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2008

日系人ご自宅ご訪問体験&ペルー料理食べまくり

国/ペルー【19カ国目】 滞在地/トルヒーヨ【52ヶ所目】

■バスを乗り継ぎ大移動。

予定より長々滞在してしまったエクアドルをようやく脱出。ようやくこの旅で一番楽しみにしていたペルーに入国しました。
今回の移動はバスに乗りっぱなしの移動ではなく、うまい具合にバスがなかったのもあって乗り継ぎ、乗り継ぎ、徒歩、乗り継ぎとビルカバンバから合計28時間の大移動でした。
スタートはビルカバンバを午後2時に出発し、ロハへ。
ロハからの国際バスは夜11時発だったので、それまでバス待ちついでに町観光、しかしこの日は日曜日っていうことで、残念ながら町中のお店がお休みでせっかく行ったのに残念でした。
トルヒーヨソカロ それからバスに乗り国境に着いたのは午前3時くらい。国境は夜だからか係員はほぼスルーパスといった感じで、こちらも全く気合が入る前に入国。記念すべきペルー入国を、寝ぼけてたのもありポケーッと終えてしまいました。
バスは朝7時頃にペルーのピューラという町に到着。でもここは滞在せずにトルヒーヨという町を目指し、バスの乗り換えだけの予定。しかしビックリしたことにペルーにはバスターミナルがある訳ではなく、バス会社ごとにバラバラの乗り場。僕達の目指すところまでは徒歩15分といったところでした。あーめんどくさい。
それからトルヒーヨ行きを探すと、あるのだけれども午後1時発というではありませんか。ピューラに着いたのが朝7時なのでほぼ6時間近く時間がある。これはもったいないしもっと早く到着できる便はないかと探すと、途中のチクライヨというところで乗り換える方法があり、早速チクライヨへ。ここでもバス会社までの移動は徒歩。しかもここは移動時間が30分くらいかかり、でかいバックパック(後ろ25キロと前5キロくらい)を背負っての移動がつらいの何の。
チーノ軍団更に歩いていると「チーノ!チーノ!」とペルー人が。「こっちは必死なんだよ!しかもハポネスだ!」なんて思ってると今度は「チーノス!」と新しい掛け声が。何?複数形?
それもそのはず今回も6人での移動。でかいリュックを背負ったチーノがゾロゾロ歩いていれば誰でも声をかけたくなるかもしれない。ちょっと面白かった。
やっとたどり着いたターミナルからはすぐに出発できて午後6時にようやくトルヒーヨに到着しました。合計28時間のチーノ大移動。
これからペルー楽しみっス。

《マサヒロ》

■日系人のご家庭との出会い

6人でランチをどこで食べようかと、町をぶらぶらしていたときのこと。
別名チーノ軍団こと私達に、日系人の3人が話しかけてきました。
「どこに行くんだ?美味しいレストランならこっちだ。」「食べ終わったら家においで。」と。
日本語で話しかけてくる人は基本的に怪しい!!と普段は構えてしまう私でしたが、フィーリングかな?日系人という近い存在と、なにより6人もいたので「ちょっと行ってみようか」とそのお宅へ遊びに行ってみました。ちょっとドキドキ。

着いてびっくり。真っ白な4階建ての大きなお家!
わわわわーすごっ。お口あんぐり。
この家は日系2世のおとうさんとペルー人のおかあさん、そして5人兄弟とお嫁さんが住んでいるイワナガさんという家族のお宅。
日本に住んでいたというパトリシアさんたちは、私達日本人が歩いていたのを見つけて声を掛けたくなったそう。でもまさかこの旅行者が本当に家に来るとは思わなかったらしく、私達が遊びに行くと家族みんながとても喜んでくれました。
そんなひょんな出会いが今回のトルヒーヨ滞在で一番の思い出。

夕方に「今からワンチャコ海岸に行こう!」と誘われ、今からっすかぁー?と思いつつもパトリシアさん、とてもノリノリだったので車に乗り込みいざ夕暮れの太平洋へ!太平洋に沈む夕日を見ながら、その後ちょっとおしゃっれーなカフェで休憩。

それだけじゃなかった。その後パトリシアさんオススメでNYにいたシェフが腕を揮ってくれるというレストランへ。
がーんっ、フリースで入って大丈夫!?
というような私達バックパッカーには似合わないおっしゃれーなレストランで、6人ドキドキしながら席に座る。ああぁ、周りのお客さんもなんかセレブっぽいじゃぁないですか。
こんな日のために1枚くらいワンピースを用意すれば良かった。
そんなことを思いながらドキドキしていたら、どんどん出てくるおっしゃれーな料理たち!!

海が近いので新鮮な魚介類の料理ばかりで、そのなかでも一番食べてみたかった『セビッチェ』には感動。どうしましょう。舌が肥えちゃってこの後安レストランのシーフード食べられないかも!!あまりの美味しさに6人みんなでワサワサ食べました。
その横でニコニコしながら「どんどん食べてー」と振舞ってくれるパトリシアさん。
私達一旅行者にここまでもてなしてくれて良いんですかー??

後日、マミちゃんは刺繍でおとうさんの名前が入った手ぬぐい、私は最近覚えた編み物で鍋敷きを作り、それとこの前一緒に撮った写真を持って出発前のあいさつへ。この日も家族みんなが温かく迎えてくれてNHKを見ながら話に盛り上がりました。
最後まで私達にいろいろもてなしてくれたイワナガさん家族。『日系人』という言葉は知っていたけれど詳しく知らなかったので、今回のひょんな出会いで日系人たちの活躍を知りました。最高の思い出。

印象に残ったのは「どうしてこんなに親切にくださるんですか」という質問に、
「私も昔、日本でいろいろな人に助けてもらったからね」と。
その言葉にとても感動しました。
私もこんな人になれたらいいな。

パトリシアさんを始め、イワナガさんご家族のみなさん本当にありがとうございます。
ステキな人たちに出会えて良かった。日本に戻ったらまた会いましょう。

《アユミ》

■飯がうまくなる。

砂漠&車トルヒーヨは町から少し離れると乾燥した何もない土地が広がっていて砂漠の町という感じでした。町自体特に特徴はないのですが、近くに海や遺跡があります。
ここに来て明らかに今までと違ってきたのは、日系人が多いせいなのか日本語を知ってる人が多少増えたのと「食」でした。
町を歩いていると、「チーノ」の後に「コンニチハ」「サヨナラ」がポツリポツリ。日本人だというとペルーと日本は仲がいいみたいな長い話になる。 実際捕まるとめんどくさいのですが好感を持ってもらっているのでちょっと嬉しい。

マリスコス食べ物の方は上の日記でご馳走になったレストランが間違いなく一番美味しいのですが、ちょっとしたレストランなんかでも美味しいというか、口に合うものが増えてきた気がしました。
たぶん原因は「米」。ここら辺の米は今までの米と違い少しもっちりとしていて日本人好み。中華料理屋のチャーハンも美味くなったような気がしました。ただ味の素を大量に入れているというウワサも・・・。
海が近いので海鮮類の料理も豊富で久しぶりに魚・貝・イカ・タコの料理を食べました。

このところ中南米料理に飽き自炊が多かったのですがここではホテルにキッチンがあったのにもかかわらず自炊は一回だけ。これからのペルー料理に期待が持てました。

《マサヒロ》
ホテル情報交通情報
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ポイント
masa テンション
★★★★★
巨人万歳!万歳!
ayumi テンション
★★★★★
ご馳走様でした!
【治安】アルマス広場周辺は昼間も夜も人通りが多いが、ちょっと小道に入ると暗くて雰囲気は良くない。
【物価】エクアドルと大して変わらないけれどクオリティが高い!特に料理のクオリティが高い。
【市内交通】町中は徒歩で回れる。遺跡はコレクティーボで。
【食】 海が近いので魚介類が新鮮で美味しい。セビッチェ最高!!しかも4ソル(1.3ドルくらい)でスープ付きの定食が食べられる。とにかく美味しい。
メモ
【ワンチャコ海岸】
海岸沿い周辺にはホステルなどの安ホテルやオシャレなレストランやカフェが点在。トルヒーヨ中心部よりものんびりしている感じで遺跡にも近いので、こっちに滞在してもいいかも。

【オシャレレストランで食事】
パトリシアさんに連れて行ってもらったレストラン。NYに住んでいたシェフが美味しいペルー料理を作ってくれる。私達バックパッカーにはちょっと高級すぎるけど、たまにはこんな贅沢もいいなぁと思った。せめて襟のあるシャツとかで行った方がイイかも。
Soluna Cocinabar
http://www.solunacocina.com
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