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2008

ボリビアのアマゾンは動物の楽園!

国/ボリビア【20カ国目】 滞在地/ルレナバケ【63ヶ所目】

■リッチに国内線でアマゾンへワープ!

ペルーで一度アマゾン行きを断念しましたが、同じ宿にいたメガネのおっちゃんに「ボリビアのアマゾンはすごいおもしろいよ」と言われ、再びアマゾン行きたい熱が上昇。しかしマサは1年旅をしていても基本的に暑い・虫が多い・ベトベトするという場所が嫌で、アマゾンなんて苦手なポイント全てが揃っているので論外。
しかし、嫁は諦めませんでした。
何度もアマゾンに行こうと夫にプレゼン。
「ピラニア食べれるよ。」「食べたくない。」「アナコンダさわれるよ。」「さわりたくない。」「ピンクイルカと泳げるよ。」「汚い川では泳ぎたくない。」
こんな状態を約1ヶ月間何度も繰り返しているうちに、マサはさすがに諦めたのか、どうでも良くなったのか、知らずうちにアマゾンに行くことになっていました。
嫁の粘り勝ち。

ボリビアというとアンデスというイメージが強いですが、実は国土の半分がアマゾンジャングル地帯。その水はブラジルのアマゾン支流へ流れています、しかもボリビアのアマゾン地帯は野生動物の楽園で、特にめずらしい野鳥がたくさんいるらしいです。
本当はブラジルのアマゾン川に行ってみたかったけれど、このツアーもかなり評判良し。旅人に人気の場所で、教えてくれたおっちゃんは「南米No.1おもしろいよ」とのことでした。

しかし、ラパスからルレラナバケまでの道のりはとにかく悪路。その道はデスロードと言われ、毎年約200人の人がバスで崖道から落ちて亡くなっているらしい。その道にはいくつもの十字架があり、しかもほぼ舗装されていない道を20時間。昨年やっと一番危ないといわれている場所だけ新しい道になったそうだけど・・・。

夫のやる気がなくなる前に、日曜日の古着市までに戻る為に、なんとこの旅最高の贅沢『国内線往復』しちゃいました。
バスは片道Bs.80(1140円)、飛行機は片道Bs.525(7350円)。
何倍ものお金をかけた分、最高の移動でした。
ラパスの町並みが眼下に広がった後、左側にはこの間までいたチチカカ湖がキラキラと光り、チチカカ湖から遠くに見えていた6000M級の雪山の真横を通過。しばらく雲の上を飛んで飛行機が下降すると、そこにはテレビでみるようなクネクネの川が流れるアマゾン地帯が!!感動しました。たった45分のフライトで標高3600Mから300Mへ。
そして未舗装の滑走路に砂埃をあげてどどどどどーっと着陸しました。

ルレラバケの町はバイクが多くてまるで東南アジアのような雰囲気。ラオスのルアンパバーンの町外れのような感じでなんだか懐かしい気持ちになりました。
そして久々に標高の低い場所に来て思ったのは空気が重い!!おおお、なんか空気が違うぞ!

《アユミ》

■地球はまだまだ大丈夫!

ボートルレナバケから2泊3日のパンパツアーへ行って来ました。僕は暑いのは諦めましたが痒いのは我慢できないので虫除けグッズをバッチリ持って。
ツアーはガタガタ道で車内が砂埃だらけになりながら、3時間先のサンタ・ロサという小さな村からスタートしました。
そしてグッタリしたところでボートに乗ってのアマゾン下りへ。
めちゃくちゃ強いアマゾンの日差しを浴びながら、ボートがのんびりと出発するとすぐにワニの姿が!本物の野生のワニなんて皆初めて見るので、バスのことなんかスッカリ忘れてハイテンションになりました。
「ワニだワニだ」なんて騒いでいると今度はカメが!しかも親カメの上に子カメ、そして孫カメと冗談みたいに重なっていて笑える。そして今度はカピパラが登場。大型のネズミらしいけどなんか動きがノソノソしてて可愛い。その後はリスザルがバナナ目当てに出てきたり、火の鳥のモデルになったというパライソとかいう鳥がいたり、他にも色々出てきてさすがアマゾンって感じでした。
動物しかしそれも元気があったのは最初の一時間。ディズニーランドのジャングルクルーズだってこんなにワニはいないってくらい動物だらけなので、ワニさんコンニチハ!カピパラさんどうも!てな感じでアマゾンの動物に慣れてきてしまいました。でもそののんびりクルーズは最高に良かった。地球はまだまだ大丈夫、アマゾンだって大丈夫!そんな気分にしてくれました。


■アナコンダツアー社はハンパじゃない

二日目の午前中は僕らがツアーに申し込んだアナコンダツアー社のメインイベント(多分)アナコンダ探しに行きました。パンパの中をひたすら歩くこと計4時間。
しかしアナコンダはなかなか見つからず、僕らからしたら当ても無く歩いてるのでグッタリしてました。
それでも何とかガイドのクアンが巣穴にいるアナコンダを発見、僕達もようやく見つかったので喜んでいると、ちょうどそこへエコツアーの方々が登場。
エコツアーは名前の通り地球にやさしいらしく、僕らのチームがアナコンダを引っ張り出そうとしてると「そこまでしなくていい、引っ張り出すのは止めろ。中国人がこうやってお前らの家に押しかけてきたらどう思う。」と正論且つ、でも腹立つ一言を言って去っていきました。
しかしそこはアナコンダツアー社。アナコンダを客に見せずにツアーを終わらせるかといった勢いでエコツアーが去ったのを確認するとこっそり蛇を引っ張り出し、しかも約3mの蛇を持ったまま草陰までダッシュするという超荒業をやってくれました。
蛇捕獲蛇には可哀相だったけどそのガイドの仕事振りが本当に面白くて大爆笑でした。さすがアナコンダツアーと名乗ってるだけはあり大満足でした。

アナコンダ探しが終わって午後はピラニア釣りをしました。針と糸だけで釣る単純な釣りでしたが、さすがピラニア、とても食いつきが良く餌の鶏肉をあっという間に食べてしまいました。恐ろしい。
最初はなかなか釣り上げれませんでしたがだんだんコツが分かってくると、皆でポンポン釣り上げ最終的には6人+ガイドで25匹も釣り上げました。これだけ食いつきが良いと釣りも楽しいものだなぁと思いました。
釣り釣ったピラニアは夕飯の時に美味しく頂きました。


■グッタリのんびりの三日目

イルカ

3日目は野生の ピンクイルカとドルフィンスイム。
我が家の代表でアユミが泳ぎましたが、あまり見えなかったのでさっさと退散。
それでも皆満足で宿のハンモックでブラブラしてるのだけでも結構気持ち良かったです。
一緒に行ったメンバーは世界で一番面白いツアーだと言うほど楽しめたようで、確かに楽しいツアーでした。
帰りも3時間のんびりボートに乗り、大自然を眺めながら「地球はまだまだ大丈夫。」なんて思いながら帰りました。
自然バッチリ持ってったつもりの蚊対策でしたが、アマゾンの蚊は強く結局10箇所以上刺されてました。

《マサヒロ》
ホテル情報交通情報
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ポイント
masa テンション
★★★★★
地球はまだまだ大丈夫
ayumi テンション
★★★★★
ワニが可愛く見えてきた。
【治安】ラパスのような危ない感じはない。雰囲気良し。ほんっとにラオスみたい!
【物価】ラパスより若干高いくらい。
【市内交通】空港から町まではシャトルバス1人Bs.6。町中はもちろん徒歩。
【食】魚(パクー)の定食が美味しいらしい。バクが珍味らしい。
ツアー中の食事は野菜が多くて豪華。普段よりも倍以上野菜を食べられます。

メモ
【アナコンダツアー社パンパツアー】
08年11月19日申し込み時は1人Bs.400でTシャツ付き。人数によって変動があるそうだけれど、もっと人数が集まればBs.350でも大丈夫そう。私達は6人チームでした。

【パンパツアーに持っていくと面白いもの】
バナナはお猿に、鶏肉はワニに。朝出発前に市場で買って行きましょう。 薄い長袖と蚊除けグッズは必須!夜は突然消灯になるので懐中電灯も必要。
アナコンダ探しでぬかるんだ場所を歩くこともあるので、ツアー申し込み時に長靴を借りた方が良い。
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