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2009

マサ、ロンドンでこの旅一番の笑顔

国/イギリス【32ヶ国目】 滞在地/ロンドン【107ヶ所目】

■5年ぶりのロンドンで

ロンドンに着いて、思わず「ロンドンに戻ってきたぞー」と思いました。
というのも、ロンドンは私にとって3度目。22歳の時に初めてリュックを背負って1人で旅をスタートしたのがロンドン。途中ロンドンに住むオカマちゃんと仲良くなって一緒にストーンヘイジへ行ったりと、初々しい旅を思い出します。ニックちゃんは元気かなぁ。
2度目のロンドンは、24歳の時に年末年始の休暇を利用してマサと来ました。その時はスコットランドがメインで、映画「ブレイブ・ハート」のゆかりの地を巡ったり、エディンバラの年越しフェスティバルがメインだったのでロンドンはたった2日間だけでしたが、あのときの1週間がきっかけで、「いつか世界一周を実現しよう!」となったので、いわばロンドンが私達にとってスタート地点みたいなもの。
懐かしさが詰まった5年ぶりのロンドンでふと思います。
今回のロンドンが一番貧乏!!

3度目だから私に任せて!と歩いていきましたが、どこへ向かっても道に迷ってばかり。あれれ!?以前あんなに歩き回ったのに、どうしても目的地点に着かない。
大英博物館へ行くのには1時間くらい迷いました。

《アユミ》

■ビートルズのアルバムで有名なアビーロード

キラキラのロンドン僕が初めて行った外国はロンドンでした。
その時は冬だったので日が沈むのが早く、ロンドンは暗かった記憶があります。初めての海外だったこともあり、多少ビクビクしてあまり周りが見えていなかったような気もします。
しかし今回は逆に日は長すぎるくらいで夜の10時くらいまで明るく、さすがに1年半も旅しているので余裕もあり、なんだかロンドンがキラキラしているように見えました。
とりあえず前回は滞在日数が短くてほとんど見て周れなかったので、二回目とはいえ課題がいっぱいありました。まずリバプールに続いての、『ビートルズゆかりの地編』てことでアビーロードへ。せっかくなので同じ様な写真を撮ろうと意気込んでいったのですが、あのジャケットのようなゆったりした通りではなく、車がガンガン通る主要道路でした。観光客も数人カメラを持って待機していたけれど、なかなか撮れない様子でほとんどの人が諦めて帰ってました。
怪しい集団僕達もどうしようかと待っていると、そこへなんだか怪しいグループが出現しました。怪しいグループにはOLっぽい恰好の人だったり、科学者や工事現場の人の恰好だったり、てんでバラバラ。何だ?何だ?と思っていると、今度はカメラ班が自転車で登場。そして先ほどの統一感の無いグループは、近くに停まっていたトラックから車を御輿のように担いでアビーロードの横断歩道を渡りだしました。
アビーロードあまりにも異様な光景なので、僕達も周りにいた観光客も皆そちらに気を惹かれてしまいました。しかし撮影隊もアポなしだったようで、このアビーロードの車の多さに悪戦苦闘して何度も取り直しをしていました。「何かの撮影ですか?広告ですか?」とワクワクして聞いたのですが、「CMや広告ではないよ。○×△■○・・・(英語理解できず)」結局謎。何だったんだろう?
でもなんだか妙な写真も取れたし、ロンドン観光をワクワクさせてくれる不思議な出来事でした。

《マサヒロ》

■ロンドン好きのマサ

緑が生い茂って太陽がポカポカしている快晴のロンドン。風がちょっとひんやりしていて気持ちの良いです。こんなロンドンもあるんだなぁ。
ロンドンは物価が高いのでバックパッカーの中では敬遠されがちですが、都会好きな私達は毎日午前中から夜まで歩き回り、もう一度隅々ロンドンを観光しました。
大英博物館や美術館はやっぱり見ごたえがあるし、町の至る所にはオシャレなポスターやグラフィック、デザイン関係の本が置いてある本屋もたくさんあり、なんだか町歩きがすごい面白い。オシャレな人もたくさん歩いているし、これまでの旅とまた違った刺激を受けます。
マサは5年前に年末年始で閉まっていたお店に行けて大満足。物に溢れているロンドンが大好きなマサにとっては毎日が天国だったようで、正直ここまで笑顔で楽しそうな夫を見るのはこの旅初めてかもしれません。それにしてもここまでロンドン好きのパッカーも珍しいような。
といってもなんだかバブリーな感じに思えますが、実際のところ今回のロンドン滞在自体には思ったほどお金を使いませんでした。
最大の理由は円高なのですが、宿はセントラルへは徒歩で行ける好立地だったし、ロンドンの主な観光地[大英博物館・ナショナルギャラリー・他ギャラリー・バッキンガム宮殿の兵隊交代式・ウエストミンスター寺院のセレモニー・ビックベンの夜景・公園散歩・タワーブリッジを渡る]はお金を払わずに楽しめるし、パブでビールを飲むくらいだったら安い。宿朝食付きだったし、食事はスーパーで買えばかなり安く済みます。
ただもう15人ドミ部屋はもう嫌だな。

22歳の時に初めて見たロンドンを、もう一度隅々まで回った今回。22歳に初めてロンドンを歩いたときに、まさか世界一周の旅で再びこの地に来るとは想像もしていなかったなぁ。
前回は彼氏だった人が夫になって、再び同じ場所を旅するというのも嬉しいものです。
ふとテムズ川沿いを散歩している若き自分達を見たような気持ちになりました。

《アユミ》
ホテル情報
交通情報
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ポイント
masa テンション
★★★★★
僕はロンドンが大好きだ!!!
ayumi テンション
★★★★★
いつか手ぶらで来たい町
【治安】安全な都会ロンドン。快適な都会ロンドン。夜も普通に歩ける。
【物価】高い!円高のお陰でだいぶ助かったけれど、ここは世界でも最もパッカーが恐れる町。でもセントラルへ徒歩圏のホステルでも一人13£だったし、パブも1.3£でビールが飲めるし、意外と安く済んだ。
【交通】
日本でいうスイカみたいなカードがある。オイスターカードを利用すれば、地下鉄もバスも共通で使えるしかなり安い。1日券よりもオトク。
【食】外食は高い。でもチェーン店だと案外安く済むし、セントラルから少し外れるとパブのビールも安い!スーパーの冷凍食品(1£!とか)やお惣菜が安くて美味しくて大助かりだった。なのでロンドンは意外と安く生活できた。
メモ
【オイスターカード必須】
ロンドンの市内交通はバカ高いと有名だったけれど、窓口でオイスターカードを作るとかなり安く済む。
例えば地下鉄1回券が4£だったのが、オイスターカードを利用すると1回1.5£。バスも0.9£で利用できる。
ロンドンを出るときは駅の窓口に行ってカードを返却すれば、3£が戻ってくる。

【宿探しのコツ】
セントラルへ徒歩で行ける場所に滞在するとバスも地下鉄も使わずに観光できる。ロンドンはコンパクトなので主要観光地は徒歩で回れる。
私達は当初はZONE2の韓国人宿だったかが、毎日地下鉄・バスを乗り継ぐのが面倒くさいし、毎日交通費がかかるので、1泊で移動した。Victoria駅、Wataerloo駅付近なら列車やバスの乗り換えもラクなのでなにかと便利。セントラルへも歩いていける。
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