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11/14-17
11/23-12/9
2008

治安は悪いけどなぜか楽しいラパス

国/ボリビア【20カ国目】 滞在地/ラパス【62ヶ所目】

■治安の悪いオアシス

南米入り約3ヶ月半にしてようやくラパスまで南下してきました。
ラパスは南米の中継地点であり、バックパッカーにとってオアシスのような休憩場所。
というのも、ボリビアは物価が安いので普段なら高くて食べに行けない日本食や韓国料理をお手ごろ価格で食べられます。
南米一と言われてる日本食レストラン『けんちゃん』、お洒落な日本人経営カフェレストラン『ブルーベリーカフェ』、美味しいと評判の『コーリアンタウン』に何度も通い、常に満腹指数MAX!!
でこれから物価の高〜いアルゼンチン・チリ・ブラジルに備え、栄養と元気とやる気を蓄えました。

でもラパスは治安が悪い!
私達が滞在中、日本人がホテルの近くで首絞め強盗2回(しかも白昼!)とホテル内で置き引きがあり、貴重品を全て盗られるという最悪の事態発生。他にもカメラの盗難、砂かけ、唾かけ、マサは人込みでリュックを開けられ危うくパソコンを取られるところでした。毎日1000円くらいしか持ち歩いていないけれど、ちょっと恐いので一人で外を歩きたくありません。

とまぁ、ぜーんぜんオアシスじゃないじゃんって感じですが、古着屋市場に行ったり、プロレス見たり、久々にボーリングやったりと注意しながらもなんだか毎日忙しくて楽しんでいます。

《アユミ》

■宝探し!

市ラパスにはこれが楽しみで来たと言ってもいいくらい楽しみにしてきたのがエルアルトの古着市でした。
中米の辺りであそこに行けばアメリカから流れてきている古着が格安で手に入れられるというその情報を聞いていました。ただ最近はウワサが広がりすぎて人気のあるブランドはほとんど先にバイヤーに持ってかれてたり、地元の人達にも知れ渡って高めの価格で並んでいることが多くなってる様で、掘り出し物はなかなか見つけるのが難しくなっているみたいでした。
マチュピチュに続き気合の入っていた僕達はゴールドラッシュだ!金でも掘り当ててやろうじゃないかっていう勢いで探しに行きました。
前にグアテマラのシェラでも同じように古着市に行きましたが、エル・アルトは規模がめちゃくちゃ広く、日本ではありえない量の古着が砂やホコリにまみれて山済みになっていて、探すというより掘り出すといった感じでした。地元のインディヘナのおばちゃん達も隣りで必死で探してるのでサザエさんなんかでよくあるデパートのワゴンセールのボリビア番でした。
それでも規模や量がハンパじゃないので、なかなか宝が見つからなくて二時間も探すと最初の勢いもどこへ行ったのやら。
市2一緒に来た人たちも疲れて帰ってしまったりして僕らも諦めモードになっていたのですが、そろそろ帰ろうかなーなんていう時にフッと持ち上げたジャンバーに「patagonia]のロゴが!サイズもピッタリ。金額を聞いてみると「Bs.15(約210円)」とのこと。一瞬で疲れが吹っ飛びました。しかもその後すぐにもう一枚patagoniaを発見!しかもBs.2(約28円)!
粘り勝ちといった感じでした。
買ったもの結果ジーパンやらTシャツ・パーカーなどありえない量を買い込みました。それでも総額Bs.130(約1850円)くらい。
なかなか良いものは見つかりませんが、粘れば何かしら出てくるのが分かったので僕達は再び次の週に再挑戦。この日もPatagoniaのベストをBs.10(約140円)でゲットしました。買ってみたもののサイズが合わないものは人にあげましたがそれでもこの量、どうしましょう。
一日中警戒しながら集中して探すのでさすがに疲れましたが、人一倍の物欲のお陰で頑張れた気がします。
※ただスリとか嫌がらせも多いようで財布やカメラは気を付けた方が良い様です。

《マサヒロ》

■インディヘナのおばちゃんが戦う

毎週日曜日に開催されるプロレスを観に行ってきました。
なんとボリビアのプロレスはインディヘナのおばちゃん(おねえちゃん?)があのファッションのまま戦うという、なんとまぁすごい企画のプロレス。現地の子供から大人、観光客など客の入りは上々でした。
1試合目、2試合目は普通のプロレス。
何を言っているかは分からないけど、初めて見たプロレスはパフォーマンスが面白くて終始大笑い!痛そうだけれど痛そうじゃないような、わざとなんだけどわざとっぽくないような、2人で大うけ。プロレスってすごい面白い!

3試合目にリングのそばにインディヘナのおばちゃんがやってきて突然レスラーと口げんかが始まり、男性レスラーがおばちゃんを思い切り蹴る!殴る!おばちゃんも負けていられないらしく、リングに上がり反撃開始。予想以上に強く、スカートでも関係なく飛んでました。つ、強い・・・。

4試合目はもっとスゴイ!!インディヘナのおばちゃんが音楽と共にスカートをふりふりさせながら登場。ドスンとガタイの良い体系は見るからに強そうで、もちろん帽子に三つ編み、長い段々のスカートにぺちゃんこサンダルというお馴染の格好。
マントの代わりにポンチョを脱いでインディヘナ2人VS悪役であろう男性レスラー2人が始まりました。
インディヘナの2人も本格的なプロレス技で、飛ぶ、乗る、蹴るは当たり前。スカートのまま戦うのでパンチラ当たり前。かなり面白い。
そして途中からやられっぱなしになるとマスクを被った小人が登場し、インディヘナ2人を助け最後は手を取り合って3人で敵をやっつけるのでした。ストーリーも技もかなりのうまく出来ていて、場内は大盛り上がり。
日本でインディヘナプロレスを招待して戦わせたらかなり面白いんじゃない!?
もちろんあの格好のままで。

悔しいことに「この試合でインディヘナの試合は終わりだよ」と隣りの現地人に言われ、寒いし疲れたので退散したら最終試合がインディヘナVSインディヘナだったそう。悔しい〜!!
とはいえ、初めて観たプロレスはかなり満喫しました。

外に出るとリングで戦っていインディヘナレスラーと同じ体系&同じファッションのおばちゃん達がたくさんいました。
なんだかみ〜んなレスラーに見えてしまいました。

《アユミ》
ホテル情報 交通情報
★この町の写真をピックアップ。写真をクリックすると大きくなります。ラパスは治安が悪いのであまりカメラを持ち歩かず、ほとんどありません。
ポイント
masa テンション
★★★☆☆
ラパスでひと休憩
ayumi テンション
★★★☆☆
この1年で体重10%増量。
【治安】一見安全そうなんだけど、トラブル話ばっかだった。週末に集中してトラブルがあるので要注意。夜は数人で歩くかタクシーで移動。
【物価】安い!安い!べらぼうに安い!でもお土産は思っているより安くない。
【市内交通】コレクティーボがBs.1〜2。覚えれば簡単で便利。タクシーも安いが吹っかけてくるので自分から吹っかけた方が良い。
【食】日本食万歳!韓国料理万歳!毎日満腹。ローカル飯はBs.5(70円)くらいから。ランチタイムにBs.10(140円)あれば結構豪華なものが食べられる。

メモ
【ラパスのボーリング場】
もちろん下足のまま。ピンの後ろにおじちゃんが座っていて、転がした後にピンを立ててくれます。スコアも自分で手書き。1試合Bs.10 場所は郵便局の通りを挟んだ向かい。結構盛り上がります。

【エル・アルトの市場】
毎週木・日に開催されるかなり大規模な市場。アメリカなどから流れてきた古着が大量に売られていて、宝(Patagonia,Columbia他)が埋もれている。他にもTシャツやらがBs.1〜5(14〜70円)くらいで買える。ジーンズもかなり多いBs.8〜。サンタクルス通りからCEJAと書いてあるコレクティーボに乗る。我が家のタンス(バックパック)ほぼ総入れ替えしました。スリに要注意。

【プロレス】
毎週日曜にエル・アルト市場のすぐ近くで開催。外人はBs.50だけれど記念品やお菓子&ドリンク付き。古着探しの後に行くと都合が良いかも。

【タビゴコローズ的 ラパスおいしいBest3】
1位 ケンちゃん ちらし寿司定食
2位 コーリアンタウン プルコギ
3位 ケンちゃん ケンちゃんチキン定食
あー本当に全て美味しかったから順位がつけ難い!このボリュームで日本円にして約550円。ちなみに1泊ツインで約850円。ラパス滞在はエンゲル指数が高くなります。 ブルーベリーカフェのカレーも美味しかったなぁ。
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