メインフォト
4/6
〜9
2009

ナミビアレンタカーの旅[ヒンバ族に会いに行く編]

国/ナミビア【26ヶ国目】 
滞在地/カマンジャブ【90】 オプウォ【91】 オチワロンゴ【92ヶ所目】

■4日目・・・オットセイコロニーへ

4日目---スワコップムントam10:00⇒pm12:30ケープクロスpm1:30⇒カマンジャブpm6:30 524Km

ここから次のメインは世界の不思議民族、ヒンバ族の村へ行きます。
ヒンバ族はナミビアの北部に住んでいる裸族で、女性は赤土を体全体に塗っていて、髪の毛も赤土でドレッドのようにしているという、なんとも不思議な民族。現在も昔ながらの生活を営んでいてる人々で、どうしてなのか分からないけれど、『世界で一番美しい民族』とまで言われているらしいです。

その前に、こちらもスゴイ!
オットセイの都市であるケープクロスへ寄ってきました。
駐車場を降りると臭っ!!オットセイは匂いで自分の子供を認識するらしく、海岸にうじゃーっといるオットセイの匂いが充満していました。
どこを見てもオットセイ!オットセイ!オットセイ!どこも「オゥ!オゥ!オゥ!」
そこら辺でオットセイ同士のケンカをやっているし、うじゃうじゃした中で、子供オットセイがお乳を飲んでいるし、一生分のオットセイを見ました。

さて、ケープクロスの後はいよいよレンタカーの旅ハイライトです。

《アユミ》

■5日目・・・ヒンバ族のお宅訪問

5日目--カマンジャブam10:00⇒オプウォpm1:00 263Km

ナミビアの北部OPUWOの町に着くと、今まで通ってきた町と様子が違いました。
「なんだー!!これはー!!」
町には普通に洋服を着ている黒人がいれば、横にヒンバの女性がいて、後ろにはドレスのような服を着ているヘレロ族が歩いていて、他にもヒンバ族とは違う裸族が歩いていて・・・。見たことのないような不思議な光景でした。
裸族って、山奥に住んでいると思っていたのは大違いみたいで、皆スーパーで買い物をしているし、昼間からお酒飲んでいるヒンバ女性もいるし、屋台で並んでいるし・・・。案外普通なのね。なんだかこの中で歩いているアジア人4人の方が不思議な人間のようでした。
この田舎まで来ると、ようやく雰囲気も想像するようなアフリカの町という感じで、外で食べ歩きをしていると、アジア人がめずらしいんだか「アチョー」「ブルースリー!!」とか言われます。で、試しに空手のポーズとかを決めると次第に人が集まってきて、子供がファイトポーズをしてくるので、「おりゃ!」と回し蹴りを披露すると「うわぁぁぁ!!」と黒人みんな大喜び。昔空手をやっていて良かった、思いました。
なんかアフリカドキュメンタリー番組みたい・・・。おもしろっ!!

オプウォの町からヒンバの町へ行くには、町でガイド(通訳)を雇わなくてはスムーズにヒンバ村でやりとりができないらしく、フラフラ歩きながら適当にそこら辺に歩いている人に声をかけてガイド探し。
「ヒンバの町へ行きたいんだけど、ガイドできる?」みたいな。こんなんでも良いのか?と不安だったけれど、数十分後に「ガイドするよ」という怪しいドレッドのお兄さんを発見。ヒンバ族の村へお土産を持っていけというので、食べ物を買って早速ヒンバ村へ行ってきました。

ヒンバ族が住んでいる村は町の周辺にたくさんあるらしく、私達は訪れた村は町から10Kmくらいの比較的近いところでした。
村に着くと、昔ながらの家というか、小屋というか・・・。町で買い物していたじゃん〜昼間っからお酒飲んでいたじゃん、というのが信じられないくらい質素な家でした。
で、ガイドの人にいろいろ説明してもらい、写真撮影開始!!最初は1人しか女性がいなかったのに、いつの間にかヒンバの女性が増えていました。
ヒンバの女性たちが集まると、お土産売りがスタート。さすが、女性は「土産買えー」となかなかカメラに笑顔を向けてはくれません。その反面、男性は後ろの方でひっそりとしていて、男の子たちなんて無邪気な屈託の無い笑顔で、「遊んでー!!抱っこしてー!!」と引っ付いてきます。どこの世界も女性はシビアだ!!
とはいえ、本当にここで生活しているんだと、アフリカの不思議民族を知った1日。
ダンスを披露してもらったり、時間が経つにつれて女性にも笑顔が見え始め、かなり貴重な日でした。

《アユミ》

■5日目・・・夜のヒンバ族と共に

ヒンバの村に遊びに行った夜、食料を求めてメインストリートに行きました。
レストランは期待してなかったので、屋台で軽く済ませようと肉を焼いただけのものとか、揚げパンみたいなものを食べていると、やはり地元飯なので地元の人がゾロゾロと集まってきました。
夜ヒンバ すると酔っ払っている人や、なんかの煙を吸ってテンションの高い人たちが、輪になって手拍子をはじめ、何の踊りか分からないけれど踊りだしました。さすが黒人。どんなリズムか分からないけれど盛り上がり、僕達を巻き込んで踊りだしました。しかもその中には酔っ払っているヒンバや、キマッている?ようなヒンバも。
なんか妙に楽しそうだったので写真を撮ってみると、昼間カメラを向けたときにムスっとした顔で「マネー!」なんて言っていたヒンバのギャルたちが、「写真撮って!撮って!」と昼間とは全く違った顔を見せてくれました。しかもお金をねだる事もなく笑顔。
一枚撮るとその度に自分がどう写っているか確認をしたりと、まるで渋谷にいるギャルの様でした。しかもやはり女の子だなぁと思うのは、自分のキメポーズみたいなのがあるようで、友達同士で並んで何回も写真を撮ってくれと言ってきました。なんか豹柄の布を被っているし、下の写真、渋谷にいそうじゃないですか!?
ヒンバ夜こっちからするとこんな真っ暗な中で写真を撮るより、昼間撮らしてくれって感じなのに、何回も自分らの写真を見ては撮り直しをしてました。
最後はあまりにもしつこかったので逃げるようにして帰ってきました。
全身を赤く塗って裸で堂々と歩いているヒンバ族も、女の子は女の子なんだなぁと思い少しホッとしました。
ただどうせなら昼間からその笑顔でいてくれればもっといい写真が取れるのに。言葉も通じないのに、少数民族とあんなにざっくばらんに遊べたのは、かなり貴重な夜だったです。

《マサヒロ》

■ナミビア完全燃焼

6日目・・・オプウォam10:00⇒オチワロンゴpm15:00 490Km
7日目・・・オチワロンゴam10:00⇒ウインドフックpm13:30 250Km
ナミブ砂漠とヒンバ村を楽しみ、6日目、7日目はバーベキューをやってお疲れ会をしたりしてゆっくりとウインドフックに戻りました。
これまでの旅とはまた違った感じの楽しみ方ができたし、何よりも事故もなく楽しい旅ができて大満足のナミビア。日本にいたときに、まさかナミビアをレンタカーで旅するとは思っていなかったなぁ。
大泉洋には負けないような、最高のレンタカーの旅でした!

《アユミ》
ホテル情報 交通情報
★この町の写真をピックアップ。写真をクリックすると大きくなります。
ポイント
masa テンション
★★★☆☆
疲れた。
ayumi テンション
★★★★★
気分はミステリーハンターだよ
■オプウォ
【治安】結構な田舎なので治安が悪いどころか親切な人が多くて良かった。メイン通りの夜の屋台も問題なかった。
【物価】物資が豊かではないので、都会に比べて若干高め。
【市内交通】町中は徒歩で十分。
【食】メイン通りに入る手前のスーパーは品揃えがよく、欧米人だらけ。ここなら食料も手に入る。
それとメイン通りに屋台がある。肉は硬くて食べるのが大変だけど、地元の人がたくさんいて楽しい。
メモ
【キャンプサイトについて】
ナミビアのキャンプサイトは思っていたよりも整っていたけれど、バックパッカー宿に併設しているキャンプサイトと違ってちゃんとしたキッチンがない。自炊できるようなセットを持つかスーパーでお惣菜を買って食事をすることになる。
大きな町では立派なスーパーがあるので、食事には困らなかった。
キャンプサイトに限らず、バックパッカー宿はどこの町にもある。小さな町なら幹線道路沿いに看板があるのですぐに見つかるし、大きな町ならメイン通りに観光案内所があるので、そこで聞くと良い。案外どこでもすぐに宿は見つかる。

【ヒンバ族の村へ行く。】
ヒンバ族の村へ訪れるという旅行会社主催のツアーは多分ない。Opuwoの町周辺に住んでいて、事をスムーズにさせるために、現地の人に通訳とガイドになってもらう。
町でガイドを探すときはガススタかスーパーで、「ヒンバの村に行きたいけれど、ガイドになってくれないか」と聞いて回れば見つかる。
でもヒンバ族の村に行く際は、スーパーで食料品を買っていくのがこの辺の常識なのだそう。
私達はガイド費で1人50N$とヒンバ族へのお土産として150N$分をスーパーで買った。
村にいる時間は1時間半くらい。アクセサリーなどのお土産はちょっと高いけれど、収入源なので気持ちついでに買ってあげましょう。
>