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2008

プロペラ機で遂に南米in !

国/コロンビア【17カ国目】 滞在地/ボゴタ【47ヶ所目】

■南米の旅が始まりました。

遂に南米に来ました。
私達が乗った激安AIRES航空はなんとプロペラ機。
しかーしキューバで乗ったオンボロ飛行機に比べ、席は革張りで間隔が普通の飛行機より広くて思ったより快適。スッチーや航空会社の人たちはテキパキとしていて応対が良く、プロペラがグルグルと回っているところや、離着陸の時の車輪の様子が見えちゃうから、なんかアトラクションみたいで楽しいー!しかもなんかプロペラ機って宮崎アニメっぽくないですかー?そう思ってしまうのは私たちだけかな。
このAIRES航空はコロンビアの国内路線がメインらしく、パナマからボゴタの間にコロンビアの町を3箇所(Periira→Medellin→Ibaque)寄りました。正に各駅飛行機!ただでさえ「今日から南米だー」と高揚していた私達は、ボゴタのほかに3つも町を見れたからなんかラッキーみたいな、とっても楽しい空の旅になりました。

入国審査は今までで一番時間がかかり、審査官は何度もパスポートを見ては「何で来たんだ、どこに行くんだ、いつまでいるんだ」としつこく聞いてきてヒヤヒヤ・・・。後ろの気の良いおっちゃんが通訳してくれて、あとは『ほら、こんな私達がコロンビアで悪さなんかしそうにないでしょ。』とジャパニーズスマイルで乗り切りました。ほっ。おっちゃん助かったよ。
そして念願の南米。初めて南米の地を踏んだ時、本気で鳥肌が立ちました。 「遂に来たんだー!!」

さてコロンビアですが、旅立ち前のイメージというと『麻薬とゲリラと誘拐で恐ろしい国』。
がしかーし、実際コロンビアに行った旅人の話を聞くと「いやーあの国は人が温かいんだよねー。結構良かった」という情報ばかり。ペルーやボリビアに比べて観光化が進んでいないので人が”すれていない”というウワサなんだけど本当?
しかも近年は大分治安が良くなって、コロンビアに訪れる旅行者もかなり増えたらしい。
じゃぁ、ウワサは本当か確かめてみよう、と来てみましたが未だにバス強盗もあるらしいし油断は出来ない国です。

いや・・・南米で油断できる国なんてありゃしません。
首絞め強盗、眠り薬強盗、バス強盗などこれまで幾度となく聞いた南米のどの国でもあるトラブル話。ちょっと恐いです。
でもそれ以上に魅力が多くて旅人を惹きつける南米。私達もその2人なわけで、楽しみで”ドキドキ”です。
行きたい場所へ全部行けるかな。
どんなルートになるか未定だけど、多分半年くらいは南米を回る予定です。

《アユミ》

■塩の教会。

ボゴタから40km北のシキパラという町にある岩塩教会に行ってきました。ここは昔の岩塩鉱山らしく、その残った洞窟跡にどういうノリか分からないけど教会を作ってしまったらしい。洞窟の入口に着くまで人通りや観光客を見なかったので、もしかしたら期待はずれではないかとちょっと不安になりながら、いざ洞窟探検へ!
塩教会1中に入ると早速壁に白い塩らしい塊が付いてて指でちょっと削って舐めてみるとしょっぱい。わーい!塩だ!塩だ!なんてテンションを上げながら奥へ行くと岩を削った十字架を発見。ガイドの説明を受ける観光客もいるし「もしかしてこれが教会なんじゃないの?」なんて2人で言いながら見物。他にも似たようなのがいくつかあって、こんなもんかとちょっと空テンションで写真をパチリ。
それでも観光客がどんどん奥のほうへ行くので付いていくと、高さ20mくらいの天井にボワーっと光る大きな十字架が!すごいじゃん!でかいじゃん!さっきまで心配なんかしててごめんなさい、という感じで不安が一気になくなりました。世界遺産じゃないからなのか、色の演出がすごくって七色に光る塩の教会テーマパークみたいなノリで笑っちゃいました。けどすごく良かった。
塩教会2更に奥にはカフェとか土産物やとか極めつけは映画館までありました。映画館では岩塩洞窟が出来るまでの15分くらいのアニメ映画をやっていてなぜか赤と青のメガネをかける3D。しかも3Dはイマイチ。子供だましかよ!なんて思ってると隣りでアユミが「これが一番良かった」なんて言ってるし。でも「そうだねー」なんて言いながら洞窟を出ました。
1時間くらいで見終わると思ってたのが、予想以上に楽しかったので気がつくと3時間くらいかかっていてビックリしました。

《マサヒロ》

■ボゴタは超都会

標高2600Mの首都ボゴタは想像以上の大都会でした。久々に見た背広のサラリーマンとOLたち、そしてオシャレな若者、賑やかな通りとショップ。
南米・・・想像以上だーーー!!
パナマ出発前日に壊れてしまったパソコンの充電池は、あっさりと同じものをゲット。 あーボゴタ助かった!!
それにしてもこの大きな都市はバスで50分くらい乗ってもまだボゴタ市内。デカイです。
でも思っている以上に雰囲気は良く、洗練されている感じが好きになりました。

うわさ通り、町行く人たちはとても親切。
バスの行き先を運転手に聞いているのに発音が悪くて通じず何度も言っていたら、その時乗っていた乗客のほとんどが「●×ならこのバスよ。大丈夫よ」みたいな感じで教えてくれました。
しかもその後、前の方にいたおばちゃんが後ろの方に座っていた私達に「もうすぐ着くわよ」と教えてくれて、しかも降りた後も道を案内してくれるという親切っぷり。
おばちゃん、スペイン語でいろいろ話してくれたけど正直分かったのは「どれくらいボゴタにいるの?どこから来たの?日本は寒いの?」と簡単な道順くらい・・・。ごめんね、最近わかったふりする方が上達しちゃっておばちゃんがニコニコしながら言っていた事、ほとんど分からなかったよ。

カフェのオニイサンは「ハポネース、コンニチハ!!」と超笑顔。お、いいねラテン系美男子。
大統領邸の警備のオニイサンも笑顔で応対してくれたし、露天のオニイサンは買ってあげたら「ハポネース、カラテ!!」と組み手のポーズで遊んできました。
マックのお姉ちゃんは可愛いし、北米に比べて細身でスタイルが良い人が多いような。さすが美女生産国!!

大都会なのに旅人を温かく迎えてくれるような町でした。

《アユミ》
ホテル情報交通情報
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ポイント
masa テンション
★★★★☆
帽子をなくしました(涙)
ayumi テンション
★★★★★
南米上陸万歳
【治安】昼間はどこも人通りが激しく、思っていたより大分雰囲気が良い。土曜日も人通りが多く平日どおり。日曜日は店が閉まって閑散としていて人通りが少ない。私達が滞在していたホテルの周りは夜もある程度人通りがあった。でも土日の夜間にトラブルにあう人が多いので注意。
【物価】宿代は安くないけれど、安いレストランが多い。服なども安くない。
【市内交通】赤い2連式のトランスミレニオという路線バスが便利。コレクティーボもたくさん走っている。ボゴタは広いので徒歩だけは無理。
【食】 1ドルくらいのピザ&ドリンク や2ドルくらいでプレートの定食を食べられたりと食費安い!しかも結構ボリュームあり。スーパーで売っている食材は結構高い。
メモ
【塩の教会】
TransmilenioでPortal del Nolte駅へ。(Museo de Oro駅から50分かかる。)着いたら改札をでるとすぐにZipaquira行きのバスがあり大体1時間で着く。Zipaquiraのバスターミナル沿いの道に歩いていき突き当たりを右に行くと入り口がある。

【観光案内所のマップ】
ボリーバル広場にあるカテドラルの向かいの建物の中(多分市庁舎)に観光案内所がある。ボゴタのマップが無料でもらえる。これがあればボゴタ市内の移動がかなりラク。
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