■猛暑と戦う

世界で一番小さいという国というバチカン市国はローマ市内にあるのですが、カトリックの総本山としてとても気になっていたのでまず真っ先に行って来ました。しかし行って見ると特に何の国境もない感じで、どこからがバチカンだったのか分からない。バチカン自体はサン・ピエトロ寺院の敷地だけで他に見所というか行くところもなく、カトリックでない僕達にはすごく立派な教会のある国でしかなかったので、あっという間に終わってしまいました。その後街へ。
ローマは見どころが多くて、町を歩いていると色んな国のツアーで来てる団体客にそこらじゅうで遭遇し、まさしくヨーロッパ随一の観光地という感じでした。
ただローマの町はなかなか手強く、6月だと思ってなめていたのですがローマの町は真夏でした。それと起伏がはげしく町を歩いてると、いつの間にか坂道になったり階段を登ったり下ったりと疲れさせてくれました。
更に見どころがバラバラに点在してる割にはバスを使うほどでもなく、歩いて周れるところに全てあるという町で、これにもまた体力を奪われました。ローマの休日の名所を回ったり、これまたヴェネツィアに続いてのジョジョの舞台であるコロッセオに行ったりしましたが、暑く暑くて毎日ホテルに戻るとグッタリ。
町のあちこちに古い建物や遺跡があるイタリアの首都なのですが、大都会という感じの近代的なビルやショッピングセンターなどがなく、もしかしたら新市街みたいなところでどこかにあるのかもしれませんが、買い物好きの僕達としては物足りなかったです。

■美味しいパスタとまずいパスタ

イタリア料理は美味しい！ということで、ローマで美味しそうなレストラン探しをしました。
と、大通りから外れた場所に「LA CARBONARA」というレストランを発見。
そうだ、カルボナーラが食べたい,と入ってみると、午後2時半を過ぎているのにかなり混んでいるレストランでした。
おっちゃん、おばちゃん、おばあちゃんがせっせと働いている家族経営の小さなレストランで雰囲気が良く、もしやこれって当たりかもしれない、と待ち続けること20分。周りの人が食べているカルボナーラをオーダーしました。
美味しい！フィレンツェで食べた生パスタじゃないのがちょっと残念だったのですが、それでも固麺でコシのあるパスタ。卵がたっぷりで家庭的な美味しいパスタでした。もう1つ頼んだパスタもオリーブオイル自体の風味が良くて、やはりパスタの本場なんだなぁ、と再び実感しました。
そしてこの日もデザートはティラミス。
ティラミスはお店によって全然違う。前回はチーズがとても濃くて食べ応えがあったけれど、今回はお酒が染みていて大人の味でした。う〜んそれにしても幸せだなぁ。
イタリア料理は最高だ！と翌日もパスタを食べたのですが、そのレストランは麺は茹で過ぎだし、味はしょっぱすぎで大外れ。イタリアにもまずいパスタはあるんだ、と最終日に思いました。

	★★☆☆☆ 暑いしネット環境悪い
	★★★☆☆ 暑すぎてバテバテ。

【治安】メストレ駅付近はなんとなく雰囲気が悪く感じた。嫌い。
【物価】時期にもよると思うけれど、10euro以下の宿もあるらしい。観光客向けのレストランだらけで外食はあまり安くない。駅近くのスーパー2件はちょっと高め。
【交通】歩いて周れる範囲だけれど、夏の時期は暑くて辛い。でも3日間歩いた。
【食】お洒落なカフェが建ち並び、食べるところには不自由しない。安ピザ屋やマクドナルドなどもたくさんあるので、節約もできる。

【美味しかったパスタ屋】
歩いていたら見つけたレストラン。地元らしい人も多く、混んでいて30分くらい待った。待った甲斐があって美味しかった！ [Carbonala]
Via panisperna 214 rione monti 00184 roma
tel:+39-06-4825176

【バーリから日帰りで行ける世界遺産】
世界遺産のアルベルベッロやマテーラは、両方バーリから1時間半くらいのの世界遺産。私達はバーリからアルベルベッロへ日帰りしようかと思っていたが大雨で断念。
バーリからフェリーに乗るなら寄ってみるといいかも。