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8/3
2009

遺跡巡りと思うより、トレッキングと思うべし。

国/ヨルダン【45ヶ国目】
滞在地/アンマン【126ヶ所目】 ワディ・ムーサ【127ヶ所目】

■ヨルダンめ!!

ヨルダンの首都に3泊して遅れているHP制作に勤しみ、その後ペトラ遺跡へ行くことにしました。
それにしても・・・ヨルダン人にはスタートから嫌な思いをさせられました。
楽しかったトルコもシリアも先を急ぐ為、さっさと切り上げヨルダンに入ったのに着いたその場からイライラ。
タクシーでダウンタウンまで値段交渉をすると、いきなり情報の5倍くらいふっかけられました。場所を変え少し歩いてまた聞いても同じような金額。なかなかタクシーは捕まらないし、やっと捕まえたタクシーの運転手が『ダウンタウン』という言葉を理解できずにモタモタしていたら、「助けてやるよ」と仲介に入ってきたヨルダン人が、気が付いたらタクシーに乗って去ってしまうという横取り付。観光客だからってぼったくり過ぎだろ!全然親切じゃない!
ペトラへ向かうときにもターミナルまでの乗り合いタクシーは現地人の4倍ふっかけてくるし、バスも倍吹っかけてくる。講義したら「お前らは観光客だからだ!文句があるなら降りろ!」とケンカ腰。あまりにもひどい言い方でもうあきれました。
日本円感覚ならたいした金額でもないし、日本の交通費から言えば全然安いのですが、あの言い方とか、地元民が僕らに見えないようにコソコソ料金を払っていたり、そういう態度が余計に腹が立ちました。
これまでもいろいろあったけれど、なんか移動のときにイラッとすることが多いヨルダン。国境を越えると人も変わるんだな、とつくづく思いました。
観光客が多いからこれだけスレてしまったのでしょうか。なんだか寂しい国だなぁ。

《マサヒロ》

■遺跡へ行こうという気持ちよりも、トレッキングという気力で行くべし。

それにしても8月の日中のペトラ遺跡は日差しが痛いし、乾燥しているのでのどが渇きます。当時難攻不落と言われたペトラですが、どうしてこんなに厳しい気候で緑も水も乏しくところに人が住んでいたのか本当に不思議。
前日に熱でて病み上がり状態だったので、もはやここにはもう一生来ないから見なきゃいけない、という義務感でした。
しかしインディ・ジョーンズの舞台であるエル・ハズネが岩間からちらりと見えてきたとき、これには感動しました。
おおお、想像よりも大きいぞ!
岩を削って造られたその神殿はこれまで見た遺跡の中でも古く、しかもとにかく立派でした。
しかし、問題はその後。一番最初に一番すごい遺跡を簡単に見ちゃったので、その他の遺跡に感動しない。この8月の炎天下で起伏の激しい階段を上り続けて頑張っても、それ以上の感動が沸くようなすごい遺跡はなく、「これか」とスタンプラリー状態でした。
これって絶対演出が良くない!
やっぱ1時間半かけてワイナピチュを頑張って登った人にだけ見えるマチュピチュの全景って、かなり良い演出だよなぁ、とつくづく思いました。
まぁ、といってもかなり古い遺跡なわけで、「これって1世紀とかにできた建物なのかぁ・・・」とその凄さには圧倒されました。どんな風に造ったんだろう、その時代にも足場屋さんとかいたのですかね。
この日は8時から17時まで1日フルに遺跡巡りで頑張りました。
マサはペトラで30歳になり、30歳初日に頑張りました。
ここは遺跡というより砂漠のトレッキングだという気持ちで行くべし。それにしてもペトラ遺跡は広かったー!疲れたー!

《アユミ》
ホテル情報
交通情報
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ポイント
masa テンション
★★☆☆☆
暑かったー
ayumi テンション
★★★★☆
見たぞ!というよりも終わったぞという達成感
■ワディ・ムーサ
【治安】ホテルで食事が食べられるのでワディ・ムーサを歩いてません。
【物価】ヨルダンで一番高い。遺跡の中は特に高く、水1.5Lが2JD(アンマン市内の7倍くらい)。ワディ・ムーサのレストランも高い。ホテルでは0.5JDで買える。
【交通】アンマンから乗るバスはぼってくる。バレンタイン ホテルから遺跡は往復無料送迎あり。アンマン⇔ワディ・ムーサ間はかなりぼってくるし感じが悪い運転手がいるので、値段交渉頑張れ
【食】何でも高い。バレンタインホテルの夕食ビュッフェが4JDはかなり豪華で必見!びっくりした。
ビールは350mlで2JD(270円)もする。ここは諦めるしかない。
メモ
【ワディ・ムーサ滞在について】
遺跡の基点となる町ワディ・ムーサとペトラ遺跡は、ヨルダンで一番物価の高い。特に食事代が高い。ホテルから近場のレストランは高いので、バレンタインホテルのビュッフェはかなりオススメなので食べるべし。
水は遺跡で買うと高いので、事前に買っておいた方が良い。
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