■観光
タケオGHに到着してすぐ「明日、ここ行くんだけど一緒に行きませんか?大人数で行くと安くなるんですよ」なんて感じで、声をかけられました。僕達は特に決めてなかったので即OK。そして全員ジャパニーズ。
そして次の日に遺跡めぐりをするメンバーと班の組み分け。皆でビールの飲みながらワイワイ、ガヤガヤ。
学校の文化祭のような雰囲気でした。
僕達の初日は、コーケー遺跡、ベンメリア遺跡、ロリュオス遺跡、プノンバケン遺跡ツアーになりました。
この中でよかったのがシェムリアップから車で3時間、120kmも先にあるコーケー遺跡。
メインはピラミッド型の遺跡で、崩れた神殿から入りサイドに柱の立っている通路を抜け、池を過ぎると待ち構えているのが大きなピラミッド。なんともすばらしい演出なんだ!
そしてめちゃくちゃ急な階段を足を震わせながら上り、頂上に着くと辺りをぐるりと見渡せる景色。ビクビクしながら登ったせいもあるのか、達成感と開放感でとても感動しました。あまり行く人がいないようですけどオススメです。
次の日は40Kmくらい先の遺跡まで舗装されていない道を砂埃をかぶりながらトゥクトゥクでまわりました。車が通ると前が見えなくなるくらいの砂埃で僕は結膜炎に・・・。山登りもあったので、汗と砂でベトベト。
最終日に待ちに待ったアンコールワットに行きました。
アンコールワットはすごかった、それに尽きると思います。スケールもデカイし、ずーっと眺めていたいそんな気分になりました。僕達はその日、二回も見に行って楽しみました。
ラピュタを思い出させるようなベンメリア遺跡、彫刻のキレイなバンテアイ・スレイ遺跡、木のパワーを感じたタ・プローム遺跡、夕日と景色がキレイだったプノン・バケン遺跡、なんか顔だらけで不思議なバイヨン遺跡、などなど他にもたくさんありました。
僕達は三日間券で急ぎ足で回りましたが、一週間券で回っても見きれないんじゃないかと思うくらい見どころの多いところでした。
《マサヒロ》
■呑んだくれ週間inタケオゲストハウス
なんとなくたどり着いた老舗のゲストハウス『タケオゲストハウス』。
ほとんど日本人なので、出会って〜しゃべって〜飲みに行くを繰り返し続けること数日。
以前私たちよりも早いペースで駆け抜けていった旅人や、日本に帰って再び旅行に来ていた旅人と偶然再会しました。偶然ってすごい!
話がどんどん盛り上がり、うれしくなって更に酒が進むわけです。
私はお酒が強くないので、マサは毎晩酒飲み相手ができて目がキラキラ。
「ビールが、ビールが、ビールがうまい!」
「久々にバーボン飲んじゃおうかなぁ〜」
おいおい毎晩、何杯飲んでるんっすか!?しょうがない、今週は呑んだくれWEEK決定。いいよ、好きなだけ飲んでおくれ。
しかも毎日汗びっしょりになっての観光の後なので、更にビールがうまい!
3日連続でゲストハウスの門を閉められちゃいました。
このゲストハウスに泊まっていないのに、入り口の食事処に毎日のように遊びに来て長居する旅人が多い。
「どこから来たの!?ビール飲む?」とおごってくれるおっちゃんや、のんび〜り漫画を読んでいる人、テレビを観ている人など、年齢層も広いから尚更オモシロイ。盛り上がると大富豪がスタート!
私たちは当初あんまりキレイじゃないし、設備もあまりだったので遺跡巡りの後に引越しする予定が、居心地良くてそのまま8泊連続滞在。その間に何人もの日本人とおしゃべりしたことか。
あと、最近快適さを重視するあまり、宿が徐々に高級志向になりつつあったのでリセットできた感じかな。
■食べちゃったよ、ゲテモノ系
こちらシェムリアップで、遂に食べちゃいましたよ、ゲテモノ系。
まず、観光中に運転手に進められて食べた蛇の丸焼き!
ぐるぐると串刺しになっている蛇にちょっとドキドキしながら5人で食べてみました。
骨が多いのであまり食べるところはないけれど、卵と皮は結構イケル!蛇の丸焼きOK!
その夜、一緒に泊まっているみんなとご飯を食べに行く途中に、何か黒光りしたものが山積みに。
虫様です。どうしようかと考えましたが、数人が一番デカイ虫を食べるというので、私も便乗しました。
お店のおばちゃんが羽を向いてくれてハイ、どうぞ。
「うえ、ぐろ」
さすがにちょっと怖い・・・。う〜ん、でもいってしまえ!ここで食べなきゃ旅じゃない、と頭から丸かじり。思っていたほど食べられないわけでもなく、躊躇してはダメだ!と思いガツガツと完食。
あれ、マサがいないよ。
マサはやや遠くに逃げてる!ニヤニヤと笑ってる。
「タガメは食べれないよ〜。だってそれ、水ゴキブリだよ。」
ってお〜い、もう食べちゃったよ!!ゴキブリ食べちゃったよ!
その後ゲストハウスでドリアンを食べ、胃の中はカンボジア一色でした。
数日経つと小さい虫なら全然OK。あのデカイゴッキーに比べたらおつまみみたいに感じるようになりました。
《アユミ》