メインフォト
10/31
〜11/8
2008

やっとたどり着いたクスコは再会だらけ

国/ペルー【19カ国目】  滞在地/クスコ【57ヶ所目】

■再会だらけのクスコ

アレキパ滞在中にストライキで足止めされました。幸いホテルや旅行会社の人たちが適切な情報をくれたので、道路の封鎖が解除された日にスムーズに出発することが出来ましたが、前日までは道路が封鎖されたり、移動の途中でバスから降ろされて何時間も歩いたりと、大変な目にあった人も結構いたそうで本当にラッキーでした。ストライキ恐るべし。本当に南米はストライキばっかです。

そんなわけでやっとこさ到着したクスコ。クスコの日本人宿に着いたら、10日前に泣く泣く別れた仲良し夫婦と嬉しい再会【World tripperHIKE FLOWER TRAVELERS】。そしてキトやグアテマラで出会った友人たちと再会。もう再会だらけでした。
中米から南米へ夏に向かって南下する旅人が多く、しかも大抵首都や大きな観光地には日本人が泊まる宿があるので、まるで中南米縦断旅人ラリー大会。数千キロの距離を追いつけ追い越せと、パリダカよりも長いラリー大会のようです。スタンプでも作ろうかな。なんだか不思議だねぇ。

それと今回の再会で一番のびっくりは、今年の2月にタイのパンガン島のフルムーンパーティで出会った美容師カップルに再会したこと。お互い旅初めの頃に知り合い、その後彼らは西回りで世界をぐるりと、私達は西回りのはずでスタートしたのになんとなく東回りに変更しぐるりと、そして8ヵ月後になんとタイの裏側のペルーで再会したのです!
2人のブログ【世界一周チョキチョキ日記トゥルリラトリップ♪】を読みながら「おっ。次はペルーだって!」「今日あたりクスコに来るネェ」なんて話していた矢先にレストランで食べていたら「こんにちはー」って。
そして2月に「次に会ったときはカットしてね」と約束したとおり、2人で髪の毛をカットしてもらいました。
3ヶ月前にかけた念願のスパイラルパーマは痛んで下の方はナチュラルドレッドのように絡まってとけなくなってしまったし、マサも髪の毛もボーボーになってしまったので少し減らしてもらってさっぱりと。色まで入れてもらって再びイメチェンです。クスコの赤い瓦の建物をバックに青空美容院は最高の気分でした。ヒデ君、ナオちゃん、本当にありがとう!

日本にいたときに読んでいたリアルタイム旅行記サイトで、遠くの国で出会った人と再会したりする日記を読んで「すごいなぁ」と思っていたけれど、私達も旅が長くなるにつれて再会だらけ。
ついこの間は、コルカキャニオンという日本人がほとんどいないような観光地で「もしかしてマサさんですか?」と相互リンクしているご夫婦【ふたり・たび】とも偶然会っているし、世間はやっぱり狭いです。

次はどこで誰と再会でしょう。

《アユミ》

■とっても来たかった町は

クスコは坂が多く、富士山並みの標高があるので登るとヒィヒィと息が切れます。でも今まで訪れたコロニアムの町とは一変して、赤い瓦の家々と有名なインカの石組みを見たときは「この町にどんなに来たかったことか」とうれしくなりました。
インカ時代に太陽の神殿だったという有名な教会やカテドラルに行ったり、お土産屋や市場をまわったりと町をうろうろ。

でも盗品が多く売られているという泥棒市を行ってみたら、「コレあんた、観光客から盗んだでしょ!?」と思われるSONYやCANONのデジカメやハンディカムが至る所に置いてあったり、ローカルレストランに入ったら現地人の2倍以上の金額が書かれてあるメニューを渡されたり、道が犬のうんこだらけだったり、ちょっぴりテンション下がりました。まぁそれもクスコ。いろんな側面のクスコを見れて楽しかったです。

《アユミ》

■クスコのハロウィン

マッククスコに到着した日、マクドナルドに行くとなぜか従業員が仮装をして働いていました。初めはなんだかよく分からず、クスコのマックは店員が仮装をするのかくらいの感じであまり気にもしてなかったのですが、帰るときにようやく今日がハロウィンだということに気づきました。
日本では最近になって盛り上がってきたいるイベントだけれど、僕の周りではあまりメジャーではないし、日にちさえも詳しく知らなかったのであまりの盛り上がりようにちょっとビックリ。
夜になると町中に仮装した子供が大量に溢れ、カボチャの形をした飴入れを持って店を回ったり観光客を見つけては群がったりして大騒ぎになってました。
子供の仮装も気合が入っていて凝ったものが多く、特に小さい子供は親の方が「うちの子供が一番可愛いわよ」と力を入れてるようでした。どこの国も同じですね。
親と子僕達はハロウィン経験が無いのでどんなものかと、飴を買い込み祭りの中心に突入してみました。始めは写真を撮らせてもらった子供に飴をあげてたのですが、僕達が飴を持っていると気づいた子供がどんどん寄って来て大騒ぎになってしまいました。子供たちも飴の量を競っているんじゃないかと思われるくらい必死に飴を取りに来るので、飴をあげているというより襲われている様な感じでちょっと危険を感じました。最後は飴も無くなり逃げるようにして宿に帰りました。
ハロウィン恐るべし。
ハロウィン慣れた外国人観光客はおしゃれレストランの二階テラスから鯉に餌でも上げるように雨をバラ撒いていました。確かに安全ですけどちょっと・・・
でも子供たちはそこに群がって飴を取り合ってました。日本でよく芸能人なんかがやってる節分を思い出しました。
本当のハロウィンがこんな感じで行われるものかとかよくわかりませんがペルーのハロウィンはこんな感じでした。

《アユミ》
ホテル情報交通情報
★この町の写真をピックアップ。写真をクリックすると大きくなります。
ポイント
masa テンション
★★★★★
新しいカメラが来ました。人のものだけど。
ayumi テンション
★★★★☆
髪の毛すっきり◆◇
【治安】超観光地なので夜も観光客が多い。でもペンション八幡の前の細い通りは陰気くさい。犬のうんこ多い。
【物価】全てが高い。でもカワイイ土産が多い
【市内交通】町の観光は徒歩で大丈夫。でも標高が高いうえ坂が多いので疲れる。
【食】クスコで有名な日本食レストランのインカ丼(マスとアボガド丼)うまい!久々に生魚のどんぶりを食べて感動した。おしゃれカフェやレストランが多いので高い分食のレベルは高いかも。ちなみに自炊する場合、標高が高いので米を炊くのが難しい!

メモ
【靴をオーダー】
日本にはあまり売っていないような靴をオーダーできると聞いて早速作りました。オリジナルをオーダーできる店は結構あるけれど、私達がオーダーした店は他の店に比べてクオリティが全然良い。その分他の店に比べてちょっと高いけど、日本円にしたら5000円でブーツが作れちゃうので安いもん。しかも1,2日でできるのでお急ぎでも大丈夫。
[OLLANTAY]
住所/Choquechaca 211
カテドラルの右横の坂道を登って2つ目の道を左。
TEL/984-616844
●注意/作りはしっかりしているけれど、オーダ通りの柄じゃなかった。私達はあまり期待せずにオーダーしたので案外カワイイ靴ができたなぁと喜んだけど。

【クスコの日曜日】
超観光地なのに、日曜日はお店が閉まっていたり教会も午後からだったりと結構不便。日曜日の観光は期待できない。この日はゆっくり休んだ方が良い。

【言わずと知れた日本人レストラン】
インカ丼オススメ。日本のモチモチ系の米を久々に食べられる。でも量が超超少ないのでご飯セットを別に頼んだ方が良い。他のメニューも結構美味しい。
[レストラン金太郎]
州立歴史博物館の近く。歩き方に載っている。
>