メキシコカラーな世界遺産の町
国/メキシコ【8カ国目】 滞在地/グアナフォト【33ヶ所目】
グアダラハラから2等バスに乗って、お次はグアナフォトへ。
1等バスと違って2等バスは市民の生活の足という感じで、メキシコ人が乗っては降りていろいろな町を経由したので大した距離でもないのに6時間もかかりました。途中ギターを持ったおっさんがバスの中で歌いだしたり、籠にいれたチップスをオネエチャンがバスの中に売りに来たりと、窓の外の景色を見ながらメキシコ人に混じってメキシコ的平凡な1日を楽しみました。
こちらグアナフォトは町自体が世界遺産。
その昔世界の約3分の1の銀を産出していましたが、その銀鉱山バブルが終わったため町は衰退してしまい、中世の町並みのまま現在まで残ったそうです。
私は『町が世界遺産』というのが特に好き。昔の町を歩きながら『歴史』を楽しみ、更にその地域に住んでいる人の様子を見て『現在』も楽しめるから1度で2度おいしいって感じでしょ。
そんなわけで「町が世界遺産かぁ。こりゃ散歩がおもしろそう」とウキウキしながらやって来ました。
《アユミ》
■派手ーな外壁だなあ
メキシコに来て思ったのは”派手”。色合いがポップ・・・というより派手。
町行くメキシコ人の洋服は赤!青!黄色!などビビットな色や派手な柄の服が多く、雑貨も目がチカチカするんじゃないのってくらい派手なものが多い。そしてなんといっても建物の外壁がこれがまたとーっても派手なのだ。関係ないけど、化粧も負けないくらい派手だぞ。
ラテン系の雰囲気を色にしたという感じかな。でもそのビビットで潔い色使いがメキシコの空や雰囲気にマッチしていて明るい気分にさせてくれます。すてき!すごい好き。だから町歩きするだけでおもしろい。
グアナフォトは昔ながらの建物が山間に建ち並んでいるのですが、風情があるというよりも色がとってもカワイイ!子供がクレヨンでカラフルな家を描いたようなそんな建物が並んでいます。でも中世からこんな色じゃないよね?まぁ、いいや。
豪華な教会は特に必見。立派なシャンデリアがキラキラとぶら下がっている教会や彫刻など、内装がとにかく豪華な教会ばかり。この町は相当儲かっていたみたいです。
小さな町だったので2泊で十分歩き回れました。
観光客が多いけれど、人が普通に生活している様子が楽しかったです。
しかーし、最近夕方になると土砂降り。怪しい黒い雲が近づいてくるとそそくさと退散しなくてはなりません。ちぇっ雨期だからかな。
『メキシコの雨期はスコールが数時間降る程度』って書いてあったけど、なんだか夕方から土砂降りと雷が夜まで続いて嫌んなっちゃう。とは言っても蒸し暑いインドとネパールの雨期よりもメキシコの雨期を選んだわけだししょうがないか・・・。カラッと晴れないかなぁ。
世界一周ともなるとどこでもベストシーズンで過ごせるわけではないので、時期の選択が難しいと思う今日この頃です。
《アユミ》
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★★☆☆☆
天気が悪いと気分が落ちる |
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★★★★☆
外壁の色が派手カワイイ |
【治安】見所は狭い範囲にありポリスも多い。夜まで人通りが多いので安心。
【物価】世界遺産の町なのでやや高め。でも大学の周りに安ドミのホステルが何件かある。
【市内交通】徒歩だけで十分。見所は1、2日で見終わる。
【食】学生が多いからか、食費が安い。ピザ+コーラで12ペソ(130円)。アジアもビックリの良心的な価格。
【学生がたくさん】
メキシコの高校生ギャルはカワイイ。制服は日本と同じような感じでチェックのスカート+セーター。だけど数年後にはぶっくり太っちゃうんだよな、きっと。だっておばちゃん達顔立ちイイのに横に大きいもん・・・。