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2009

アフリカを突き進む[移動のお話]

国/ザンビア【27ヶ国目】 滞在地/ルサカ【94】チパタ【95ヶ所目】
国/マラウイ【28ヶ国目】 滞在地/リロングウェ【96ヶ所目】

■アフリカは移動の旅だ!

南米では1ヶ国で何ヶ所も見所がありますが、アフリカは南米に比べたら見所が少ないうえに、特に南部は意外とお金がかかるのでどんどん移動です。本当はビクトリアの滝からもう一度南アに戻って、南アを旅しようと思っていたのですが予定変更。ケープタウンからまだ1ヶ月も経っていないのに、マラウイの首都リロングウェという場所に来ました。

ケープタウンからリビングストンまでは、南アの大手バス会社intercapeが運行しているので、かなり快適な移動でしたが、リビングストンからが本格的なアフリカの移動という感じです。
まず、アフリカの移動といえば
@朝が早い! Aそのくせ出発時間が遅れる! Bギュウギュウに乗る! C故障! 
こんな感じです。前回の旅心(コラム)にも移動のトラブルについて書きましたが、「どうにかなるさ」という、アフリカンな気持ちで移動しなくてはダメです。疲れが倍増してしまいます。
でも幹線道路は舗装されているので、乗り心地は悪くありません。南米のアンデスの方がよっぽど過酷なんですよ。

アフリカを旅していて一番アフリカを感じるのが移動中かもしれません。
隣りのおっちゃんがバナナをくれたり。
「日本の戦争を知ってるぞ。ヒロシマ!ナガサキ!カミカゼトッコウタイ!!」っていきなり戦争の話をされたり。
写真を撮っていたら、バスに人が寄ってきて「撮ってー見せてー」と走り出しているのに追いかけてきたり。
道路で子供が無邪気にサッカーをしてたり。
女性が頭に大きな荷物を乗せて道路を歩いていたり。
現地の言葉を教えてもらったり。
いきなり窓の外の人が親指でグーってやってきたり。
バスの中で黒人がなにやら運転手に向かって怒鳴ってたり。
移動中は"アフリカ"をいろいろと実感します。

移動中に知ったことは、観光地や首都は結構都会で物資も揃っているの対して、田舎は藁の屋根の家々が点々としていて、見るからに貧しいということ。テレビでアフリカのドキュメンタリー番組をやっているけれど、本当にその通りです。平均寿命を調べたらアフリカ南部は世界で最も寿命が短い国々でした。
また日本人旅行者には全く会わないけれど、青年海外協力隊や仕事関係など、仕事関係でアフリカに来ている人にはたくさん会いました。 ちょうど4月ということで派遣されたばかりの協力隊の人や、日本の某大手建設会社の人など、短い時間だったけれどアフリカのことを聞けてよかったです。アフリカは多分2ヶ月くらいで終わってしまいそうなので『移動の旅』だけれど、そういった現実を見られたのも、アフリカの旅の収穫かな。

アフリカの旅はもう半分を過ぎました。早い!タンザニアからめんどくさいと有名なイスラム系の人種になるのでちょっと不安ですが、気長に頑張ります。

《アユミ》
■ルサカ
ホテル情報
■チパタ
ホテル情報 ■リロングウェ
ホテル情報
交通情報
★この町の写真をピックアップ。写真をクリックすると大きくなります。
ポイント
masa テンション
★★☆☆☆
見所ないなー
ayumi テンション
★★☆☆☆
英会話がうまかったらなぁ。
■ルサカ
【治安】繁華街から宿までは結構距離があるので、日が暮れたら絶対タクシーを利用。昼間は問題なかったけれど、一人歩きはなんか危なそう。
【物価】ナミビア、南アよりも宿代が高く、物価自体も高く感じる。安飯でも3.5USDくらいする。
【市内交通】タクシーを利用。バスターミナルから宿まで20,000Kw
【食】メイン通りにSPARあり。そこが一番品揃えが良さそうだけど宿から遠い。自炊した。

■チパタ
【治安】日が暮れた後に着いたので、すぐにタクシーを利用。真っ暗だった。
【物価】ルサカより田舎なので少し安い。
【市内交通】タクシーを利用。バスターミナルから宿まで15,000Kw
【食】夜に到着したので宿で食事。バスターミナル付近に安飯屋がたくさんあった。

■リロングウェ
【治安】宿の張り紙に『夜は危ないので絶対に歩かないこと』と書いてあった。
【物価】宿代や移動費は下がったけれど、スーパーの物資は高くなった気がする。
【市内交通】宿と繁華街は遠いけど徒歩で。
【食】Korea Gurdenという宿の中にあるレストランにビビンバがある。美味しい!!しかも1500MKw以上食べればネットフリー。大きなスーパーはMandala Rd.
メモ
【宿について】
朝6時出発の7時間くらいのバス移動でも、結局夜に到着することが多かった。到着する町の宿を事前に調べておいた方が良い。
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