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〜11
2009

感動の南米クライマックス

国/ボリビア【3度目】 滞在地/ウユニ【再】

■もう一度見たい!!

先月2月9日から10日間ウユニで雨を待ちましたが、結局降ったのは1度だけ。意気消沈でボリビアを去ったのですが、どうしても諦めきれずサンチアゴから2000KM北上し、そして再びウユニへやってまいりました。
「もーボリビアは嫌だ」
「いや、今行かなかったら一生後悔するよ。こういうところでこだわらなくちゃいけないんだ!!」と普段だったらこの会話は前者がマサで後者が私なのですが、この時は反対。マサ、珍しく超やる気です。

2000KMの道のりもなんだかあっという間に感じるようになりました。旅に出てから距離感が狂ってるなぁ。

《アユミ》

■ウユニ・リベンジ「ムーチョ・アグア・ツアー」

今回のウユニの目的は水の張ったウユニ!前回まぁまぁ見られたのですが、なんとなく納得がいかず雨が降っているという情報を聞いてやっぱり来てしまいました。
ところがウユニに到着すると思いっきり晴れていて雨の気配は全くなし。
2・3日前までは雨が降ったりしていたようなのですが、僕らが来たとたん前回同様雨の気配がなくなってしまいました。元々アユミが「晴れ女」ということが気になっていたのですが、前回も滞在中10日間雨が降らなかったくせに、僕らが出て行った後すぐに雨が降り出したのでこれは間違いなくアユミのせいだと真剣に疑いました。
赤い車1それに今年のウユニ塩湖は雨がほとんど降らず、そうでなくても元々水はけが良いので、せっかく戻ってきたのに無駄になるのではないかと心配しました。それでも2・3日前は超完璧だったようなので「まだ大丈夫だろう」と急いで行ってみることに。
今回のツアーメンバーは全員日本人で組めることになり、南米に入り何度もお世話になっているケンポコ夫妻[コイタビ]、一緒に年越しをしているタンデム夫妻[タンデムトラベラーズ]、南米で何度か会っているタイシ君の7人で、再会ということもあり行く前から盛り上がりました。
赤い車2しかもケンポコ夫妻とタイシ君は2・3日前の雨の降ったときにウユニツアーに行っていて要領が分かっていたので、「水の張ったウユニが見たい!」と全てお任せすると、余計なところへは行かずに水の溜まっているところだけを目指す、しかも車は塩湖で映える赤色でという注文まで付けての最高のツアーになりました。
運転手兼ガイドは列車の墓場にも塩工場にもお土産にも興味を持たず、「水だ!水だ!ムーチョアグアだ!」なんて騒いでいる日本人の集団に少し不思議そうでした。
さて、早速向かった塩湖の方は、やはり2・3日前よりだいぶ水の量が減っているらしく、ウユニの水はけの良さを改めて思い知らされました。
ウユニジャンプそれでも塩湖の真ん中辺りまで行くと、とうとう念願の360度水の張っているところを見ることが出来ました。少し雲があると写真的には反射している様子がよく分かるのですが、それでも完璧に青空が反射している様子を見ることが出来ました。ぐるっと見渡すと地平線と空との境界が無いのでどこにいるのか分からない様に見える!
これを見るために来たんだ、これで心置きなく南米を去れる、これでもうボリビアに来なくて良いのだ!
シオシオ夕方になると風が強くなってしまい、徐々に冷たくなっていく水に入りながら我慢して夕日が沈むのを見ていたのですが、理想的なミラーな感じにはなりませんでした。残念。
ただ昼間見た景色でもう十分満足してたので、あとは2日目に期待をすることにしました。
いちお夕日

《マサヒロ》

■二日目の様子

朝日朝の月二日目は寒い中、早起きをして朝日を見ました。
この日は無風で雲も無く、空がキレイに湖に反射していました。更にまだ月(今回も満月!)も残っていて後ろには月の反射、前は朝日の反射と贅沢な景色。前回も残念な朝日だったし、南米に来て初めて雲に邪魔されない朝日を見た気がします。
僕は昨日の夕日の寒さ冷たさに懲りて入りませんでしたが、根性のあるアユミは寒い中冷たい湖の中に入り、体を張って写真を撮りに行ってました。さすがです。
集合写真朝食の後の作戦会議で、昨日の結果から午後になると風が出てきてキレイに反射しなくなってしまうから、水のあるところでガンガン写真を撮ろうとなりました。
まず確実に水の溜まっている宿の前で、写真撮影大会。その後魚の島へも寄ったのですが、水の無いところには誰一人興味がなくさっさと出発。そして移動途中に再びウォーターゾーンで撮影会開始!!雲ひとつ無い景色もとにかくすごかったです。地球ってすごいです。
トリック最後に寄った塩のホテルでは、回りに水が張ってなかったのでトリック写真大会をしました。
トリック写真はウユニ名物と言っていいくらいなのですが、以外に難しく前回はめんどくさくなって途中で諦めてしまっていましたが、今回はケンポコさんが指揮を取ってくれたので撮られる側で参加しました。ビンに詰まっている写真とか、人の手に載っている写真とか、一度はやってみたいものを撮ってたりして遊びました。
途中妙な人も現れて大変楽しいツアーになりました。
とにかく最高の思い出となったウユニ塩湖。これで悔いなく南米を離れることが出来そうです。裸侍

《マサヒロ》
ホテル情報 交通情報
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ポイント
masa テンション
★★★★★
さらばボリビア!!万歳南米
ayumi テンション
★★★★★
南米最高!これで悔いなく南米を去れそう。
【治安】小さな町で結構観光地っぽくなっているので安心だった。でも町外れはガランとしている。
【物価】田舎なので物資はボリビアの中でも高いように感じた。
【市内交通】町は小さいのでターミナルも列車駅も徒歩圏。この小ささは便利。
【食】wifiカフェはない。外人向けのレストランはセントロの広場周辺に多い。その広場周辺には屋台もある。
メモ
【今回のウユニツアー】
今回は7人日本人を集めて、1台チャーターした感じで好き放題にアレンジできました。
TUNUPA火山の方が雨が溜まりやすく、しかも人が少ないのでオススメ。宿もキレイでした。
1日目・・・10:30-ピックアップしてもらってそのままTUNUPA火山の方へ。途中、いろいろなところで停めてもらって写真撮影。
ランチはホテルで。午後は再び車を出してもらって夕方まで写真撮影。
2日目・・・朝日を見て朝食の後魚の島へ。しかし、魚の島へは行ったことがあるのでそのまま塩のホテルへ移動。途中車を停めて写真撮影。塩のホテルで昼食。午後は塩のホテルの周りで写真撮影してウユニの町へ戻ったのは17:00くらい。

人数が集まれば結構どんなアレンジも可能みたいです。塩湖以外興味が無い人は是非アレンジして、数泊塩湖でエンジョイしましょう。
旅行会社/クリスタル
人数7人で1泊2日で1人40USD

【サングラス必須】

サングラスは絶対必須!!今回7人中2人が雪眼炎(雪目)になり、視界が白くなってしばらくぼやーと見えなくなりました。標高が高くて紫外線が強い上、塩湖はかなりまぶしいのでツアー後にとてもつらい思い出となりました。
■そのときの様子[今日の旅心]
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