メインフォト
12/11
〜17
2008

チリへ魚を食べに行く。

国/チリ【21カ国目】 滞在地/イキケ【64ヶ所目】ビーニャ・デル・マル【65ヶ所目】

■ボリビア ウユニ塩湖へは行かず・・・

世界で一番行きたかった場所『ウユニ塩湖』まであともう少し。一時雨が続いて「おし!この調子だ、どんどん降っておくれ。」と、ラパスでリニューアル作業をしながら今か今かと雨乞いをしていました。
しかし作業が進むにつれて全く雨が降らなくなり、先にウユニへ向かった夫婦から「カラッカラでしたよ」というメールが来て絶望。たまったものはレストランけんちゃんのスタンプとエル・アルト市場で見つけてきたパタゴニア服合計11枚。それと土産合計26キロ。
2週間待ってもだめだったので先にパタゴニアの方を回ることに決めてバスのチケットを買いに行きました。

そしたら!チケットを買って戻ってきたら速攻雨。翌日も午後から雨。そして出発時は雷雨。まさか、と思ってネットで天気予報を見てみたらウユニも当分雨でした。この調子があと10日も経てば鏡の世界だったかなぁ。しょうがない、一番確実な時期にまた来ようとチリへ脱出しました。

そういったわけで最初に向かったのはイキケという町。
町自体には特に見どころはないんだけど、i podを買うためだけにちょっと寄りました。ここは自由貿易圏で免税で安く買い物が出来るらしく、価格.comで調べると3万5千円以上する既に品薄の160GBのi podが約230ドルの超破格。
いやー文明の利器のおかげでバス移動が楽しみです。

《アユミ》

■チリのセレブタウン

つい最近までアンデスのお山の上にいたので、標高が低くなったお陰で息があがらなくなりました。が、しかーしチリに入って物価が一気に上がり、宿代が倍。ローカル飯も倍。しばらくエクアドル・ペルー・ボリビア価格で生活していたのでちょっとしんどくなりました。

でも、久々に海が見える景色は久しぶりでなんとも新鮮!
イキケから南下するところ25時間、ここビーニャでは新鮮な魚介が食べられるということで、美味しいお魚を食べる為にやってきました。
チリのセレブ達が住む港町ビーニャは、どこの家もお洒落で可愛くて羨ましいお家ばかり。町が洗練されていて、南米で住むならここがいいなぁ、と初めて思いました。

ビーニャの朝は起きたら海岸線の散歩を兼ねて市場へ。
市場はさほど大きくは無いけれど、鮭を始め新鮮や魚が並び、他にも貝やらアナゴやら色々。それを買ってホテルに戻ると調理大会が始まります。
作った料理は
・貝の酒蒸し、鮭アボガド丼(ビーニャ丼と命名。米酢と海苔を売っているスーパーを発見!)、海岸の岩に張り付いている海草で味噌汁、貝のパスタ、鮭の炊き込みご飯、そして極めつけはバス移動用に鮭おにぎり。
グアテマラで仲良くなったケンさん&ともちゃんには中米で有名なおっちゃん徳さん直伝のカレーを作ってもらいました。ご馳走様!
ボリビアで散々日本食レストランに通っていたのであまり感動はしないだろうなぁ、と思っていたのにやっぱ自分たちで作る料理は本当に楽しい。
ビーニャは当初来るつもりがありませんでしたが、いろいろな人「いや、行って損はないよ」という通り、大満足の4日間でした。

ついつい長居してしまうという宿をなんと4日でクリア★
年末に向けて南へ進まなくてはいけません。更に栄養ばっかり蓄えて移動です。

《アユミ》

■世界遺産の町バルパライソで

ラパスで知り合った旅友ご夫婦が南極豪華客船ツアーへ出発するということで、私達は見送りだけ行ってきました。
その船は夜になると毎日ドレスアップしなきゃいけないというくらい豪華な南極ツアー。
超ビックサイズの船で私達もテンションが上がりました。

日本で旅行会社を通して申し込むと何十万円もするのに、自分で予約すれば15万円くらいなわけだから、私達も南極へ行きたい!と思いましたが、この次の大目標ということで今回は断念。安いと言っても南極だけで結構な出費だし、この先まだ長いし・・・。絶対実現したい目標がもう1つできました。
で、見送りの後に世界遺産のバルパライソ観光へ。
セレブな港ビーニャからはたった15分くらいなのに、バルパライソは趣のある古い町並み。古い建物にお洒落な絵が描いてあったり、どの家もなかなか素敵でした。引ったくりが多いみたいだけど、坂の下に海が見えるこの町並みは結構好きになりました。

ホテル情報交通情報
★この町の写真をピックアップ。写真をクリックすると大きくなります。
ポイント
masa テンション
★★★★☆
海鮮づくし
ayumi テンション
★★★★☆
日本人でよかった。
■イキケ
【治安】チリに入ってボリビアよりも断然良くなった。
【物価】基本ボリビアの倍以上。しかーし、輸入品が安い!パタゴニア新品やカメラも激安。
【市内交通】免税モールのソフリはセダン型のコレクティーボで。1回500ペソ
【食】ソフリの中のフードコートは若干高いけどwifiがあるので便利。

■ビーニャ・デル・マル
【治安】さすがセレブ町!閑静な感じで治安良好
【物価】チリはホテル代と移動費が高いと分かった。ビーニャのデパートに行ったら大して高くなかった。
【市内交通】市バスやコレクティーボや地下鉄。宿までの行き方は何通りかある。
【食】魚市場で魚を買って自分で調理すべし。これがビーニャ最大の醍醐味。

■バルパライソ
【治安】丘の上のほうはカメラのひったくり事件が多い。
【物価】ビーニャ同様。
【市内交通】市バスやコレクティーボや地下鉄。ビーニャとの行き来は簡単。
【食】庶民価格の軽食屋が結構あった。世界遺産なのでお洒落カフェも多数。
メモ
【イキケのショッピングモールは安いか】
確かにi podはうわさ通り安かった。しかし、カメラはビーニャのショッピングモールもほとんど同じような金額で売っていた。良く考えたら滞在費とか移動費考えたらイキケよりビーニャで買っても良い気がする。

【海苔と米酢】
汐見荘からバルパライソ方面のEstacion Baron駅目の前の大きなショッピングモール内スーパーマーケットに米酢と海苔が売っている。米はTUCAPELというメーカーが美味しい。
関係ないけど、海岸沿いの岩に張り付いている海草は湯がいて食べられる。

【ラピスラズリ】

世界でチリとアフガニスタンでしか採れないラピスラズリ。ビーニャセントロのAv.Valparaisoにアクセサリーショップがたくさんある。
>