■ジュネーブで救援物資を受け取る

地元のバイト時代の友人からスイスで一人旅をするという連絡をもらい、ジュネーブで待ち合わせをしました。会うのは私達の結婚式以来で、日本から来た友人に会うのは初めて。ジュネーブで再会の乾杯をしました。久しぶりに日本の話や友人たちの話をしていたら懐かしくなりました。みんな元気？私達はこの通り元気だよ。
そしてお願いした救援物資を受け取りました。
・携帯の充電器（壊れてしまった）　・ふりかけ　・たけのこの里　・味噌　
それと09年度版プロ野球選手名鑑！！
ありがとう、タカ兄！マサは暇さえあれば選手のスコア研究をしています。

というわけで本当ならばこの後アルプスの山々を見たいところなのですが、いかんせんスイスは物価が尋常じゃなく高い。さっさと諦めジュネーブで国連本部（休みだった）を眺めて去りました。 じゃぁその代わりに南フランスのニースと先月F1GPが行われたモナコへ行こうとも考えたのですが、それもやめました。
ヨーロッパは歳をとっても絶対楽しめる国々。スイスもニースもモナコも、今は私達をお呼びじゃない。 まぁ、帰国したら0からスタートするので当分海外には出られないけれど。
そういったわけでイタリアのミラノに直行！あっという間に南下です。

■ちょいワルオヤジたちの町

イタリアに到着！人の雰囲気が随分と変わりました。
若いギャルたちはどこへ行っても可愛くて仕方がないのですが、最初に気付いたことはブランド所有率が高くなったということ。
歩いていればルイ･ヴィトン、グッチ、プラダ、あとなんだか高級そうなカバンを持ち歩いているギャルをよく見かけます。
「なんかお洒落の町というか、ブランドの所有率が高いだけじゃない？」と話していたところ、ミラノで輝いていたのは中年層であることに気付きました。
40代以上のおばちゃん(失礼！）も、若いギャルに劣らず着こなしがとにかくすごい。高いヒール靴は当たり前、胸の谷間を強調したワンピース、派手な柄の服、真っ白なスーツ、ミニスカート･･･。肌は焼けているし、洗練されたチラ見せファッションのマダムを何度も見かけました。（なんか強そうで写真は撮れなかった）
何よりも素敵だったのはダンディーなおじ様方。
パリッとしわのない細身のストライプのスーツ、先のとがった革靴、革の鞄、それにサングラスという恰好のおじ様がとにかく多い！若い男性はまだひよっこという感じで、おじ様が際立って見えました。かつてここまでおっちゃん世代がお洒落だった町は見た事がない！しかもオフファッションもまた素敵で、ジーンズにストライプのシャツ、ボタンを2つ外した隙間からちらりと見えるチョーカー！そしてお決まりのサングラス。
似合いすぎて格好良すぎです。写真はほんの一例です。
この時気付きました。
そうだ、ここはイタリア。ジローラモ出身のイタリアじゃないですか。チョイワルオヤジの本家イタリアじゃないですか！！
あのラテン顔が全て良く見えるのかな。いや、身に着けているもの1つひとつがお洒落。これがミラノなのか！
あまりにもカッコイイので、道を聞くときはわざわざチョイワル系のおじ様に尋ねました。

さてガイドブックには『ミラノでは買い物』と書いてあるので、早速新しいTシャツ探し。ですが、これ欲しいなぁと思うTシャツはほとんど50Euro以上･･･。Tシャツで7000円はなぁ･･･。
しょうがないので、観光地を回った後は行き交う人を「かっこいー」「可愛いー」と連発しながら2日間歩きまくりました。

	★★★★☆ 最新プロ野球選手名鑑ゲット！！
	★★★☆☆ たけのこの里が美味しい

■ジュネーブ
【治安】閑散とした日曜日も不安なく歩けた。さすが治安よしなスイス
【物価】パリよりも更にたかーい！例えばベーグスサンドが約750円、中華れすとらんが安くて1品1000円、マックも1set1000円･･･。
【交通】市内は路面電車を利用。宿で1日券をもらった。
【食】スーパーも外食も高い。一番安いのはケバブか中華。ちなみに日曜日はほとんどのお店が閉まっていて、宿の近隣のスーパーで開いているのは駅のみ。スーパーの食品も結構高い。

■ミラノ
【治安】繁華街の広場に怪しい人物がちょっとたむろっていた。スリ？
【物価】地下鉄1回券1euro(パリは1回1.6euro)。1euroマックあり。フランス、スイスに比べたらだいぶ下がった。
【交通】町には地下鉄や路面電車があるが、歩いて周れる距離。
【食】ミラノ風カツレツは有名。サイゼリアのミラノ風ドリアを食べようと探したがなかった。1euroマックバーガーにスーパーで買ったサラダを挟んで『ベジタブルスペシャルバーガー』をつくって毎晩食べた。

【スイスを旅するなら】
友人の話によるとスイスを旅するなら確実にスイスパスを使ったほうがお得。それとパッカー宿がとても少ないので、事前に予約をした方が良い。
スイスのホステル情報

【最後の晩餐は予約が必須】
レオナルド・ダ・ヴィンチの有名な壁画『最後の晩餐』を見るには予約が必須。電話かネットで予約する。
私達は3週間前からチェックしたが、1ヶ月先以上予約が埋まっている状態でキャンセル待ちだった。結局ミラノに行く日にはキャンセルがなく、見られなかった。どうしても見たい人はかなり前から予約をした方が良い。
Tel:+39-02-89421146
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