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〜23
2008

メキシコの地方都市で食い倒れー

国/メキシコ【8カ国目】 滞在地/オアハカ【35ヶ所目】

■おいしいオアハカ

メキシコシティから2等バスで約9時間。オアハカにやってきました。
色黒でみつあみをしたおばちゃん達が大きな籠を頭に乗せて歩いていたり、市場で商売をしていたりとどこか昔ながらの雰囲気があっていい感じ。メキシコシティやグアダラハラでは居心地の悪そうに見えた先住民系の人たちが、ここではのびのびと生活しているように感じました。

オアハカ私たちにとってオアハカのメインは『食』。
この町には3泊しかしなかったのに「おいしい!」を何度言ったことか。
まず特産のチーズ!トロトロに溶かしたチーズをトルティージャに包んで食べる『カエスラ・デ・ケソ』は超絶品。びよーんとよく伸びるチーズは食べると少し固めの食感で、ほどよい塩加減とトルティージャが良く合う。チーズ好きにはたまらない1品でした。市場でおつまみ用のチーズを買ったけれどそれも美味しくて感動でした。
そして私たちがたまたま泊まったホテルがチョコレート屋さんだったということもあり、なんとなく飲んでみたホットチョコレート。
そのチョコは食べると日本のチョコレートに比べクリーミィさがなく、あまり美味しいと感じないんだけど飲むと激ウマ!チョコレート工場の横でそのお店のチョコレートを味わえるなんて、ビール工場で出来たてのビールを飲むかのようでした。
ちなみにメキシコで有名なMOLEという甘苦いチョコレートソースの肉料理は、初めての味わいでした。チョコレートソースをご飯にかけて食べるなんて。でもスーパーでもいろいろな種類のモーレソースが量り売りされているので、メキシコ人にとっては美味しい郷土料理みたいです。
他にもフルーツやB級グルメを食べ、お腹満足のオアハカ観光。
オアハカ
しかしホテルで鏡を見たらなーんか自分が太って見える。マサに「この鏡、なんか太って見えない?」と言ったら「フツーだよ。気づきな太ったんだって。」って。
あーそうか、中国で中華料理食べまくって太ったけど、また太ったのか・・・。 こっちの女性はみんな私よりも恰幅がよいから、なんか油断しちゃうのよね。

《アユミ》

■デカイ木

ここは先住民が多くお祭りが有名らしいのですが、近くにある遺跡が目的で来る人が多いのか小さい町のわりには観光客が多いなと感じました。
僕らは遺跡を連続で見るとお腹いっぱいになってしまうので、「ラテンアメリカ最大の遺跡を見たから、次はアメリカ大陸最大の木を見ようか」と、バスで30分くらい先にある巨大木を見に行きました。
木『トゥーレの木』というデカイ木は樹齢2000年以上!
僕はデカイ木というと日立のCMの木のイメージがあったのですが「トゥーレの木」は"あの木"とは違って幹がめちゃくちゃ太い木でした。
幹周りが60mあるらしく、たくさんの幹が合体して太い幹になり「となりのトトロ」でちょうどそんな場面があったなぁと思いました。
鳥の巣が木のいたる場所にあり、なんだか鳥の超高層マンションみたい。
葉も青々としててとても立派な木でした。遺跡よりもはるかに長くこの地に生きているわけだし、2000年を生き抜く生命力ってすごいですよね。しかもまだまだ元気そう。
僕らも少しでもその力を分けて頂きたい。
隣にちょこんと建っている教会が比較用に建てられてんじゃないかと思いました。

《マサヒロ》
ホテル情報 交通情報
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ポイント
masa テンション
★★★★☆
Podcastで伊集院のラジオを聴き始めました
ayumi テンション
★★★☆☆
音楽ダウンロードで3000円。ホテルは2000円。物価が違う
【治安】昼間は人通りが多くポリスもたくさん。
【物価】観光地なので宿代が思っていたより高かった。食事代はメキシコシティと同じくらいか、ちょい高め。
【市内交通】徒歩で十分。近郊のエリアにいく場合はバス。アバストス中央市場付近のバスに「○○行く!?」と叫び続けていれば見つかる。
【食】この地方の特産のチーズ最高!ソカロ周辺はオシャレレストランが多く、その近くの市場ぶ簡易食堂がたくさんある。
メモ
【トゥーレの木】
アバストス中央市場付近に近郊行きのバスがたくさん停車しているので「エルトゥーレ行くの?」と聞いて見つけた。バスは30分くらいで到着。途中の田舎の町並みも楽しかった。帰りはバスを降りた場所で待っていれば巡回バスが来る。私たちは行きと帰りが偶然一緒だった。

【オススメチョコレート屋】
私たちが泊まったホテル。ベインテ・デ・ノビエンブレ市場南側出口を西へ10M。壁に赤い字で[La Soledad]
モーレ料理もいろいろあります。
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