メインフォト
5/2
〜5
2008

梅里雪山を見に雲南省の最北へ!

国/中国【再】 滞在地/徳欽(飛来寺)【27ヶ所目】 ホテル情報

■上を見れば最高の景色、下を見れば崖

5月1日から土日を挟んで約1週間は、日本と同じように中国もGW。カンボジアで旧正月を迎えたとき、中国国外なのに交通網やら観光地の混雑で人民大移動の恐ろしさを知った私たちは、とりあえずコソコソと山奥へ逃げました。

向かった先は徳欽という雲南省最北の町。そこから10Km先の展望台からは梅里雪山(6740M)をはじめ、6000M級の山々が展望できるという山奥です。瀾滄江(メコン川)、金沙江、怒江が流れ、自然豊かな景観が世界遺産に登録されています
思い起こせばこの1ヶ月間はメコン川との思い出が多いなぁ。
ビエンチャンの夕日、ルアンパバーンの水掛祭り、景洪までヒッチハイク・・・。
遂にメコン川上流まできました!

香格里拉発のバスに乗り、町を抜けるとすぐにきれいな景色。
バスはどんどん山道を登り、湖を越え、小さな町を通過し、やがて木々が少なくなり標高4300Mの峠を越えます。
この高さになると辺りは雪で、道はガタガタ道。遠かった雪山がいつの間にか近くにそびえていました。高い!
下を見るとかなり高い崖!運転手のおっさんが細い山道でも平気でトラックを追越していくので興奮しっぱなしでした。
途中トラックが崖に落ちているのを見てビックリ・・・。
やっぱ落ちるんじゃん。
眺めは最高でしたが、いつぶつかるか落ちるかスリル満天の6時間でした。
徳欽

《アユミ》

■GWめ!

大きな雪山を見ることと、GWの価格高騰から逃げるのが目的で雲南省の山奥に来ました。
ここには飛来寺というチベット寺があり、地名もそのまま飛来寺。
ただ有名なのはお寺よりも梅里雪山が見渡せる絶好のポイントということで、ホテルやレストランなんかも寺の周りではなく山の目の前に多くありました。
とりあえず着いてすぐに宿探し。GWなのにチベット問題なんかで中国人観光客が減ってるらしく、部屋はたくさん空いているのですが、なぜか宿代が麗江やシャングリラなんかよりも高い!しかも飯代も。都心から逃げてきたのにこちらの方が高いとは計算外でした。

しょうがないので山が見えたらすぐ脱出する予定でシャワー無しの部屋で天気待ちをしました。
ところがこういう時に限ってなかなか晴れない。
結局、梅里雪山は一部しか顔を出さずそれを見るために3泊、シャワー無し。写真を撮るために山にこもったりするカメラマンに近い感じがしました。
それでもようやく目の前に現れた梅里雪山は感激でした。
山待ち
ホントは梅里雪山の全体像と、そこから近くの明永氷河というのもを拝もう思ってたのですが、天気とGW価格の影響で今回は諦めることにしました。

それにしても現在年中休みの僕らからするとGWというのはヤッカイな存在でした。
「GWなんて無くしてしまえっ!」と今だけ思います。

《マサヒロ》
>