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2008

アユタヤーで遺跡を思う、今後を思う

国/ タイ【再】 滞在地/アユタヤー【19ヶ所目】 ホテル情報

■隣国関係は複雑

バンコクは沼でした。遊ぶところも多いし、物は何でも揃うからついつい長居してしまう・・・。しかも珍しく長引く風邪でちょっとダウンし。ようやく治ったのでいざ、北へ!

さて、アユタヤー遺跡。実のところ1ヶ月前にアンコールワットを散々見てきた私たちはちょっと遺跡疲れしていましたが、タオでも十分すぎるくらい休憩しバンコクでも時間をとったのでそろそろ大丈夫かななんて思い、久々にのんびりチャリンコで観光しました。
アユタヤー遺跡
遺跡はビルマ軍の侵攻時にめちゃめちゃにされて首のない仏像が殆ど、焼け焦げたレンガと崩れた遺跡。
さすがに首なし仏像がずらりと並んでいる様子はビックリしました。派手にやられてしまったんだなぁ。
まあ、それでもせっかく来たのだからと寝大仏と一緒に記念撮影。
そういえばアンコールワットの遺跡も切り落とされた銅像や盗まれた銅像が多く、聞くところによるとその多くが遺跡泥棒やミャンマー人にやられたと現地の人が言っていました。
遺跡の偉大さよりも、隣国との関係が気になってしまう。
どちらも同じ仏教の国だし、宗教間で複雑な関係があるのでしょうか。そういえばこの間タオ島でミャンマー人狩りを見たし、どこの国も隣国との関係は難しいようです。

メモ
●アユタヤー行き2等バス・・・北バスターミナルから出発した2等バスは地元の人たちしか乗っていない。アユタヤーはバンコクから日帰りでいける場所なのでわざわざ滞在しに来る人は少なく感じた。アユタヤー

《アユミ》

■アユタヤーでゴチャゴチャ

アユタヤー出発の日は何かうまくいかない日でした。
まずは、ハンバーガー。前の日に外人がうまそうに食べていたのが印象的だったので少し高いが注文。
なかなか出てこない。
やっと出てきたと思ったらトーストにミートボールがつぶれているような小さなお肉が。
何だこれは?さらにメニューには、付け合わせにフレンチフライと書いてあったのだが乗ってない。変わりに気持ちばかりのサラダとマヨネーズ。とりあえず質問してみたら『フレンチフライが切れてたから代わりにサラダを乗せた』と言う。
ん〜?切れていたのはフライだけなの?
文句を言えるほどの英語力がないのが悲しい。

次はネットカフェ。ワンドリンクと言うことで一番安い20Bの紅茶を注文。
用が終わり会計。『90B』。んっ?Why?
定員曰く『20BはHOTよ』
僕らが頼んだCOLDの方は45Bだったらしい。もちろんメニューには載ってない。

その次は交通費を安くするために近くのツアー会社から頼めるVIPバスではなく地元の人たちが利用する2等バスに乗ろうと、わざわざトゥクトゥクに乗りバスターミナルへ。(2人で100Bそれでも2等の方が安い)
しかしそこにはバスの気配が無い。あれれ?
事務所らしきものも殆ど閉まってたので唯一その建物で開いていたところで尋ねたところ「バスターミナルは向こうだ(もう少し先だ)」みたいなことを言われてしまう。重いリュックを背負って歩き、ようやく見つけた時には2人とも汗びっしょり。
確かに最初に着いたところの方がバスターミナルっぽかったし、トゥクトゥクのおっちゃんも不思議な顔して心配してくれてたから、バスターミナルの場所が変わってたのかもしれないと思うことにしました。

たどり着いた場所はバスターミナルとは言えない、ハイウェイのわき道。着いてすぐに2等バスが来たと声をかけられ、夕食も食べてなかったので慌ててパンやスナックを購入。
そしたら「満員で乗れない」などと言うではありませんか。まあ地元の人が乗るピックアップバスみたいなものだから仕方ないのだけれども。
受付の人が「次のバスが最終便だけど、最悪同じように満員だったら乗れないよ。1等バスなら今からでも最終便が予約できるけど」と。今日は色々続くので仕方ないと思い渋々2等(365B)→1等(514B)へ。待ち時間も3時間。
後でわかったのですがツアー会社でも前の日なら2等の予約ができたらしい。

アユタヤーヒマなったので先ほどのパンを食べてから、ビールでも飲んでスッキリとしようと隣のレストランへ。
そこは観光客が来るところでないせいか英語が全く通じず、英語表記も一切無い、タイ語なんてゴニョゴニョしてて見当もつかない。まさかここもと思ったのですが、そしたら急に腹の調子が!今日の最後のうまくいかない出来事はパンの方でした。中ったっぽい。
レストランの方は満足。ここの定員さんたちはなんか皆良い人で、僕らみたいな言葉も通じないし、たいして注文もしない客にニコニコしながら一所懸命注文を聞いてくれました。最終的に英語の少し解るお客さんまで巻き込んで『何が食べたい、何が飲みたい』みたいな。
タイの人は温かいという印象で今日を終われせてくれました。
旅はうまくいかない日も含め、楽しまないといけないのだと改めて思う一日でした。

《マサヒロ》

■最初の通過時点で長居しすぎ

ところで今後の進行なのですが、当初私たちは2ヶ月で東南アジアを回り、3月には中国に再入国している予定でした。でも予想以上にこの地域が面白くて、気を抜いたら東南アジアに何ヶ月でもいられそう・・・。
でも!でも!まだ出発して3ヶ月。しかも最初の通過地点でまごまごしていたら、南米メインだというのにいつになったら辿りつくやら、資金が減って行く一方やらと気づき、目が覚めました。
「あぁ、私たちの目標は南米だった!!」

そんなわけで本当は鉄道でカンチャナブリーに行って、猫科最大動物をなでまわしたかったし(タイガーテンプル)、パタヤーでオカマのショーを観たかったし、ピピ島もクラビーも行きたかったけど、進行ルートを再度改めどんどん進むことにしました。

旅をしているとどんどん行きたい場所が増えるし、誘惑も増える!今ある軍資金を有効に使うために行く場所をうまくピックアップして旅をしなくちゃ!
世界地図を広げながら自分たちが回ったルートを線で結び、本当に世界は広いなぁと思う私たちでした。

《アユミ》
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