朝7時発と聞いて5時半に起きたのに、結局バスが出発したのは9時近く。相変わらずぎゅうぎゅうのバスに乗ってンカタベイにやって来ました。
ここはマラウイに来たバックパッカーが、必ず訪れるというマラウイ湖の湖畔にある小さな町です。私達の宿は湖畔に面したコテージ!まぁ、見た目はコテージというか小屋かな。でもなんかのんびりしている場所です。
マラウイに入ってから物価も下がりました。南ア、ナミビア、ザンビアはムダに高い感じがしたし、これまで『夜は危ない』だとか『都会は危ない』だとかで、ちょっとゆったりできる場所がなかったので、ようやくほっとできる場所という感じです。
ンカタベイでは久々に日本人旅行者にも会いました。旅立ち2ヶ月目にベトナムで出会った友人と1年2ヶ月ぶりに偶然再会!出会えた場所がアフリカの田舎だなんて、縁があったのでしょう。再会はうれしいものです。
そして日本人はどんどん増え続け、3日目には日本人だけで15人近くいました。アフリカを旅している日本人が集結したような気分。でもエジプトやエチオピアからの南下組は多いですが、北上組はあいかわらず見かけません。

《アユミ》

■ンカタベイの人々

ンカタベイの人々マラウイは人が優しい、と聞いていました。
それでもここンカタベイに着くまでは、町の様子を撮ろうとカメラを構えただけで「撮るな!」と騒がれたこともあったので、正直めんどくさいなぁ、と思っていました。
ンカタベイに着き、町散策を始めるとアフリカならではという感じで「コンニチハー」と声をかけられました。僕達も「こんにちはー」といつも通り返してたのですが、今までの町より反応が良いので「写真撮っていいー?」と聞いてみました。
すると 「ヨーシ俺達を撮れー」てな具合に騒ぎ出し、人も集まってきてポーズを決めたりワイワイガヤガヤ。自分らの写真を確認してまた大騒ぎといった感じでした。
子供だべい!アフリカだけじゃなく、人の写真を撮る上で、期待しているのはこういう反応なので僕も楽しく写真を撮らせてもらいました。
子供たちも似たような感じで騒ぎながら良い被写体になってくれるので嬉しい。もちろん中には「お金をくれ」と言う子供もいるけれど、「お金はないよ」というと「そうか」とあっさり諦めるし、中には「写真を撮ってくれー!!」と言って寄ってくる子供までいました。
ただ女性は恥ずかしがるのでなかなか撮らせてはくれないようでした。というかダメな人は大声で騒ぐからめんどくさい。女性は仲良くならないと難しいです。
写真の他にも、布を買うときに他の店がだいたい900MKW(クワチャ=マラウイの通貨)で売っていたので「900MKWか?」と聞いてみると「いや、これは800MKWだ!」と。900MKWと言われても分からないことなのに正直です。
大抵どこに行っても、大人は「金くれ!金!金!」っていう感じだったのに、観光客に擦れていない感じが田舎っぽくてうれしかったです。
バックパッカー用の宿も多く、外国人を見かけるけれど、他の国に比べて擦れていない感じは何なんだろう。なかなか良いところでした。

《マサヒロ》

■民族衣装を作る。

ほとんどの黒人女性が派手な布を腰に巻いたり、赤ちゃんを布でおんぶしていたりと、布を何かしらに活用しています。アフリカっぽい柄の生地がとても気に入った私は、ンカタベイに来てから布を買い続けることあっというまに7枚。何に使うんだ?という感じだけれど、買いまくりました。
その中でも黒人女性がよく着ている、派手な生地で作った上下セットがとても素敵!服とお揃いの布を頭にも巻いていて、黒人の普段着なのかな?肌が黒いから派手な柄がすごい映えてとにかくカッコイイ。
と、布を求めて市場をフラフラしていると、ミシンをガタガタやっている小さなお店を発見。覗いてみるとおっちゃんが洋服を作っていました。壁には衣装のサンプルみたいなチラシがずらりと貼ってあり、もしやと思って「この服作れるの?」と聞くと、ニヤリと笑って「何でも作るぞ」と。やったー!よし、作ってもらおう、ということになりました。
自分の気に入った生地を渡して、早速採寸。
バストを図りながら「Too small〜」とニヤリとするおっちゃん。コラコラ
足の長さを図ると「Too short〜」とニヤリとするおっちゃん。コラコラ
一緒にいたマサと鈴木くんが採寸しながら笑いまくるので、おっちゃんも「ハハハハ」と笑っていました。黒人って正直です。ほんっとに。
そんな感じでとりあえず採寸してもらい、出来上がりを待ちました。
次の日に取りにいくと、おやまぁ、バストぴったりの衣装ができていました。上下セットで600円!!うれしい土産になりました。
早速着てみたら、現地のおばちゃんたちに「素敵よ!!」と言われたり、グーポーズされたりしてうれしかったです。

《アユミ》
ホテル情報
交通情報
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ポイント
masa テンション
★★★☆☆
蚊が多くなってきた
ayumi テンション
★★★★☆
ンカタベイにはもう少し長居したかったなぁ。
【治安】夜も自由に繁華街へ食事に行けるので安心。アフリカの旅No.1治安が良い場所
【物価】南ア、ナミビア、ザンビアに比べがくんと物価が下がった。リロングウェよりも宿代が安い。
【市内交通】徒歩で十分。ビーチまで徒歩30分くらい。
【食】外食Only。地元食は安い!!350Kw(約250円)くらい出すとそれなりに美味しいものが食べられる。
メモ
【美味しいレストラン情報】
市場の中にあるN&Mというおっちゃんとおばちゃんが経営しているレストランが超オススメ!!大盛りご飯にチキンと野菜350Kw、オプションで玉子焼き1コ50Kw。現地の人にも人気だし、旅行者にも大人気でした。おっちゃんの絶妙な味付けは、チキンに飽きた私達でも何度も通いました。他に安ウマレストランないし・・・。

【日本人経営レストラン】
[Malawian Time]メイン通りから1本入った、サッカー場の近くにあるレストラン。アボガドシェイクが美味しいと評判。情報ノートあり。

【ンカタベイ〜ムベヤ(タンザニア)ルート】
ンカタベイ⇒ムベヤ所要1時間、ムベヤ⇒カロンガ所要3時間、カロンガ⇒マラウイ国境40時間、マラウイ国境⇒タンザニア国境徒歩5分、タンザニア国境⇒バスターミナル徒歩30分(タクシーもある)⇒ムベヤ2時間。
朝早く出ればカロンガに滞在する必要もなし!
ちなみに、マラウイ側、タンザニア側両方の両替商の質が悪い。皆平然と0を1つ減らして計算してくる。私達は40USDをタンザニアシリングに両替しようと思ったら、本当は1USD=1250でもレート悪いのに、1USD=125とかで計算しやがった。レートを知っていたので騙されなかったけれど、平気で騙すので要注意。しかも友人はお金持って逃げられた!
それと北上する方、バスのチケットを売ってやるという人は無視すること!!
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